2021年02月15日放送 19回

 

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放送音源
19回目の放送となります。今日のパーソナリティは、正木ゼミ3年の松木詩歩です。
出身高校は山形県立米沢興譲館高校です。よろしくお願いします。
さて、我々宮学生は春休みに入りました。来年度に向けた就職活動など始まってきますが、「この春休み中にやりたいこと」をテーマに自己紹介させていただきます。

百々美潮さんと横山さんの3名でお送りします。
今回の放送も現在はコロナウイルス感染症対策のために、スタジオ、大学、学生の自宅などと遠隔で繋いだ収録をしております。一部お聴きづらいところもありますが、ご了承ください。本日も元気に楽しく活動して参ります。よろしくお願いします!
≪コーナー1私たちのキャンパスライフ≫
今回は私、百々美潮が「自主活動団体 楽食プロジェクト」について紹介します。

「楽食プロジェクト」は、楽しいという漢字に食事の食で楽食プロジェクトです。
学生自身が学食メニューの提案、試作、試食、販売促進を行う自主活動団体です。
名前の通り、皆に、そして自分たちも食事を楽しむことを意識したプロジェクトとなっています。
学生食堂にて年に5~6回ほど期間限定のフェアを開催し、そこで自分たちが考えた学食メニューを提供しています。

1.2年生が主体となり活動しており、活動メンバーに学科の制限等はありませんが、やはり食に関心が高い食品栄養学科の学生が多いと言えます。私は昨年プロジェクトの代表を務めていました。

ここからは楽食プロジェクトの活動をお話したいと思います。まず年度初めに2年生のメンバーで年間のフェア企画を計画します。昨年度人気だったフェアや、季節に合わせたフェアを企画します。例年人気のフェアとしてチーズフェアや激辛フェアがあります。チーズフェアではトマトベースのスープにたっぷりのチーズが入ったトマトチーズラーメンや角切りのチーズとアボカドがマッチしたチーズアボカド丼、学生人気の高いレアチーズケーキが、激辛フェアではトッポギやスンドゥブなどの辛い料理に辛さレベルをつけ提供し、完売するメニューも出るほど盛況を頂きました。また、年度初めの企画ではおおよその開催月とフェアごとの担当者も決めます。フェアの開催月付近になったら食堂の職員さんと打ち合わせをし、日程の詳細を決め、それに伴いレシピの提出日や試作・試食日も確定します。

そして、活動のメインであるレシピ提案、試作・試食です。レシピ提案の重要なポイントとして、食堂の職員さんたちが思い浮かばないようなメニューや学生のニーズに応えられるようなメニューのレシピを提案することがあります。
レシピが集まったら、食堂の職員さんと打ち合わせをし、価格的に提供が可能かや、大量調理が可能であるかの確認をして、候補となるレシピを決めます。
その後試作を行うのですが、試作は、実際に学生食堂の厨房をお借りして行います。日常では使わないサイズの鍋やボウル、業務用のフライヤーやスチームオーブンなどを使うため、毎回わくわくドキドキしてしまいます。フェア当日に調理するのは、食堂の職員さん達であるため、試作の過程で、工程がややこしくないか、円滑に調理できるかの確認もしています。試作が終わると、それをみんなで食べて意見を出し合う試食会があります。おいしいかどうかはもちろんのこと、食べてみて改良した方がいい部分や、盛りつけについても議論します。
そして使う食材やボリュームを見て価格を決定します。
価格が決まったら、次は価格表やポップの作成です。学生の目を惹くものにできるようそれぞれが工夫を重ねます。
昨年度はフェアの際、実際に食べた方の感想を聞きたいという思いから、アンケートも実施していました。頂いた意見を次のフェアに活かすなど有効に活用できたと思っています。

このような活動を行っている「楽食プロジェクト」ですがコロナ禍の影響で食堂の運営形態が大きく変わったこともあり、今年度は思うように活動できていないのが現状です。学生が食堂メニューの提案から試作・試食までを担当するという経験はとても貴重なものであるとともに、やりがいを感じる活動でもあるため、早く元のように活動できる日が来ることを願っています。

今回は、百々美潮が「自主活動団体 楽食プロジェクト」について紹介しました。

≪音楽タイム≫
今週ご紹介する曲は、私、百々美潮の選曲で、Snow Manの「Big Bang Sweet」です。
それでは、お聞きください。
~♪~

≪コーナー2泉区いいとこ大発見 part4≫
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。

今回は、私、百々美潮が担当させていただきます。よろしくお願いします。
私が紹介するのは泉区高森にある「FLAT WHITE COFFEE FACTORY」さんです。仙台荒井や、福島にも展開し、3月には長町にも新店をオープンするというこちらのお店は、泉店が本店となります。
以前訪れたことがあり、おいしさと雰囲気の良さに虜になったのですが、今回はコロナウイルス感染予防のため、メールでの取材をお願いし、快く引き受けていただきました。

FLAT WHITE COFFEE FACTORY泉店さんは泉ICより車で7分程度の場所にあります。真っ黒な壁に白い文字でFLAT WHITE COFFEE FACTORYと書かれた外観は、周りの住宅街とは少し違った雰囲気で一気に興味を惹かれます。駐車場もあるため、車で訪れることも可能です。

店内に入ると二階建てになっており、天井が高く広々、ゆったりとした空間が広がっています。コーヒーに関する様々なマシーンも置かれており、注文前からコーヒーに対するこだわりが伝わってきます。

お店のコンセプトは「本物を届けよう!」でコーヒーの本質を追い求めているとのことでした。
本当に美味しいコーヒーを伝えることにこだわりを持ち、お客さんに自社焙煎所として美味しいコーヒーを楽しんでいただくことはもちろん、コーヒーの魅力を伝えられるお店であることを大切にされているそうです。

ドリンクメニューは非常に豊富で、様々な種類のコーヒーはもちろん、コーヒー以外のメニューも充実しているため、コーヒーが飲めない方でも楽しめます。おすすめは店名でもある「フラットホワイト」 フラットホワイトとはオーストラリアやニュージーランドでは一般的なエスプレッソベースのコーヒーです。キメ細やかなスチームミルクの甘味とエスプレッソの苦味が絡み合う逸品で日本ではまだ認知度が低いこのドリンクを楽しんでほしいことがおすすめのポイントです。

また、ドリンクだけでなくフードメニューも充実しています。
おすすめはエッグベネディクトで、姉妹店のパン屋さん「KERIKERI」で作られたイングリッシュマフィンの上にベーコンやサーモン、アボカドが乗っており、さらにその上にポーチドエッグが乗り、半熟の黄身が絡み合う逸品です。私がお伺いしたときは、ベーコンエッグベネディクトを頂きましたが、イングリッシュマフィン、ほうれん草、ベーコンにポーチドエッグ、ソースが絶妙に絡み合い、口の中に幸せが広がる最高の一品でした。
また、フレンチトーストもおすすめで、こちらも姉妹店「KERIKERI」のフランスパンを使用したボリューミーな一品で、フレンチトーストにベーコンと焼きバナナ、たっぷりのメープルソースをかけた甘じょっぱさが癖になるとのことでした。この紹介だけでもとても気になる一品ですよね。次回お伺いしたときはぜひ食べてみたいと思います。
私がお伺いした際は、エッグベネディクト以外にキッシュとチーズケーキを頂きました。キッシュはサクサクのパイ生地と卵のふわふわ感がマッチしていて、優しい味にほっとする一品です。チーズケーキは程よい甘さと濃厚さに大満足の一品でした。

さて、ここまでの紹介でFLAT WHITE COFFEE FACTORYさんに興味を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、コロナ禍で少し不安かもという気持ちもありますよね。そこで、コロナウイルス感染対策についてもお伺いしました。まず、テイクアウトの商品を増やしているとのことです。これでおうちでもFLAT WHITE COFFEE FACTORYさんの美味しいメニューを味わえますね。また、店内での対策として、スタッフの方々のマスクの着用、アルコール消毒の徹底はもちろんのこと、店内の定期換気、テーブルや椅子・扉などの触れる部分を消毒・ソーシャルディスタンスを測り接客すること、客席の間隔を広めにとるなどの措置が挙げられるそうです。他にも、お客さんに来店時のアルコール消毒とマスクの着用をお願いするなど、徹底した対策が行われていると感じました。
また、ネットショップも展開しているため、どうしても外出がためらわれるという方や遠方にお住まいの方にギフトとして送りたい方はこちらもお勧めです。ぜひ検索してみてください。自宅で過ごす時間が増えている方も多いでしょうし、家でのリフレッシュにFLAT WHITE COFFEE FACTORYのコーヒーはぴったりですね。

そして、最後にお店のPRをお願いしたので、ご紹介します。
フラットホワイトコーヒーファクトリー仙台泉店は今年で8年目を迎えます。
本店としてまた自社焙煎のお店としてコーヒーのおもしろさを伝えられる地域に根差した、そして東北をコーヒーで盛り上げていけるコーヒー屋さんとしてこれからも元気に営業をして参ります。
「皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。」とのことです。

私が伺った際は、カフェを利用する方以外に、コーヒー豆を購入しにくる方もいらっしゃいました。そういった方には店員さんがおすすめの豆やその豆のこだわり、おすすめのポイントを丁寧に紹介していらっしゃり、コーヒーの魅力を伝えたい、東北をコーヒーで盛り上げたいという熱い気持ちが伝わってきました。

快く取材をお引き受けいただきました、FLAT WHITE COFFEE FACTORYさん、ありがとうございました。

皆さんもぜひ、美味しい食事と熱い思いが込められたコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。

今回の「泉区いいとこ大発見 part4」は、「FLAT WHITE COFFEE FACTORY」さんについて、紹介いたしました。
≪コーナー3 栄養学生が教える!○○≫
さて、本日最後のコーナーは『栄養学生が教える!○○』のコーナーです。
このコーナーでは、栄養や健康知識を常に学んでいる私達が、新鮮な情報をお届けします。
今回は正木ゼミ3年の遠藤瑠衣さんからの情報です。

もう2月も後半に差し掛かり、大学生は春休みに入っている学生さんも多いと思います。コロナウイルスの対策もあり、家で時間を過ごす時間が増えているのではないでしょうか。そうすると、必然的に間食を取る機会が増えてきませんか?私の場合、なんかちょっと小腹空いたなあと思うと、お菓子に手を付けてしまいます。でも、そんなに動かないし、こんなにカロリーとっても大丈夫なのかあと不安になることがあります。お年頃の女性なら体重を気にしている方も多いのではないでしょうか。今日はそんな中でも間食におすすめの食品、ナッツ類について、紹介していきたいと思います!

なぜナッツ類がよいかということについて、3つの観点からご説明します。おすすめポイント一つ目は、便秘解消・腸内環境を整える効果があるということです。ナッツには、食物繊維が多く含まれています。腸内環境が乱れると肥満ホルモンの分泌に繋がって脂肪がつきやすくなるため、食物繊維によって腸内環境を整えることで、便秘やぽっこりお腹の解消に役立ちます。ナッツ類といっても、いろんな種類のナッツがありますが、一番食物繊維が多く含まれているのはどのナッツだと思いますか?

一番多く食物繊維が含まれているナッツは、アーモンドです!食物繊維が多いイメージのあるごぼうの約2倍も食物繊維が含まれています。アーモンドには、若返りビタミンと呼ばれるビタミンEも豊富です。ビタミンEはお肌のしわやたるみ、血管の老化を引き起こす物質を減少させる効果があります。お肌にも良いなんて、女性に味方の食べ物ですね!ちなみに、ピスタチオやクルミも食物繊維が多いため、おすすめですよ♪

おすすめポイント2つ目は、代謝促進効果があることです。ナッツ類に含まれているビタミン類は代謝を促進する効果があります。特にビタミンB2は脂質や糖質をエネルギーに変える働きをサポートしてくれます。余計な脂肪をため込まない痩せやすい身体づくりに繋がります。

おすすめポイント3つ目は、脂肪燃焼をサポートする効果があることです。ナッツ類には、n-3系不飽和脂肪酸という良質な脂が含まれています。特にくるみに多く含まれています。油というと敬遠しがちですが、不飽和脂肪酸は血糖値の上昇を抑えたり、新陳代謝のスピードを上げたりと、ダイエットの味方になる油です。また適度な脂質を含むことで、満足感も得やすくなります。さらに肌の乾燥防止にも効果があり、潤いのある美肌の維持にも役に立つ女性にとってうれしい脂質です。

ここまで、ナッツ類のおすすめポイントについて紹介してきました。でも、ナッツってカロリー高そう、一日どれぐらい食べてもいいの?どのナッツを食べるべき?といろんな疑問があると思います。ここからは、おすすめの食べ方についてお話していきたいと思います。

ナッツと一言で言っても、アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、マカダミアナッツ、くるみといろんな種類がありますよね。種類によって、味や食感が異なりますが、どれも良質な脂質を含むため、自分の好みで選んでOKです!バランスよく摂取するには、いろんな種類が入ったミックスナッツがおすすめです♪ただし選ぶ時の注意として、スナックやフルーツなどのナッツ以外が入ったものではなく、ナッツだけのものを選びましょう。また、味付けがされていない素焼きのものがなおよいです。味付けされているものだと、添加物や塩分、体に良くない油などが使用されている可能性があるため、おすすめはできません。もし味に物足りなさを感じたら、岩塩やブラックペッパーを少し振って食べるとおいしく食べられます。ナッツの中ではくるみがおすすめです。これまで紹介してきたようにビタミンやミネラルなど栄養成分が豊富に含まれています。「カルフォルニアくるみ協会」によると、食欲を抑える脳の働きを活発にすることや、糖尿病の発症を抑えること、腸の中の善玉菌を増やすことなどが研究で明らかになっています。
しかし、ナッツの栄養価は高いですが、その分カロリーも高いので、一日の目安として、大体10~25粒程度、片手のひらに乗る程度がよいと思います。

今回はナッツ類について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?間食を取る際、ぜひ参考にしてみてください!毎日バランスの取れた食事を3食取ること、適度な運動、十分な睡眠といった規則正しい生活習慣があってこその間食だと思います。正しい生活習慣を送りつつ、間食を取って、食に楽しみを作っていきましょう。

今回は正木ゼミ3年遠藤瑠衣さんに「ナッツ類」について教えていただきました。