2020年10月26日放送 3回

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放送音源

3回目を担当します今日のパーソナリティは、正木ゼミ4年の鈴木美羽です。
出身高校は富谷高校です。今日は「秋といえば、何の秋?」をテーマに自己紹介させていただきます。

そして、今日一緒に番組を担当する仲間はこの方です!
3年生の菖蒲繭子さんです。コメンテーターはお馴染み、正木先生です。

本日はこの3名でお送りします。よろしくお願いします!

≪コーナー1私たちのキャンパスライフ≫
今回は、私、菖蒲繭子が「健康情報の正しい捉え方」について紹介します。
前回は稲刈りのお話をしました。今回は一転して科学的な健康情報のお話をしていきます。
正木ゼミ3年生の前期の活動では「世に出回っている健康情報をそのもととなる論文から科学的な根拠をもとに考察してみる」という活動を行っていました。今回はこのテーマを担当させていただく菖蒲が前期に取り組んできた「健康情報の正しい捉え方」についてお話していきたいと思います。

その前に、前期のゼミ活動がどのように行われていたか少しお話します。

この四月に大学3年生になり、正木ゼミに所属が決まり、大学でのゼミ活動を心待ちにしていた矢先、コロナウイルスの流行により、対面でのゼミ活動ができませんでした。

私たち3年生の初めてのゼミ活動は、最近話題のWEB会議ツールの1つであるZOOMを用いた遠隔によるパソコンの画面越しで始まりました。

同じゼミに決まった仲間や先輩方の顔、名前も分からずに始まったゼミ活動には少し不安な面もありましたが、正木先生に毎回提示していただく健康情報の話題をみんなで議論することは面白く、新しいコミュニケーションツールでのディスカッションはとても良い刺激になりました。
正木先生、楽しく学びの深いゼミ活動を、ありがとうございます。

それでは、コーナーの本題に入りますが、皆さんは日経ヘルスという女性向けの健康雑誌をご存知でしょうか?
この雑誌は毎月、生活に密着した記事が掲載され食に関する健康情報が一般の方向けに紹介されています。私は、2019年の6月の記事「体重の減量には朝食の摂取は逆効果かもしれない」といった記事をさらに読みといていくことにしました。

「お相撲さんは体重を増やすために朝食を食べない」なんてお話どこかで聞いたことはありませんか?

私は、幼いころから母に朝ごはんを食べないとお相撲さんになるよと言われていました。この記事の題名を聞いたとき、朝食抜きの食生活が健康状態に悪い影響をもたらす、というイメージが強くあり、栄養学を学んでいる身としてとても興味深い記事でした。
今、ラジオをお聞きの皆さんもそう感じた方、多いのではないでしょうか。

そこで、この記事の論文をたどり、どのような研究をして「体重の減量には朝食の摂取は逆効果かもしれない」といった結果にありつけたのか見ていきました。
朝食を摂取したグループと朝食を摂取しないグループで体重と1日の総エネルギー量の変化を比較した実験をアメリカ、イギリス、日本で行いました。
データの解析の結果、朝食を摂らなかったグループの方が体重は平均で0.44kg少なく、1日の総エネルギー摂取量も平均で259.79キロカロリー少なかったことが分かりました。
研究者は、朝食を摂取することは体重の減量には逆効果かもしれないと結論付けましたが、調査期間が短いことからさらに検討が必要ではあるとのことでした。

私が今回伝えたいことは、健康情報との付き合い方です。
特に食に関する研究結果は、注意して解釈されるべきだと感じます。この場合、調査期間を延長したいからと言って、朝食を摂らないグループにしばらく朝食を摂らないでくださいなんて言えませんよね。

少し難しいお話になってしまったかもしれません。

私は将来管理栄養士の国家資格を目指す身としても、はっきりしていない研究結果をあたかもそのようだと言い切る記事が想像より多く世に出回っているのではないかと思うと情報の取り扱いには十分に気を付けるべきだと感じました。
でも、もしこの研究がもっと進んで明るみに出た場合、効率の良いダイエットなどに応用できるかもしれないと思うと面白いお話だと感じました。

皆さんはすぐに記事や広告の情報を信じてしまうタイプですか?
情報の出所を突き止めて,それを読むことが大切だと思いました。
今日は、ここまでです。次回の「私たちのキャンパスライフ」のコーナーもお楽しみください

ありがとうございます。今回の「私たちのキャンパスライフ」は「健康情報の正しい捉え方」について、菖蒲繭子さんに紹介してもらいました。
≪音楽タイム≫
ここで一曲お届けします。
ラジオをお聞きのみなさんは、うれしいとき、悲しいとき、どんな音楽を聴きたくなりますか?
この番組では毎週、女子大生目線で心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、私、菖蒲繭子の選曲で、サザンオールスターズさんの「東京victory」です。
~♪~
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!

≪コーナー2泉区いいとこ大発見 part4≫
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。
今回は、私鈴木美羽が担当させていただきます。よろしくお願いします。

今回は、仙台市泉区長命ヶ丘 ブランチ仙台WESTにございます「bake &deli ひつじや」さんを取材させて頂きました。
ひつじやさんは、産婦人科のクリニックのカフェから派生したお店であり、
デリカテッセンだそうです。

デリカテッセンとは、サンドイッチや洋風のお惣菜を売る飲食店の事で、ひつじやさんは、フランス料理のデリカテッセンです。
この、ひつじやさんの名前の由来は、産婦人科に絡めて、marryという英語から来ています。

お料理のこだわりは、以前産婦人科にお勤めだったこともあり、安全で体に優しい・新鮮で良質な食材という観点にこだわり、化学調味料を使わない、素材の味を楽しめるお料理やスイーツを手掛けています。スイーツも、白いお砂糖を使わずてんさい糖やきび砂糖を使用しているそうです。

そんなひつじやさんのメインメニューは、ハーブ、オリエンタル風味の2種類のローストチキンや、パテドカンパーニュとなっています。
スイーツも手がける、店長さんの自信作は、すだちのチーズケーキだそうです。
また、ひつじ屋さんの人気メニューは、ドリアボックス、ディッシュボックス、ワインのアテボックスという3種類のボックス。いろいろなものを少しずつ食べれる、この、3種類のボックスが人気があるそうです。(3種のボックスの感想を聞くかもしれません)
季節のメニューで、はちみつとエメンタルチーズを使用した、かぼちゃのキッシュもご用意しています。はちみつ入りで少し甘めな珍しいキッシュとなっています。

店長さんは、女性の好きなものを取り入れることに着目し、料理やスイーツ以外にも、スムージーや、バナナジュース、レモネードなども、食事と一緒に楽しめるようにと考え、ご用意しています。
ケータリングや、ホームパーティーにも、うってつけのお店でした!
お近くに住んでる方や、泉区民の方は是非一度、足を運んでみて頂きたいです。
今回取材を快く引き受けてくださった、総料理長の織田さん、店長でパティシエの石川さん、ありがとうございました。
今回の「泉区いいとこ大発見 part4」は、「ひつじや」さんについて、私鈴木美羽がご紹介させていただきました。

≪コーナー3 栄養学生が教える!〇〇≫
さて、本日最後のコーナーは「栄養学生が教える!〇〇」のコーナーです。
本日は4年の三浦京乃さんから「栄養学生が教える!肌荒れ改善におすすめのコンビニで手軽に買える美肌食材!」を教えて頂きました。
最近では、マスクが欠かせない日常となっていますが、マスクによる摩擦などによって肌荒れが起こってしまうなんて人もいるのではないでしょうか?

私たちの体は、日々口にするものによってつくられています。肌ももちろん例外ではなく、健やかな肌を保つためには栄養バランスのとれた食生活も大切です。そこで、今回はコンビニで手軽に買える美肌食材について紹介します。

毎日バランスのよい食事がとれればベストですが、忙しくて料理をする時間がない、という方も多いかもしれません。そんなとき、コンビニで手軽に購入できる食材なら、日々の生活にも取り入れやすいのではないでしょうか。

まず、一つ目はヨーグルトです。ビタミンB群が含まれているヨーグルトは、新陳代謝を促し、肌の再生を助けてくれます。また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には整腸作用もあるため、便秘解消にも役立ちます。コンビニではカロリー控えめのプレーンヨーグルトや、デザート感覚で楽しめるフルーツヨーグルト、タンパク質が豊富に含まれているギリシャヨーグルト、脂肪分を抑えた低脂肪ヨーグルトなどが手に入ります。

二つ目は大豆製品です。大豆製品にはタンパク質が多く含まれています。またビタミンB群の働きにより、肌の新陳代謝を助けてくれます。「サラダは豆腐入りのものを選ぶ」「おにぎりではなく納豆巻きを選ぶ」などの方法で取り入れてみるとよいでしょう。

最後は野菜ジュースです。厚生労働省が推奨する1日に必要な野菜の量は350gとされていますが、これだけの量の野菜を毎日摂取するのは難しいものです。実際、日本人の平均的な野菜摂取量は295g程度で、健康的な肌づくりに欠かせないビタミンやミネラルが不足しがちです。これらの栄養素を手軽に補うには野菜ジュースがおすすめです。どんな栄養素がどのくらい含まれているかはパッケージで確認し、栄養補助として役立ててください。
健やかな肌を育むためにはスキンケアだけでなく、栄養バランスの取れた食事も大切です。今回紹介した栄養素は現代人に不足しがちなものばかりですが、コンビニで購入できる食材で補うこともできます。便利なコンビニ食材を取り入れることで、食生活を見直してみましょう。
今回は三浦京乃さんに「栄養学生が教える!肌荒れ改善におすすめのコンビニで手軽に買える美肌食材!」について教えてもらいました。

本日は、菖蒲繭子さん、コメンテーターは正木先生、メインパーソナリティは鈴木美羽でお送りしました。
「栄養学生が教える!〇〇」は、4年の三浦京乃さんに教えて頂きました。ありがとうございます。

『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』