いまこそ「みる動画」:「HALLOWEEN PARTY -プペルVer.-」(HYDE)
2021.01.07
生活文化デザイン学科 佐藤 芳治 准教授 [教員プロフィール]
都市デザイン研究室でまちづくりに関して取り組んでいます。都市の楽しさの一つは偶然何かを見つける体験。街を歩き、ふらっと立ち寄って面白いものを発見する、たまたま誰かに出会う、いつもと違う景色に気がつくなど。演劇などの舞台もまた、ロングラン公演でない限り観るまで内容はわかりません。良い作品に出会うかどうかは、作り手への信頼を前提にしつつも偶然の要素も大きい。そうした先がわからないことも含めた非日常の物語と空間の共有体験に私は惹かれます。
スマートフォンに入ってくる情報は各人への最適化と言う名の偏向が知らずに進んでいます。いまこそ、本や音楽、映像などでセレンディピティ(偶然の出会いや発見)や非日常の体験、わからない世界に触れて欲しい。
これは、映画のプロモーション用に製作されたスペシャルムービーですが、いわゆるPVの次元を超えたクオリティのため大画面(画質1080p設定)での鑑賞を推奨します。監督は、「ヘルタースケルター」や「人間失格 太宰治と3人の女たち」の蜷川実花さん。ダンスの振付けは、「登美丘高校のバブリーダンス」で脚光を浴びたakaneさんです。独特な世界観の映像をぜひどうぞ。
ダンス編はこちら。