2019年12月02日放送 26回最終回

 

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放送音源です。画面は切り替わります。

今年のラジオは今日が最終回となります。食や健康にかかわる情報に加え、私たちのキャンパスライフも紹介していきました。堅苦しくない、わかりやすい女子大生が作る教養番組はいかがでしたでしょうか。

最終回を担当します今日のメインパーソナリティは正木ゼミ3年の山崎静流です。出身高校は秋田県角館高校です。12月に入り一気にクリスマスムードになってきましたね。さて、今回は 「思い出に残っているクリスマスプレゼント」をテーマに自己紹介させていただきます。本日は、3年の赤平さんと鈴木さん、そして3年の私、山崎静流の学生3名でお送りします。

最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。

鈴木さんに「クリスマス・チャペルコンサート」について紹介してもらいます。
よろしくお願いいたします。
今回は「クリスマス・チャペルコンサート」についてお話しさせて頂きます。
宮城学院では、クリスマスを待つアドヴェントの期間に、数々のクリスマス行事を行っています。その中の一つにクリスマス・チャペルコンサートという催しがあります。こちらは、宮城学院と地域の皆様が一緒に、クリスマスの感謝と喜びを分かち合いたいという想いのもと生まれた行事です。毎年行われており、フルートやクラリネット、バイオリンなどの洋楽器での優雅な演奏を、美しいチャペルで味わうことができる、クリスマスの始めに欠かせない行事です。

Q 皆さんは、クリスマスの時期に音楽を聞く習慣はありますか?
クリスマス音楽は、もともと、イエス・キリストの誕生日を祝う「クリスマス」の時期に、お祝いとして歌われることが始まりの音楽です。
そんなクリスマス音楽ですが、今では世界中でたくさんのクリスマスソングが誕生し、誰にでも身近な存在となっています。
クリスマスの時期が訪れると、様々な場所で歌われ楽しまれる素敵な文化へ変化しました。
日本のJ-POPでも、多数のクリスマスにちなんだ音楽が生まれています。
そのため私たちは、日本のクリスマスソングは耳慣れていますが、本来のクリスマス音楽の楽しみ方は、まだ経験したことのない人がほとんどかもしれません。
そんな私たちにとって、伝統のあるクリスマス音楽を、普段あまり触れ合うことのできない洋楽器と共に楽しむことができる、その行事が、クリスマス・チャペルコンサートです

私は、5歳の頃からピアノを習っていました。
ピアノはクラシック音楽がほとんどなので、あまり私生活では馴染みの無い音楽でしたが、そのためか、練習しているときはいつも心が落ち着き、リラックスした気持ちで満たされていました。
小さい頃から、そのような音楽に触れる経験ができたことを心から感謝しています。そして、今でも大切な音楽として、急いでしまったときなどの息抜きに聴いては、自身の生活の癒しにしています。
今回ご紹介させていただいている、クリスマス・チャペルコンサートでは、私がピアノに触れるたび感じていたあの素敵な感覚を、心の底から体感していただけると思います。
クリスマスは、サンタクロースからプレゼントをもらったり、クリスマスにちなんだご馳走とクリスマスケーキを食したり、素敵な催しが盛りだくさんですが、そこにもう一つ、クリスマス音楽を加えてみてはどうでしょうか。
そしてそれは、ぜひ、宮城学院でお楽しみください。
贅沢な演奏と共に、普段味わうことのできない神聖な音楽で、いつもとは一味違うクリスマスを楽しむことができると思います。
同じクリスマスのイベントとして、「クリスマスマーケット」も宮城学院で開催されます。
クリスマスマーケットとは、クリスマスまでの4週間、ドイツを中心に開催されるイベントです。そんな本場のクリスマスマーケットを再現した、宮城学院ならではのイベントとなっています。今回は、BRANCH仙台で行われるクリスマスマーケットの会場へも行き来できる、無料シャトルバスも運行するそうです。 合わせてこちらもお楽しみ下さい。

以上、「私たちのキャンパスライフ」、鈴木さんに「クリスマス・チャペルコンサート」について紹介してもらいました。
≪音楽タイム≫
~♪~

「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナーです。
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。今回は3年の赤平りほこさんに紹介してもらいます。よろしくお願いいたします。

今回は泉区の南中山にあります、「ナガノベーカリー」というパン屋さんをレポートさせて頂きます。私はパンが大好きで、母とお出かけする時には、近くのパン屋さんを調べ、そこに寄り道することがよくあります。そこで今回は、泉区に住んでいる友だちも気になっていたという、ナガノベーカリーにお邪魔してきました。
今年の、このコーナーではパン屋さんの紹介が多いですね。
それだけ皆さんパンが好きということでしょうか。私の周りのパンが好きな人に話を聞いてみると「ご飯は何かおかずが欲しいが、パンだと単体でも食べられるから」という意見がありました。確かに忙しい朝に食べるとしたら、惣菜パンなどはそれ単体でも食べられるので楽ですね。

それでは早速ナガノベーカリーをレポートしていきます。
外観はカントリー調で可愛らしく、赤いドアが印象的でした。店内に入ってみるとパン屋さんには珍しいショーケースがあり、そこにおいしそうなパンが種類豊富に並べられていました。木を基調としたデザインで温かみのある作りになっていました。現在はご夫婦で営業されています。
取材に伺った際、ご夫婦のやり取りを見ていると、とても仲が良く、明るいご夫婦といった印象を受けました。

こちらのナガノベーカリーの歴史は長く、最初は店長の祖父に当たる方が東京の赤坂に1948年にオープンしたのが始まりです。
当初はご夫婦も赤坂のナガノベーカリーで働いていましたが、自分たちのお店を構えたいと思い、泉区の現在の場所に「クルミベーカリー」として2003年にお店をオープンさせました。その後、赤坂のナガノベーカリーが老朽化に伴い、閉店することになりましたが、ご夫婦の名前を受け継ぎたいという思いがあり、2年前の2017年、泉区に「ナガノベーカリー」として改装オープンをしました。
「町のパン屋さん」というお店のあり方にこだわっているそうです。
小麦粉やバターといった材料選びにもこだわっており、自分たちで美味しいと思えるパンを前提として作っているそうです。また、一つのパンの種類にこだわらず、食パンやサンドイッチ、菓子パンなど、種類豊富にそろえることにも力を入れているそうです。人気メニューは食パンやサンドイッチだそうです。サンドイッチは生ハムを挟んでいるものや根菜を挟んでいるものなど多くの種類があり、どれもおいしそうでした。
また、看板メニューはフルーツサンドだそうです。こちらは奥様がフルーツなどにこだわって作っているそうです。この話を聞いて食べてみたいなと思ったのですが、私が行った時にはすでに売り切れていました。
私は午後1時くらいに伺ったのですが、その時点で先ほどのフルーツサンドもそうですが、売り切れている商品がいくつもありました。
また、土日の朝は朝食として買いに来る方も多く、休日は朝から人気のパン屋さんらしいです。そこで、ねらい目の時間をうかがうと、平日の午前9時、10時くらいはパンの種類がそろっており、おすすめと教えていただきました。また、予約もできるみたいです。行こうと思っている方、ぜひ参考にしてみてください。

せっかく来たからと思い、パンオショコラとクロワッサンをいただきました。
パンオショコラはチョコがたくさん入っていておいしかったです。
クロワッサンは食べようとしたときには冷めてしまっていたのですが、それでもサクサクしており、いい匂いもしてこちらもおいしかったです。私自身、また行きたいと思うパン屋さんでした。
今回レポートさせていただいたナガノベーカリーの営業時間は7時から18時で、パンがなくなり次第、営業終了となります。また、定休日は月曜日になります。駐車場は3台あります。
バスで行く場合は仙台市営バスの南中山3丁目で降りればすぐです。
赤いドアが目印のお店です。
気になった方は、ナガノベーカリーのインスタグラムやツイッター、フェイスブックのアカウントがあるので、そちらもチェックしてみてください。
最後になりますが、お忙しい中、取材を快く引き受けてくださり、ありがとうございました。
以上、「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナー。今回は3年の赤平りほこさんに「ナガノベーカリー」について紹介してもらいました。

 

続いては「解決!なんでもアンサー」のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は私山崎静流がご紹介します。よろしくお願いします。
今回は、ペンネームサンタさんから、「もう少しでクリスマスになりますが日本はいつからクリスマスが始まったのでしょうか、またクリスマスに食べる料理についても教えてほしいです」という質問をいただきました。
Q皆さんクリスマスが日本に伝わったのはいつ頃だと思いますか?
日本にキリスト教が伝わってから?となんとなく予測がつきますが詳しく知っている人は少ないですよね。それに、日本ではクリスマスといったら当たり前のようにチキンやケーキが食卓に並びますがこの文化の始まりについてはあまり知られていません。日本のクリスマスの始まりは1522年だと言われています。カトリック教会の宣教師らが日本人の信者を招いて聖人や偉人などの誕生日を祝うミサを行ったのが日本で始めてのクリスマスと言われています。行われた場所は現在の山口県です。日本のクリスマスが山口県発祥だったなんて、なんだか意外ですよね!それを記念して現在山口県では「日本のクリスマスは山口から」というイベントを開催しているんです。
こうしてクリスマスが祝われましたが江戸幕府がキリスト教を禁止したことで日本のクリスマスは根付かずにいました。日本でクリスマスを受け入れ始めたのは明治になってからです。老舗の「明治屋」さんが店頭に大きなクリスマスツリーを飾ったことで多くの人に広まりました。
昭和になってからは多くの飲食店でクリスマス料理の献立を用意しその店員は仮装をして客を迎えたそうです。新聞にも取り上げられたそうですね。太平洋戦争のさなかは英語が禁止され欧米風の祭りも慎まれましたが、クリスマスツリーの写真が残されており、クリスマスを厳しく禁止したわけではないようです。
さて、続いてはクリスマスに食べる料理についてお話していきます。
Q皆さんクリスマスに食べる料理といえばなんですか?
クリスマスにはチキンやケーキを食べるかたも多いと思います。日本にクリスマスが広まってきた頃、「クリスマスには七面鳥を食べる」という認識は人々の中にありましたが、当時の日本にとって七面鳥を買うのは難しかったようです。そんな中、1970年代に日本に上陸したケンタッキーが「クリスマスにはチキンを食べよう」という広告を掲げてチキンを売り始めたことをきっかけに、日本の「クリスマスにはチキンを食べる」という風習が根付きました。
また、クリスマスに生クリームの乗ったデコレーションケーキを食べるのは日本だけなんです。「不二家」が初めてデコレーションケーキをクリスマスケーキとして販売し始めたのをきっかけに日本のクリスマスケーキが広まっていったようです。海外では、国によってケーキを食べる有無や種類は様々ですが、クリスマス感を表現した可愛らしいデコレーションケーキは日本特有なんですね。
海外ではどんなクリスマス料理が食べられているのでしょうか?イギリスはナッツやドライフルーツを詰め込んだミンスパイ。フィリピンはどの料理よりパスタが優先されるそうです。クリスマス=パスタなんですね。アメリカはデビルズフードケーキがありますね。あまりの美味しさに罪作りといわれたことが始まりだそうです。
いかがでしたか?今年のクリスマスは海外も意識してみてはいかがでしょうか。皆さん楽しいクリスマスをお過ごしください。
以上、「解決!なんでもアンサー」、今回は私山崎静流が「クリスマスの始まりと料理」についてご紹介いたしました。
≪エンディング≫
さて、今日が今年のラジオの最終回となりました。みなさん半年間お聞きくださりありがとうございました。私たちのキャンパスライフのコーナーはいかがでしたか?宮城学院女子大学のことを知っていただけたでしょうか。泉区いいとこ大発見で取材をさせていただいた皆様ありがとうございました。ご紹介させていただいたお店にぜひ足を運んでみてください。解決何でもアンサーでは皆様の疑問を解決する手助けが出来たでしょうか?半年間お聞きくださりありがとうございました。来年もぜひお聞きください。

それでは一言ずつ感想を聞いてみましょう。
このラジオ放送を半年間支えていただいた堀籠さんにも一言いただきたいと思います。堀籠さん一言お願いします!

本日は、赤平さん、鈴木さん、メインパーソナリティは私、山崎でお送りしました。

『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来年もお楽しみに』

この番組は、食育関連事業を行っているNPO法人オリザネット・宮城学院女子大学の提供でお送りしました。