『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記』~♪
6回目の放送となります。今日のパーソナリティは、正木ゼミ3年の井深里菜です。
出身高校は宮城学院高校です。さて、今年も食欲の秋、そして何より新米のおいしい季節がやって来ましたね。新米はみずみずしくふっくらしていてご飯好きにはたまらない美味しさですよね。今日はそんな新米の季節にちなんで「好きなご飯のお供」をテーマに自己紹介させていただきます。
そして、今日一緒に番組を担当する仲間は 蒲倉真歩さんです!
そして番組のコメンテーターはお馴染み、正木先生です。
本日はこの3名でお送りします。よろしくお願いします!
今回の放送は現在コロナウイルス感染症対策のために、スタジオ、大学、学生の自宅などと遠隔でつないだ収録をしております。一部お聴きづらいところもありますが、ご了承ください。本日も元気に楽しく活動して参ります。よろしくお願いします!
≪コーナー1私たちのキャンパスライフ≫3分00秒~10分00秒
最初のコーナーは『私たちのキャンパスライフ』のコーナーです。
今回は私、蒲倉真歩が「オンラインでの臨地実習」について紹介します。
私たち食品栄養学科の学生は、管理栄養士になるために3年生になると臨地実習を行います。臨地実習とは、実習生として施設にいき、仕事を体験したり、先生方からご指導をいただくことで、管理栄養士として働くための知識や技術を身につけることを目的に行っています。本来で有れば、実習先に行き、生で管理栄養士の先生の話を聞き、体験をして学習してくる予定でした。ですが今年度は、新型コロナウィルスの感染者の急増により対面での実習が難しくなり、多くの学生が急遽オンライン上での臨地実習を行いました。今回行った臨地実習の内容は、公衆栄養学の分野です。公衆栄養学の分野の管理栄養士は主に保健所や保健福祉センターに勤めています。住民が抱える健康問題の解決に向けて企画を考えたり、栄養指導や栄養相談を行ったり、健診を行ったりと、実はさまざまな仕事をしています。
オンライン実習ということでどのように実習を行なったかというと、自宅からzoomを用いて、先生や実習生とリアルタイムで繋がって行いました。最初は1人でスーツを着てパソコンの前に座り、先生の話を聞いているのにとても違和感があり、あまり実習ぽくないなあとも思いました。ですがカメラをオンにしているため実習に参加している人たちの顔が見えたり、質問を設けたり意見を発表する場面が多くありました。ですので、自宅ではありながらも緊張感を持って取り組めるような内容で、実習の雰囲気がすぐに感じられるようになりました。
今回行った実習の内容で私が特に印象に残った2つを紹介したいと思います。
1つ目はグループワークです。対象者の身体や生活環境を読み解きながら栄養ケアの計画書をグループで考えまとめるという内容でした。このグループは機械上でランダムに分けられて、突如決められたものでした。グループを組んだ人は話したことがない知らない人でした。これだけでも緊張感があるのに、オンラインの画面上で意見交換をするのはより難しく感じました。画面上では相手の方が誰に向けて話しているのかや、話すタイミングがよく分からないし、話しづらいというのがあり、コミュニケーションを取るのにとても苦戦しました。制限時間も決められていたのでなんとか意見を出し合って一つにまとめることができました。誰が書記や進行をとったり、どの意見を採用するかなどまとめるスキルがあるかがオンラインで意見をまとめる際に鍵になってくるのであるのだろうなと体験してみて感じました。やはりオンライン上で会話することは、対面で人と会話するのとは別の空気感があり、どちらかというと私は苦手だなあと感じました。
2つ目に印象的に残った内容は事業計画を考えて発表したことです。これは、地域の健康課題を調べて、改善に繋がるような事業計画を考えるという課題でした。私の出身地は福島県の県北地域で、本来であれば福島県県北保健所を訪問する予定でした。そのために今回の事業計画では地元である福島県の県北地域の健康課題を調べて、課題に取り組みました。福島県の県北地域では、肥満傾向児出現率が全国平均を上回っているということを健康課題にあげていました。ですので、このことに着目して、子どもの肥満の改善に繋がる事業を考えました。作成した事業を発表した後に、実習生や先生からたくさん質問や意見をいただくことができました。そのことによって、自分に足りていなかった所に気づけたり、新しい考え方を身につけることができてとてもいい機会になりました。また他の実習生の発表を聞き、豊かな発想力にとても刺激をもらえました。
全体を通して、いつもと慣れない実習形態に戸惑いも多くありました。ですがこのご時世だからこそできた内容で、いい経験にもなったと思います。オンライン実習ならではの良さも感じられることができました。今回の実習で学んだことを今後生かしていきたいと思います。
今回は私、蒲倉真歩が「オンラインでの臨地実習」について紹介しました。
≪音楽タイム≫
今週ご紹介する曲は、私、蒲倉真歩の選曲で、SixTONESの「フィギュア」です。
それでは、お聞きください。
~♪~
≪コーナー2泉区いいとこ大発見 part5≫
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。
今回は、私、井深里菜が仙台市泉区大沢にある、気軽に制作体験が楽しめる「はなゆう仙台」さんをご紹介します。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、代表の大内さんにメールでの取材に協力して頂きました。以前、お店に伺った際にとても素敵な雰囲気でラジオを聞いてくださる方にぜひご紹介したいと思い、取材させて頂きました。
はなゆう仙台さんは、仙台・泉ICから車でわずか3分、スマイルホテルさんの並びにあります。また、地下鉄泉中央駅からバスで大沢2丁目で下車して行くこともできます。
こちらのお店は、制作体験、子ども会や学校、企業への出張教室も開催されています。店内ではランチをいただくことができ、陶芸やボタニカルキャンドル、ハーバリウムなどの制作体験が楽しむことができます。「仙台にはないスタイルの個性的でお洒落なお店にしたい」という大内さんの想いにもあるように、店内は木材を多く取り入れた内装でとても素敵なお店です。併設されているHANAYU CAFEは2年前から始められたそうです。はなゆう仙台さんにはお友達やカップル、ファミリーで来られる方が多く、仙台旅行のひとつのコースとして制作体験をされる方も多いそうです。
コロナ禍の現在では、お店の扉を常に解放し、除菌に加え、大型の除菌空気洗浄機も取り入れるなどして、対策が施されています。また、ランチはテイクアウトすることもできます。
カフェのランチのおすすめメニューは「チーズチキンセット」です。やわらかいチキンにまろやかなトマトソースとチーズが相まって、その美味しさにリピーターもいらっしゃいます。以前、私が訪れた際にこの「チーズチキンセット」を頂いたのですが、チキンの外はカリッと中はジューシーでとっても柔らかく、トマトソースがチキンを引き立てていて、とてもおいしかったです。またチキンの上にローズマリーが添えられており、ローズマリーの風味がふわっと香ってきてセンスの良さを感じました。ジューシーなチキンとローズマリーの相性は抜群ですよね。ランチのライスは雑穀米が使用されています。食物繊維やミネラル、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれた雑穀米がセットなのも嬉しいですよね。その他のメニューでは、ふわとろのオムライスとパンケーキの「はなゆうプレート」、ドリンクではバナナスムージーが人気です。
カフェ内では陶芸、ボタニカルキャンドル、ハーバリウムをメインにひとつの場所で様々な制作体験をすることができます。カフェの営業は、金・土・日曜日で、制作体験はご予約で随時行なっています。
このような近場で気軽に陶芸体験ができ、さらに美味しいランチも頂けてとても魅力的ですよね。
ランチで使用していたお皿やコーヒーカップも一つ一つ可愛くて温かみがあり、さらに食事が楽しくなる気がしました。私も自分好みのお気に入りの食器をぜひ作ってみたいと思いました。
はなゆう仙台代表の大内さんからは、「お客様からお洒落、食器が可愛い、美味しい、楽しいなど言っていただけます。雑貨も販売していますので、お気軽にご来店ください。はなゆう仙台のホームページ、インスタグラムもご覧ください」というメッセージをいただきました。皆さんぜひチェックしてみてくださいね。
今回取材をさせていただき、はなゆう仙台さんの魅力がとても伝わりました。前回はランチのみの利用だったため、次回伺った時には素敵な店内でランチと陶芸を楽しみたいと思います。
今回取材を快く引き受けてくださった、大内さん、大変ありがとうございました。
皆さまもぜひ素敵な店内で美味しいランチと制作体験を楽しむ、そんなひと時を味わってみませんか。
今回の「泉いいとこ大発見 part5」は「はなゆう仙台」さんを紹介いたしました。
≪コーナー3 栄養学生が教える!○○≫
栄養や健康知識を常に学んでいる私達が、新鮮な情報をお届けします。
今回は、正木ゼミ3年の森口聡子さんからの情報です。
い最近まで夏の暑い気温の中過ごしていたと感じていましたが、あっという間に季節は過ぎて10月になり本格的に秋に入ろうとしています。まだまだ温かいと感じることもありますが今は気温が下がりつつありますね。もう少しするとますます気温が下がっていくものと予想されます。実は季節の変わり目であるこれからの時期、急激な寒暖差により体にストレスがかかり、自律神経が乱れ、だるい、食欲がない、頭痛、めまいなど体調不良に陥りやすくなります。
この時期の寒暖差に負けないためには、食事に気を使うことも大切です。そこで今回は「自律神経を整える食事」についてお話していきたいと思います。
まず自律神経とは循環器や消化器、呼吸器などの活動を調節するために、自分の意志とは無関係に働いている神経です。この自律神経は暑さや寒さなどのストレスにより調子が乱れることがあります。そのため季節が変わるこれからの時期は自律神経の働きを整える食品を摂ることがおすすめです。
自律神経の乱れを改善するには、腸内環境を整えることが大切です。自律神経は消化管をはじめとする内臓を支配しています。そのため腸内環境を整えることで自律神経の働きが改善されます。腸内環境を整えるには、穀類、野菜、果物、海藻類、キノコ類等に多く含まれる食物繊維や発酵食品に多く含まれる乳酸菌の摂取がおすすめです。
もう一つはセロトニンを増やす食品です。セロトニンとは脳内で働く物質で、自律神経を整え精神を安定させる働きがあります。このセロトニンを増やすのに効果的な食品として、乳製品、バナナ、大豆製品、マグロ・かつおなどの赤身魚、卵、そばなどがあります。ちなみにごはん・パン類・麺類に多く含まれる炭水化物と一緒にこれらの食品を摂ることでセロトニンの合成が促進されます。これらの食品をバランスよく摂取することでセロトニンを増やし、自律神経の改善に役立てることができます。
その他にもトマトやナスに多く含まれるGABAというアミノ酸の一種も自律神経を整える働きを持ちますので、積極的に摂りましょう。
次に季節の変わり目である今の時期の体調管理にお勧めしたい秋の食材についてお話していきます。
そこでおすすめする食品はさつまいもです。さつまいもは秋から冬が旬で、まさに今の時期にぴったりな食べ物と言えます。食物線維がたくさん含まれており、腸内環境の改善に効果があります。また、セロトニンの合成を促進するビタミンB6という栄養素も多く含まれており、セロトニン合成に効果的です。さらに、さつまいもはビタミンCも豊富に含んでおり、ストレス緩和の効果もあります。同じく秋が旬のイモ類である里芋も食物繊維を多く含んでおり、おすすめです。しめじ、しいたけなどのキノコ類やごぼうも秋が旬であり、積極的に食べていきましょう。
また、セロトニンを増やす食品としては大豆もお勧めします。国産大豆は秋から冬が旬ですので、今の季節からの食べ物と言えるでしょう。
また、これらの食品以外にもぜひ多くの秋の食品や、体調管理によい食品を食べてみてください。
最後になりますが、これらの食品以外にも様々な食品をバランスよく食べることが体調管理には大切です。また、食事以外にも十分な睡眠、適度な運動を行うことが自律神経を整え、体調改善に効果的です。この時期は健康的な生活を心掛け、体調管理に努めましょう。
今回の「栄養学生が教える!○○」は森口聡子さんに「自律神経を整える食事」について教えていただきました。
情報の参考にしたアドレスです。
1)秋の体調不良について
秋に体調を崩しやすくなるのはなぜ? 体調不良の理由と健康管理!|株式会社シグマスタッフ (sigma-staff.co.jp)
2)自律神経の改善について
憂うつな気持ちもスッキリ!な食事法とは?! | 健康づくりかわら版 (/jpm1960.org)
3)セロトニンを増やす食品の参考
コラム詳細 | サンドラッググループ お客様サイト (sundrug.co.jp)
本日は、蒲倉真歩さん、コメンテーターは正木先生、パーソナリティは井深里菜でお送りしました。