2018年10月08日放送 18回

2018年10月08日放送 18回

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本日は、櫻井麻里子さん、小原のどかさん、コメンテーターは横山さん、蘇武さん、メインパーソナリティは佐々木李菜でお送りします。

最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は私3年の佐々木李菜が「宮城学院女子大学 大学祭」について紹介します。よろしくお願いします。

今回私が紹介するのは、宮城学院女子大学の大学祭についてです。
今年度は、10月13日・14日の二日間の開催となります。各サークルやゼミがスイーツやピザ、うどんなどの模擬店や、大学構内の教室や講堂での教室企画、中庭でのステージ企画などがあります。

今年の大学祭のテーマは「宮學浪漫~輝け!アオハル~」です。宮學浪漫とは、大正ロマンをもとに大学祭実行委員会が考えた造語です。伝統と新しいものが入り混じった時代である大正時代になぞらえて、宮城学院132年の伝統を守りつつ、みんなで新しいことに挑むことで新たな時代をつくろうという意味が込められています。また、大学祭を通して、一人ひとりがそれぞれの形で輝くことで宮学生やご来場いただく皆様にとってひとつの物語のように輝く時間となるように、という願いも込められています。参加していただけるすべての人々とともに輝ける大学祭を目指し、この大学祭を一人ひとりが青春の大切な1ページとして輝き続けられるよう、このテーマに決定しました。

宮城学院女子大学では、大学祭前日に、大学祭参加団体の有志が思い思いの格好で仙台市内の一番町アーケード街を歩き、大学祭をアピールする仮想パレードという恒例の企画があります。私も大学1年次に、所属していたサークルで参加させていただきました。ちなみに私はミニオンをモチーフに仮想しました!
大学祭期間中には仮想パレードの投票が行われます。たくさんの参加団体の個性あふれる仮想のグランプリをぜひお見逃しなくご覧ください。

そして、大学祭2日目には毎年ゲストをお呼び、トークショーが開催されます。今年は10月公開の映画「あの頃、君を追いかけた」の主演 山田裕貴さんがいらっしゃいます。一般でもチケット販売が9月22日から販売開始されています。ぜひチェックしてみてください。

そのほか、毎年大好評の企画であるお化け屋敷やトークショー終了後に上がるたくさんの打ち上げ花火は宮城学院の夜空を彩ります。

また今年度も正木ゼミでは、13日限定で、イソフラボンバーという豆腐を使用したドーナツの販売を行います。今年は、きなこ、プレーン、ココア味の3つを100円で準備しております。

大学祭の詳しい情報に関しては、宮城学院女子大学の大学祭ホームページやTwitter、インスタグラムもございますので是非ご覧ください。
大学祭を機に、一度宮城学院女子大学を訪れてみてはいかがでしょうか。ラジオをお聞きの方、ぜひ遊びに来てください。3年生一同おいしいイソフラボンバーを作っておまちしております。

以上、「私たちのキャンパスライフ」、今回は佐々木李菜が「宮城学院女子大学 大学祭」について紹介しました。
≪音楽タイム≫
~♪~
さて、次は「泉区いいとこ大発見」のコーナーです。
第18回のレポーターは3年の小原のどかさんです。よろしくお願いします。
今回は「宮城県図書館」について紹介したいと思います。
私は泉区に宮城県図書館があることは知っていたのですが、本を借りるときは学校の図書室や家から近いせんだいメディアテークを利用していたので、宮城県図書館には行ったことがありませんでした。前からぜひ一度行ってみたいと思っていたため、今回行ってきました。

皆さんは宮城県図書館を利用したことはありますか?

宮城県図書館は1881年に宮城書籍館として建てられ、その後宮城県図書館と改称し、1998年に現在の場所に移転されました。東西に細長いチューブのような形をした銀色の建物で、宮城交通バスの宮城県図書館前バス停を降りてすぐのところにあります。車で行く場合は仙台駅から約40分、地下鉄泉中央駅からは約15分かかります。

東入口からすぐのエントランスホールの南側は天井までガラス張りとなっており、自然の光が差し込む心地よい空間でした。小さい子供からお年寄りまで幅広い方が利用していました。1階には音楽と映像のフロア、音訳サービス室、地域情報発信コーナー、レストランなどがあります。音楽と映像のフロアにはDVDやCD、楽譜、カセットテープなどが置かれており、視聴コーナーもありました。レストランはスパゲッティやオムライスなどの食事のほかにもケーキなどが売られており、本を読んだ後など休憩に最適だと思います。

2階には子ども図書室、展示室、ミニシアター青柳館などがあります。子ども図書室には絵本や紙芝居・児童図書が置かれています。おはなし会が定期的に開催されており、宮城県図書館の職員やボランティアの方が約30分間絵本を読んだり、紙芝居を演じたりしています。展示室では、常設展の「本と人の文化史」と11月25日まで開催している明治150年記念企画展である「明治のお宝出版物~宮城県図書館資料で見る明治~」を見ることができました。常設展では坤與万国全図のレプリカが飾られており、詳細に描かれた世界地図でとても貴重なものをみることができました。また、明治期に出版された本などを実際にゆっくり見ることができ、歴史を感じることができました。さらに各フロアでも明治をテーマとしたミニ展示が行われていました。ぜひ興味のある方は展示室を訪れてみてください。

3階には一般図書・参考図書・外国語図書コーナー、東日本大震災文庫コーナーなどがあります。勉強できるスペースもあり、多くの高校生が勉強しているのが印象的でした。様々な分野の本があり、分野ごとに綺麗に配列されているため、見たい本がさがしやすかったです。レシピが書かれた本や食材について詳しく書かれた本、食品の安全性について書かれた本など、興味が惹かれ、とても参考になるものが多くありました。
宮城県図書館には現在図書など約116万冊、新聞・雑誌など約2万4千タイトルの資料を所蔵しています。図書は5冊まで、CDやDVDなどの視聴覚資料は5点まで借りることができます。期間は貸出日から15日間となっています。大学生になり、勉強やレポートを書く際に本を使用する機会が増えたので、これからは宮城県図書館も利用していきたいと思います。
開館時間は火曜日~土曜日は午前9時から午後7時まで、日曜・祝日は午前9時から午後5時までとなっており、月曜日は休館日です。とても広く、静かな空間であるため、ゆったりとした時間を過ごすことができると思います。ぜひ皆さんも宮城県図書館に足を運んでみてください。

以上、今回の泉区いいとこ大発見Part2では、「宮城県図書館」について、小原のどかさんに紹介していただきました。
来週もこのコーナーをお楽しみに。
さて、続いては「解決!なんでもアンサー」のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。
今回は、4年の櫻井麻里子さんに紹介してもらいます。よろしくお願いします。
「食欲の秋はなぜ起こるのか?」
ペンネーム○○さんからの質問です。「最近日が短くなり秋の訪れを実感するようになりましたが、よく耳にする食欲の秋はなぜ起こるのでしょうか?」という疑問をいただきました。
確かに最近朝夕は肌寒さも感じられ本格的な秋の到来を感じられますよね。

Q「食欲の秋」という言葉はわたしもよく耳にするのですが、皆さんは秋になって食欲が増したと感じる瞬間はありますか?
秋の味覚と言われるような旬の食材がたくさん出回る時期ですのでおいしいものをついつい食べたくなってしまいます。また、夏バテ気味で食欲がなくなっていた人も秋になると体力とともに食欲が回復してくるので食欲が増したように感じることも考えられます。
もちろん「食欲の秋」はこのような旬の食材や夏の疲れの回復なども影響していますが、実は食欲が増す理由にはある神経伝達物質が関係しているのです。その正体とはセロトニンという神経伝達物質なんです。このセロトニンは別名幸せホルモンと呼ばれ、ノルアドレナリンやドーパミンと並び、感情や精神面、睡眠など人間の大切な機能に深く関係する三大神経伝達物質の1つです。このセロトニンが活発に作りだされる条件の一つに太陽の光を浴びることが挙げられます。つまり夏に比べて日照時間の短くなるこれからの季節はセロトニンの分泌が少なくなり、精神の安定化を保つために食欲が増すのではないかと言われています。

Q日が短くなる季節と食欲がこのように関係していたんですね皆さんご存知でしたか?
この幸せホルモン、セロトニンは日常生活の中の工夫で増やすことができます。まずは先ほども作りだされる条件として紹介しましたが、太陽の光を浴びるということです。光を浴びる時間は天候などにもよりますが1日に20~30分程度が目安となっていて、体内の生活リズムを整えるためにも朝の日光浴がおすすめです。次に食事からセロトニンの合成に必要な材料であるトリプトファンをとることです。必須アミノ酸でもあるトリプトファンは体内で生成できないので、多く含まれる大豆製品や乳製品、米、ナッツ、バナナから摂取できます。また、トリプトファンからセロトニンが生成される際にビタミンB6も必要とされるのでサンマやイワシなどの魚、牛レバーなどから摂取することができます。このように日常生活の工夫でセロトニンの分泌量を安定させ、食べすぎ解消につながるかもしれません。

とはいえこれからの季節おいしい海の幸や山の幸が豊富ですよね。例えば秋が旬の代表的な魚サンマですと優れたタンパク質、血液をサラサラにするEPAや脳の働きを活発にするDHAも含まれています。また貧血に効果のあるビタミンB2、苦めの腹わたにはビタミンAも豊富なんです。胃腸を温めて、消化を助けるので、疲労回復にはうってつけの食材です。サンマといえば焼き魚のイメージがありますがこれらの様々な栄養素をとるには炊き込みご飯や煮ることで丸ごと食べるのがおすすめです。また果物では柿が旬です。ビタミンCが多く、大きめのもの1個にはなんと1日に必要なビタミンCが摂れるんです。またビタミンAや食物繊維も多く含まれています。柿は酒の酔いざましに効果抜群でお酒を飲み過ぎた後に食べると、肝臓の解毒作用を高めてくれます。柿の葉にはビタミンCが多く、利尿 効果、新陳代謝の促進、高血圧に効果的なので、むくみや血圧の気になる方は柿の葉茶がいいそうです。

旬の食材をおいしく食べつつも食べすぎには気をつけて体調管理をしていきましょう!

以上、「解決!なんでもアンサー」、今回は櫻井麻里子さんに「食欲の秋はなぜおこるのか」について解決してもらいました。