本日は、須田佑美さん、五十嵐加奈さん、コメンテーターは横山さん、蘓武さん、メインパーソナリティは佐々木李菜でお送りします。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は私3年の佐々木李菜が「クリスマス」について紹介します。よろしくお願いします。
12月に入り、街中のイルミネーションやクリスマス関連の音楽や商品で賑わってきましたよね。毎年、宮城学院女子大学でも大学の入り口付近や礼拝堂のベルタワーにイルミネーションが点灯されています。なんと、ラジオの放送日である12月3日はイルミネーションの点灯式の日です。
点灯式では礼拝の他に、中学生・高校生の管楽器と大学生のハンドベルクワイアで賛美するそうです。
さて、皆さんはクリスマスといえば何を思い浮かべるでしょうか?
日本でのクリスマスはイベントとしてのとらえ方や、恋人と過ごす日と思う方も多いですね。
そもそもクリスマスとは何か?と思う人もいるのではないでしょうか。
クリスマスは英語で「Christmas」ですがこれは、キリスト「Christ」のミサ「mass」という意味です。ドイツ語では「Weihnacht」と呼ばれ、これは「聖夜(キリストが生まれた夜)」という意味です。つまりクリスマスとは、イエス・キリストが約2000年前にこの世に生まれたことをお祝いする日なのです。
ちなみに、12月24日のクリスマス・イブはクリスマスの「前日」という意味だと思っていたのですが、イブとは古語「even」からきており、「evening/夕方」と同じような意味で12月24日の夜を指すそうです。つまりクリスマス・イブとは12月24日の日没から始まることになっているそうです。
また、日本ではあまりなじみがないと思いますが、クリスマスまでには、アドベントの期間というのが存在します。
「アドベント」とは英語での意味を辞典などで引いてみると「重要な人物や事件の出現・到来」という意味を持っています。また、キリストの降臨・待降臨(たいこうりん)・降臨節という意味を持っています。つまり、アドベントとはキリストの降臨を待ち望む期間として用いられます。
具体的にアドベントの期間を指すのは、クリスマス(12月25日)の4回前の日曜日からクリスマスイブ(12月24日)までの約4週間のことだそうです。このアドベントの期間中は、いうなればクリスマスの準備期間のことになりますね。
宮城学院女子大学では、クリスマスを待つアドベントの期間に様々なクリスマス行事を行っています。12月1日にはクリスマスチャペルコンサートが開催され、オルガンの連弾やソプラノによる豪華で楽しい音色が響きわたったそうです。さらに、先ほど紹介した、クリスマスイルミネーションの点灯式や公開クリスマス礼拝、クリスマスマーケットなどが行われます。
12月7日に行われるクリスマス礼拝では、牧師によるクリスマスメッセージやハンドベル、キャンドルサービスなどが行われ、宮城学院の学生だけでなく、一般の方も参加できるそうです。
また、クリスマスマーケットとは、おもにドイツで古くから発展し、クリスマスまでの期間に開催される歴史あるお祭りです。
宮城学院女子大学でも本場の魅力を再現するべく、また文化と地域性を大切にするこの祭りに学びつつ、地域の方々と一緒に作り上げ、2014年からこの催しを開催しています。
今年もクリスマスに関連する小物やお菓子を、卒業生や宮城学院に縁のある方々が出店するマルシェや、家族や友達と楽しめるワークショップ、コンサートなど、たくさんのイベントがあるそうです。ちなみに私が第6回の放送で紹介した、抹茶カフェ 茶歩さんもうふカフェで参加しています。
今年はクリスマスだけでなく、アドベントの期間中に、今回紹介しました宮城学院のイベントにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
以上、「私たちのキャンパスライフ」、今回は佐々木李菜が「クリスマス」について紹介しました。
≪音楽タイム≫
~♪~
さて、次は「泉区いいとこ大発見」のコーナーです。
第26回のレポーターは3年の五十嵐加奈さんです。よろしくお願いします。
今回は上谷刈3丁目にある「道路神社」をご紹介させていただきます。道路神社は住宅街の端、マンションに隠れるようにして、佇んでいました。この神社を紹介しようと思ったのは何を紹介しようかネットで検索していたところ、道路神社というちょっと変わった名前が気になって、紹介しようかと思いました。小さな鳥居をくぐると、小さな社殿があり、イチョウと杉の木がありました。イチョウも杉もちょうど紅葉を迎えており、きれいな黄色に染まっていました。鳥居の脚には道路神社と彫られてあり、もう片方の脚には大正の年号が彫られていました。
道路神社という名前ですが、もともとは道に漢数字の六と書いて「道六神社」と呼ばれていました。道六というのは、道祖神のことであり、旅や道の安全を祈願する神様のことです。
ところでお供えものは餅やお酒が多い理由を知っていますか。それは「稲」に理由があります。現在はお米を当たり前のように食べていますが、昔はお米こそが生活を営むための命の源でした。その命の源を尊重した考え方が祖先を敬う日本の神社の原型です。そしてお米は神様への最上のお供え物でした。ですから、お米、お米からできるお餅、発酵品のお酒をお供えします。
お米と言えば、先月は新米の時期でしたね。私たち正木ゼミは5月に田植えをしまし
収穫して、お餅をついたり、おにぎりを握って芋煮会開催しようという話が持ち上がったのですが、結局話が流れてしまい、食べることができませんでした。来年は食べてみたいです。
お米の主な栄養成分は、炭水化物(でんぷん)ですが、この炭水化物は決して悪物ではなく、人体を構成する大切な栄養素です。でんぷんは体内で消化、吸収、代謝後に頭脳や体に必要な栄養源となります。お米の主な栄養成分(水分、でんぷん、たんぱく質、脂質、ミネラル)と硬さ、粘性が、ほどよく配分されたお米が炊飯すると旨味をだすといわれます。ご飯は頭脳、体を動かすための必要な栄養源です。そのためにも朝食にご飯をメインで摂ってほしいです。忙しい方は、一週間分のご家族のご飯をお茶碗一杯分ずつ冷凍保存して、朝食や夕食などへ活用するのもおすすめです。
以上、今回の泉区いいとこ大発見Part2では、「道路神社」」について、五十嵐加奈さんに紹介していただきました。
さて、続いては「解決!なんでもアンサー」のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は、3年の須田佑美子さんに紹介してもらいます。よろしくお願いします。
ペンネーム トナカイさんからの質問です。
「私はお酒が好きでよく飲むのですが、最近体形が気になってきました。これから忘年会シーズンも始まるので、お酒の正しい飲み方や適量について何か教えていただけませんか?」という質問をいただいたので、私須田がお答えします!
まずは、お酒の適量についてです。
Q. みなさんは、お酒の適量は大体どれくらいか知っていますか?(フリートーク)
国民健康づくり運動「健康日本21」によると、お酒の適量とは1日の純アルコールにして約20g程度であるとされています。
この量は、ビールだと約500ml、日本酒だと約1合となっています。
このくらいの量であれば、ほどよくお酒を楽しむことができるといわれています。
ですが、お酒に弱い人、女性や高齢の方は、この基準よりも少なめを適量と考えましょう。
男女で適量が異なる理由としては、女性は一般的に男性よりも体重が軽く、アルコール処理能力が小さいこと、また男性より体に占める水分の割合が少なく、血液中のアルコール濃度が上昇しやすいことなどが理由とされています。
次にお酒の正しい飲み方についてです。
Q. お二人はお酒飲んだりしますか?
お酒に強い方、弱い方、いろんな方がいらっしゃるとは思いますが、お酒の正しい飲み方については、食事と一緒に楽しむのが基本となっています。
空腹のときにお酒を飲むと、胃の中に食べ物が何もないためにアルコールの吸収が速くなり、酔いがまわるのが早くなってしまいます。
食事といっしょにお酒を飲むことで、胃の中の食べ物が粘膜の上に層を作り、胃を荒らすことが少なくなり、さらにアルコールの吸収を遅らせます。
また、お酒のペースを抑えることもできます。腸の粘膜を保護する効果があるのは、脂肪分の含まれるチーズなどです。飲酒前に食べておくと、アルコールの刺激で胃壁が荒れるのを和らげる効果が得られます。牛乳を飲むこともアルコールの吸収を遅らせる効果があるといわれています。
最後に、お酒のおつまみについてお話ししたいと思います。
お酒を飲んでいる間は、アルコールによってミネラルやビタミンといった栄養素が失われやすいので、それらの豊富な野菜類などの植物性食品を多くとることを心がけましょう。
特に、枝豆は低カロリーなうえ、ビタミンやミネラルを多く含んでいるためおすすめです。
また、アルコールを分解する肝臓はたんぱく質を必要とすることから、たんぱく質の豊富な食べ物が好ましいといえます。冷ややっこや卵焼き、お刺身などを選ぶといいかもしれませんね。
そしてお酒を飲んだ後におすすめしたいのが果物です。果物に含まれる果糖にはアルコールの分解を助ける効果があります。オレンジジュースやグレープフルーツジュースといった、柑橘系の果汁が入った飲み物を飲むのもおすすめです。
これから年末にかけて忘年会シーズンも始まりますね。
お酒はほどほどにして楽しく過ごしましょう!
トナカイさん、今日の話は参考になったでしょうか?
以上、「解決!なんでもアンサー」、今回は須田佑美さんに「お酒の正しい飲み方や適量」について解決してもらいました。
さて、そろそろお別れの時間です。
半年間お送りしてきました、パワフル奮闘記ですが、今日で最終回の放送となりました。
田植えの時期から、稲刈りの時期までの短い期間ではありましたが、私たちはこれまでの放送で正しい情報をお伝えすることの責任を実感し、また放送を通し成長することができたのではないと感じます。ラジオのお聴きの皆さん、たくさんの応援ありがとうございました。
また、このラジオ制作を支えてくださった、FMいずみの堀籠さん、本当にありがとうございました。
『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来年もお楽しみに』