2018年11月26日放送 25回

2018年11月26日放送 25回

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本日は、菅野優衣さん、石川怜奈さん、コメンテーターは正木恭介先生、メインパーソナリティは藤本友佳子でお送りします。最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。今回は、3年の石川怜奈さんに、「アルバイト」について紹介していただきます。よろしくお願いします。

はい、今回は私石川怜奈が「アルバイト」についてお話しします。私は1年生のころから寿司屋でアルバイトをしています。寿司屋と言っても回転寿司ではありません。寿司屋でアルバイトをするきっかけは先輩の紹介だったのですが、実は私、それまで刺身や寿司などナマモノは苦手で食べられなかったんです。ですが、まかないをいただいて、ナマモノ苦手とも言えず、食べたんです。そしたら、めちゃくちゃにおいしくて、今までこんなおいしいものを食べなかったなんて!と衝撃的な出会いでした。

Q.皆さんは、回らないお寿司屋さんに行ったことがありますか。

回らない寿司屋でも最近は、厚焼き玉子、かんぴょうやマグロのたたきなどは、すでに味付け・加工されているものを使っているところが少なくありません。

しかし、私の働いている寿司屋ではそれらすべて、一から作っています。また、お祝いの会食や法事と言われるお葬式後の会食の提供も行っています。

調理は基本的に親方がするので、私はその下準備や細かい調理や盛り付け、料理を運んだりしています。

下準備をするのに、えび一つとっても違います。えびには、握りや刺身の蒸しえびや、甘えび、ボタンえび、そしててんぷら、エビフライ用のえびなどがあります。これはえびの種類、料理によって殻の剥き方などすべて違います。

みなさん何気なく食べていると思いますが、知っていましたか?

盛り付けにもマナーがあります。盛り付けはマナーを守りつつ、いかに早く、そしてきれいに盛り付けるかが大切です。はじめは上手くできなかったことも、今では親方に「安心して任せられる」と言っていただけるようになりました。

魚の仕入れも主に親方が自ら漁港に行っています。そのため、ある時には2メートル以上もある本マグロの解体を手伝ったりしたこともありました。それによって、大トロ、中トロ、バキ、赤身など、各部位についても知ることができました。マグロの解体はなかなか体験できることではないので、とても貴重な経験になりました。また、魚の三枚卸や五枚卸もできるようになり、その魚に合った処理の方法を学ぶことができました。

他にも、出汁の取り方、食材の相性やうまみの引き出し方を親方に教えてもらって、学校の献立課題の参考にしたこともあります。そして、会食などでは配膳する順番、マナーなどを知り、礼儀を重んじる日本人としての誇りを感じました。

私は管理栄養士を目指しているのですが、授業や家庭では経験できないことも経験できて、改めて食の奥深さを感じました。

Q.みなさんはどんなアルバイトをしていますか。

アルバイトはお金を稼ぐだけではなく、学べることも多いですよね。

これからアルバイトを始める人は、自分の好きなことや将来なりたい職業と関連したアルバイトを選ぶのがおすすめです。また、学生が就業前に一定期間、企業で職場体験を行うことができるインターンシップもあります。私ももう少しで就職活動が始まるので、インターンシップなども視野に入れていきたいと思っています。

実際に体験してみることで、将来働く自分をイメージしやすくなると思います。アルバイトもその一つとして、いろんなことを経験したら良いのではないかと思いました。

以上、「私たちのキャンパスライフ」今回は「アルバイト」について、私、石川怜奈がお伝えしました。ありがとうございます。今回の「私たちのキャンパスライフ」は「アルバイト」について、石川怜奈さんに紹介してもらいました。

≪音楽タイム≫

~♪~

さて、次は「泉区いいとこ大発見 part2」のコーナーです。

第25回のレポーターは、私藤本友佳子が担当させていただきます。よろしくお願いします。

今回私は、泉区の館、静かな住宅街の中の高台にあるカフェ、パティシエール・エ・カフェ「アンソレイユ」さんをレポートしたいと思います。

「アンソレイユ」さんは2007年にオープンしました。ご夫婦で経営されていて、奥様の「いつか自分の作ったケーキを売りたい」という夢が形になったカフェだそうです。

私の趣味はカフェ巡りで、新しいカフェの情報を見つけるとすぐに行ってしまうタイプです。私は仙台駅周辺に住んでいるので、なかなか泉区の奥のほうまでは足を延ばすことが少ないのですが、今回は母とバスに乗って、以前からずっと気になっていた「アンソレイユ」さんに伺ってきました。

 

ちょうど今の季節は紅葉の時期で、館のかわいらしい街並みに紅葉が絶妙にマッチしていました。「アンソレイユ」さんのお店の外観も本当にかわいらしくて、小さい頃絵本で見たおとぎ話に出てくるおうちのような、温かい雰囲気でした。

私も、早速お店の外観を撮影して、インスタグラムに投稿してしまうほどです(笑)

 

お店に入ると、穏やかな笑顔でお店の方にお迎えしていただき、窓際の大きなテーブルに座りました。子供からお年を取った方まで、幅広い年齢層のお客さんがいて、多くの人に愛されていることが分かりました。

お店の中は、明るい白い壁と高い天井がとても心地よく、大きな窓から見える外の景色もとても美しかったです。泉ヶ岳の紅葉を望むことができ、街中では味わうことのできない、解放感を味わうことができました。

 

Q ところでみなさん、「アンソレイユ」って、フランス語なんですけど、どういう意味だと思いますか?じゃあ菅野さん!尺があるので、5秒でどうぞ!

菅野 えーーー、○○?

はい、残念でした~。正解は、陽だまり、っていう意味です。

「来て下さる方にホッと和んで頂けるそんな場所になりたい」という理由でこう名付けたそうです。

メニューには、コーヒー、台湾茶、野菜たっぷりのランチ、ケーキなどがありました。

今回は、母も私もコーヒーが大好きなので、「陽だまり珈琲」を。それから、小腹が空いていたので、おすすめ商品の「巣ごもりパフェ」と、「いちじくとくるみのタルト」を注文して、半分ずつシェアして食べました。

「陽だまり珈琲」という名前からして、とてもやさしい味なのだろうと想像がつきましたが、いざ飲んでみると本当にマイルドで、飲みやすかったです。コーヒーが苦手な人でも、飲みやすい味なのではないでしょうか。

「巣ごもりパフェ」は、巣をかたどった茶色くて細いきれいなパリパリの上に、シロップ漬けの栗が乗っていて、中にはほどよい甘さの生クリーム、バニラアイスとチョコレートアイス、シリアルが入っていました。

栗と生クリーム、アイスクリームの相性は抜群で、絶品、そして本当に鳥の巣のような見た目で、まさに、インスタ映えも間違いなし。本当にかわいらしいパフェでした。

石川 その巣の部分って、何でできているんですか?

カダイフっていう、麺の一種らしいです!トルコが原産のもので、これにココアを振りかけて作っているんですって。ぱりぱりでおいしいし、本当に鳥の巣みたいで、かわいいんですよ!!

「いちじくとくるみのタルト」は、たくさんのケーキが並んだショーケースの前で悩みぬいた結果選んだ一品でした。どのケーキもとてもおいしそうで、本当に迷ってしまいました。タルトの中には、ぎっちりといちじくとくるみが入っていて、程よい甘さと、木の実の素材の香ばしさを感じつつ、食べ応えもある、この時期ピッタリのスイーツでした。凝った見た目ではなく、素材感のある手作りのケーキ、というところが、「アンソレイユ」さんのやさしく暖かい雰囲気にピッタリで、なんだか幸せな味がしました。

奥様に、カフェを経営していて一番楽しいことは何ですかと質問したところ、お客様に「おいしかった」と笑顔で言ってもらえることだ、とおっしゃっていました。私も心から「おいしい」と思うことができるお菓子に出会えて、とても幸せな気持ちになりました。

この日は入ることができなかったのですが、天気がいい日にはテラス席に座ることができるようでした。あと、ペットを連れて入ることができるお部屋も用意されているみたいです!私の家からは公共交通機関で1時間以上かかってしまいますが、絶対にまた行こうと、心に誓っています。

パティシエール・エ・カフェ「アンソレイユ」さんは、11時から19時まで営業しております。定休日は水曜日と木曜日、駐車場は7台分です。公共交通機関をご利用の場合、仙台市営バス泉ビレジ4丁目バス停より、徒歩5分です。今回ランチは紹介しませんでしたが、季節の野菜をたっぷり使ったランチも、ドリンク付きで1620円から、提供しています。カフェ好きを名乗る私も、本当におすすめするカフェなので、少し遠いな、と思っている方も、ぜひ行ってみてください。

問 みなさんは、近所にお気に入りのスポットはありますか?最後に、「アンソレイユ」さん、取材を快く引き受けていただき、ありがとうございました。今回の「泉区いいとこ大発見 part2」は、「アンソレイユ」さんについて、私藤本友佳子がレポートさせていただきました。

 

さて、続いては「解決!なんでもアンサー」のコーナーです。

このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は、3年の菅野優衣さんに解決してもらいます。よろしくお願いします。

ペンネーム「ベジタリアン」さんからの質問です!

「風邪予防に良い食べ物は何ですか?」という質問をいただきました!今回は私、菅野がお答えします。

日に日に寒さが増し、本格的な冬の到来も感じる時期となってきましたね。ところで皆さんは、風邪予防で普段から何か意識して食べているものはありますか?

風邪は鼻やのどなど上気道にウイルスが感染して起こる、急性炎症の総称で、正式名称は「風邪症候群」といわれます。原因となる微生物のうち80~90%がウイルスです。鼻、口、のどの内壁には、感染防御システムがあり、異物を運動によって外に出す「繊毛」と、異物を付着させて守る「粘液」によってウイルスを体外に排出しています。

体がウイルスに感染すると、体は鼻水やたん、くしゃみで異物を排出し、炎症によってウイルスと戦うためにのどは腫れ、発熱します。これらが風邪の症状と呼ばれるものです。

 

特に冬場に風邪やインフルエンザが増えます。原因はウイルス側とヒト側、両方にあります。日本の冬は低温と乾燥が同時に起こりますが、風邪のウイルスもインフルエンザのウイルスも、低温と乾燥に強いため、感染力が高くなります。

そして、ウイルスはホコリなどにくっついて移動し、乾燥するとホコリが舞い上がりやすくなるので、ウイルスに感染する機会も増えます。また、低温で乾燥した環境では、のどや鼻の粘膜が乾燥しやすくなり、抵抗力が下がります。加えて、冷たい刺激によって鼻水が出やすくなりますが、鼻水は粘着力が強く、ホコリなどについたウイルスが付着しやすくなります。その結果、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるのです。

 

ここで、食に関する風邪予防のポイントを2つご紹介します!

1つ目は、ウイルスに対する抵抗力・免疫力を高めるたんぱく質、ビタミンやミネラルを十分にとった食事をとることです!

たんぱく質は、基礎体力をつけ抵抗力を高めます。魚介類・肉類・卵・大豆製品・乳製品などです。

ビタミンCは、免疫力を高めます。イチゴ、みかん、キウイフルーツ、ブロッコリー、ほうれん草、イモ類などに多く含まれます。

ビタミンAは、のどや鼻などの粘膜を保護する働きがあり、ほうれん草、人参、カボチャなどの緑黄色野菜、うなぎ、チーズなどがあります。

また、ビタミンDにも免疫機能を調節する働きがあります。きのこ類、魚介類に多く含まれ、体内に侵入したウイルスや細菌などに対して、過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進します。このため、かぜやインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防にも関与することが研究により明らかにされてきています。

その他、がんや高血圧など、さまざまな生活習慣病を予防する効果も期待されています。年を取るにつれ、免疫力は低下していくため、ビタミン類の摂取は特に重要です。

ミネラルの一つである亜鉛は、疲労回復、新陳代謝を活発にする、免疫機能を高めるなどの働きがあります。カキなどの魚介類、赤身の肉類、レバー、豆、ナッツ類、大豆製品などに含まれます。

これらのたんぱく質、ビタミンやミネラルを多く摂れるよう、日頃から意識してみましょう。

2つ目のポイントは、温かい料理を食べて、体を冷やさないことです!

ウイルスの侵入を防ぐには、外敵と戦う免疫機能を高めることが大切です。 身体が温まり、血液循環がよくなるほど高まります。

身体を温めるメニューには、鍋、雑炊、おじや、うどん、スープ、スープ煮などがあります。寒い冬にはかかせませんね。

身体を温める食品では、ねぎ、にら、にんにく、たまねぎ、生姜、唐辛子などがあります。刺激成分や辛味成分には消化を助ける働きや、殺菌効果もあり風邪予防に効果的です。お鍋に一緒に入れて食べるのもいいですね。

また、風邪をひかないためには、手洗い・うがい・加温と加湿・マスクの4つが効果的とされています。外から帰ったら、手洗い・うがいは欠かさないようにし、睡眠不足は疲れやストレスを溜めやすく、抵抗力を下げてしまうので気を付けましょう。適度な運動を取り入れることも、おすすめです♪

カラダを温めたり、体力をアップさせたりすることで、風邪をひきにくくなります。

今年の冬は体調管理をしっかりして、皆さんで健康的なカラダ作りや予防対策を心がけましょう!

ありがとうございます。今回の「解決!なんでもアンサー」は菅野優衣さんに「風邪予防に良い食べ物」について解決してもらいました。