[大学院]「人間文化学専攻の学び」をご紹介

<人間文化学専攻の学び>

大学の中庭では、藤の花が見ごろです。人間文化学専攻では、3月に2人の修了生を送り出し、新たな年度が始まりました。本年度、専攻主任をつとめる八木祐子(教授)が、人間文化学専攻の学びを紹介します。本専攻では、歴史や社会、人間活動についての認識を広げて、新たな文化創造の担い手を育成します。人間系、歴史系、社会系の3つの系列がありますが、幅広い領域の履修が可能です。

2025-05-20

人間系では、心理学などをふまえて文化の基盤としての人間のあり方を総合的に探究します。歴史系では、歴史学や美術史学などをとおして、人間文化の総合的・学際的把握をめざします。社会系では、文化人類学などを中心に、広く社会科学の諸問題について理解を深めます。

これまで、修了生が作成した修士論文のテーマの一部を紹介します。「天明から文化年間における庄内藩の肥料確保―気候対策の観点からー」「明治後半期から大正期における実業補習学校の整備主体の変容―宮城県を事例にー」「野外保育における幼児のストレス軽減効果に関する研究」「インドの月経に関する文化人類学的研究」など、様々なテーマで、修了生は学んできました。本専攻では、学びの多様さに対応する充実した教授陣をそろえています。修了生は、大学院で学んだ研究内容をいかし、企業や役所に就職しております。

本学大学院には、専攻ごとにパソコンを備えた院生室があり、TA(ティ―チング・アシスタント)給付金や修士論文給付金、長期履修制度など、学びをめぐる環境が整っています。

学部からの進学はもちろん、社会人入試もおこなっておりますので、少しでも、興味・関心のある方は、ぜひ、ご相談ください。

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