ニュージーランド留学中の学生より近況が届きました

ニュージーランドのオークランド大学に留学中の北島愛里さんより近況報告が届きました。(以下、本人からの報告です)

小学生の頃から高校まで通っていた英会話教室の先輩から、ワーキングホリデー制度によりニュージーランドに滞在していた話を聞いたのをきっかけに、ニュージーランドに興味を持ち始め、「もし留学するなら、自然が美しく人々の人柄もいいニュージーランドに行きたい」と思い始めました。今回の留学を通して、語学力だけではなく、新たな価値観や経験を通して人生の選択肢を広げること、人と人との関わりの大切さを学ぶことを目標にしています。

(画像:Mount Edenの上で)

こちらでは、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングのいわゆる「一般英語」を学んでいます。授業は1コマ120分あり、12時30分まで続きます。宮城学院女子大学の授業は1コマ90分だったため、こちらでの120分は少し長いと感じますが、「気づいたら終わっていた」ということがほとんどです。
クラスの人数は20名ほどですが、うち9割は日本人です。語学コース全体では、日本人が一番多く、次に韓国人や中国人、タイ人が多いようです。もちろん、これら以外の国から来ている学生もいます。先生は学生に質問をすることが多く、毎回理解できたか確認してくれます。
また、ペアワークが多く、考えをまとめる時間があることが気にいっています。授業終了後は、友人とランチをしたり街に遊びに行ったりします。また、発音練習やマオリ語を学ぶイベント、現地の学生と会話を楽しむイベントにも参加しています。

(画像:夜のSky Tower)

ホームステイ家庭で驚いたことは、就寝時間がとにかく早いことです。平日は9時には全員自分の部屋に入ります。そのためか、朝が早いです。大学までバスで1時間かかるため、毎日5時半に起床します。そろそろ私もニュージーランド人(kiwi)になれそうです。
さらに、街中の多くのカフェが午後4時には閉まることにも驚きました。日本では考えられないことです。食生活について私のステイ先では、主食はじゃがいも、パスタ、米が多いです。米はおいしいのですが、日本とは品種が異なるため、比較しないようにしています。

日本では、留学はキラキラしていて憧れるものだと思っていましたが、必ずしもすべてがその通りとは限りません。すでに述べたように、私の通っている語学コースは日本人がとても多く、建物内では日本語をよく耳にします。これにはショックでした。コースのイベントでは日本人が多いため、大学内で開催されている他のイベントへの参加やSNSの活用を通して現地の人々とつながるようにしています。
物価は予想以上に高く、ランチを外食するならば、2000円はかかります。安いランチにするならば、スーパーやコンビニで買える250円程度のソーセージパイやクロワッサンなどのパンです。そのため、スーパーでニンジンや果物、食パン、ハム、チーズなどを購入して作って持っていくようにしています。

 

まもなくニュージーランド生活も2ヶ月が過ぎます。毎日手探りしながら生活し、さまざまな経験をしています。これまでの滞在で、自分から積極的に行動することの重要性を感じました。残りのニュージー生活も悔いがないよう、目標に向かって行動していきたいです。

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(画像:グループで作った鳥の紹介ポスター)

毎年ニュージーランドでは「Bird of the Year」という鳥のコンテストが開催されており、それになぞらえて鳥を紹介するポスターをグループで作り投票します