20171106 22 放送音源

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20171106 22 放送音源
本日は、星菜摘さん、中野佐知子さん、コメンテーターは横山さん、メインパーソナリティーは中田美月でお送りします。

<<コーナー1 私たちのキャンパスライフ>>
このコーナーでは、私たちのキャンパスライフでの学びや発見を発信していきます。

第22回の今日は、私、中田美月が「アルバイト」についてご紹介します。
私は現在、ラーメン屋でアルバイトをしているのですが、1年生の頃はホテルの料飲課でアルバイトをしていました。料理の料と飲み物・飲料の飲と書いて料飲です。料飲課とは、ホテルで料理と飲み物をお客さんに提供する部署です。サービス部門と調理部門の二つに大別されていて、私はサービス部門で働いていました。

Q.みなさんは、ホテルで食事をしたことはありますか?
(フリートーク)

みなさんが食事をしているときに、料理を運んだり飲み物を注いだりするスタッフがいたと思います。そういうお仕事をしていました。
私が働いていたホテルでは、卒業パーティーや結婚披露宴などのお祝いの会食、法事と言われるお葬式後の会食、宿泊客の朝食と夕食、会議室の提供などのサービスを行っています。お祝いの会食では、大皿に乗せた料理を各テーブルに運び、取り分けはお客様に行っていただきます。お祝いの料理は盛り付けも彩りもとても綺麗で、毎回、今日はどんな料理か楽しみでした。大学で献立作成の課題があるときには参考にしたこともありました。お葬式後の会食では、一人一人のお客様に料理を配っていきます。初めは片手に1枚ずつしか持てなかったのですが、左手に2枚持てるようになり、3枚ずつ配れるようになりました。片手に2枚持つには、まず1枚目を親指、人差し指、中指、薬指の4本で持ち、2枚目は親指の付け根に乗せ、小指で支えるように持ちます。できるようになったときは本当に嬉しかったですが、社員の方々はライスなどの薄い皿であれば片手に5枚持っていたのでさすがだなと思いました。

会食は一番大きな会場では最大200人の会食を行うことができ、大人数の場合は調理側もサービス側も大忙しでした。厨房から料理を受け取るカウンターから厨房の様子を見ることができたのですが、さすがプロの料理人は手際がよく驚きました。盛り付けは急ぎながらも丁寧で、こだわっているなと思いました。私は将来、管理栄養士を目指していて、給食施設への就職も視野に入れているので、ホテルで大量調理の様子を目の当たりにしていたのはいい経験だったと思います。
大きな鉄板に肉を並べて、グリルで一気に焼いたり、大きな鍋でスープを作ったり、大学で行った給食の大量調理の実習と共通する部分がありました。大学での実習では、盛り付ける前の料理を大きなホテルパンと呼ばれるステンレスの入れ物に入れて温めるウォーマーテーブルというものを使用していましたが、ホテルでは、料理を盛り付ける前の食器を温めておくディッシュウォーマーというものを使用していました。温かい料理が冷たいお皿に触れて冷めてしまうのを防ぐためだそうです。調理側でのこのような工夫と、サービス側が素早く料理を運ぶことで、適時適温での料理の提供につながっているのだと感じました。
最初は、綺麗な会場や華やかな雰囲気に惹かれて始めたホテルでのアルバイトでしたが、管理栄養士の勉強に役立つ部分もあり、多くを学ぶことができたので、やってみてよかったなと思います。

Q.みなさんは、飲食店でアルバイトをした経験はありますか?
(適時適温などサービス向上のために工夫していたことがあれば教えてください。)

アルバイトはお金を稼ぐだけではなく、学べることも多いですよね。学生のみなさんは、将来なりたい職業と関連したアルバイトを選んでみると、役立つことがあるかもしれません。また、インターンシップといって、一定期間、企業で職業体験を行い、企業の実情や、業界の知識を身につけられる活動もあります。アルバイトよりもより実務的なスキルを身につけられるので、私も3年生なのでそろそろ始めてみたいと考えています。
やっぱり実際に見たり体験したりすることで働くイメージもつきやすくなると思うので、アルバイトのその一つの手段になるのではないかと思いました。
以上、「私たちのキャンパスライフ」今回は「ホテルでのアルバイト」について私、中田美月がお伝えしました。

<<音楽タイム>>
~♪~

<コーナー2泉区いいとこ大発見>
このコーナーでは、泉区に関わる新聞記事や雑誌情報、イベントなど、私たちが、気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきたいと思います。第22回のレポーターは星菜摘さんに担当していただきます。お願いします!

はい!今日は中山にそびえ立つ、仙台大観音についてご紹介したいと思います。もちろんみなさんは見たことがありますよね?宮城学院はご近所なので、晴れた日にはよく見えます。私は学校からふと外を見たときに観音様がこちらを見ていて、なんとなく心が落ち着くような気がしていました。目線の先は仙台駅の正面を向いているらしいですよ。そんな仙台名物の一つともいえる観音様ですが、実は中に入れるんです。私も幼い頃に一回行ったことがあったのですが、薄暗くて怖いイメージでした。今回久々に訪れてみると、まず、なんといっても大きい!ふもとから見上げると、まるで自分がアリになったような気分になりました。観音像の全長は発展する仙台市制100周年を記念してその高さを100メートルとし、21世紀の繁栄を願って地下を21メートルとしました。高さにも意味があったんですね。そして右手には私たちの願いを叶えてくれる如意宝珠という玉を持ち、左手の瓶には知恵の水を蓄え、私達に注ぎ知恵を授けてくれます。この知恵の水は中の階段にもずっと流れていて、私は今回全部辿ってきたので少しは知恵をいただけたかなと思います。ありがたいですね~

それではいよいよ観音様の知られざる内部をお教えします。足元から中に入ると、右側には十二神将という、仏教を守護する神がいらっしゃいます。大きい上に怖い顔をしているので悪いことはできないなと思いました。干支にちなむそれぞれの生まれ年の守護神でもあるので、自分の生まれ年の神様にお願いをしてみてくだい。左側には三十三観音がいらっしゃって生物の悩みを聞いてくれるそうです。入り口から豪華なお出迎えですよね。そしてエレベーターで最上階である12階まで昇ると、螺旋状に階段があり、下上から下まで全部吹き抜けになっていて、自分の声がよく響きます。ゆるやかな階段を下りながら108体の仏様を見ることができます。なぜ108体かというと、人間は生きている限り煩悩がつきまとい、その数は108あると言われています。108体の仏様に拝みながら1つ1つの煩悩を打ち払うことで、悟りに近づけるそうです。漢字ばっかりで詳しくは見れませんでしたが、一つ一つお顔も違って意味も違うので、面白さを感じました。お年寄りになったらみんなを誘ってまた観音様を訪れたいと思います。

ここまで観音様の話をしてきましたが、どうですか?みなさんも中に行ってみたいと思いませんか?でもまだ仏の良さがわからない、ただ見るだけじゃ飽きそう、、、という方に朗報です。実は「観音様謎解きオリエンテーリング」なるものがあり、入り口で問題用紙をもらうことができます。この紙を埋めようとすると、楽しく仏様を拝むことができると思いますよ。ではここで、問題です。千手観音は千本手があることで有名ですよね。その千の手の中には何があるでしょうか?

正解は目です。正確には千手千眼観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)といいます。ねずみ年の方を守る仏様で、千手観音にお願いすると、常に二十八部衆という神様が助けてくれるといわれています。もうなんの話を聞いてもありがたや~の連続でした。悪い行いをしてしまったときや心を落ち着かせたいとき、是非みなさんも仙台大観音を訪れて安らかな気持ちになってくださいね。

以上、「泉区いいとこ大発見」今回は「仙台大観音」について星菜摘さんにお伝えしていただきました。

<<コーナー3 解決!なんでもアンサー>>
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回の担当は、中野佐知子さんです。よろしくお願いします!

今回はペンネームトッポギさんから宮城県はなぜ牛タンが有名なでしょうか、いつから名物になったのでしょうか?という質問をいただき、私が調べてきました。
生まれも育ちも宮城県の私ですが、私もじつは知りませんでした。牛タンは仙台発祥と言われていますがどうやら牛タンを塩焼きにして食べるという食べ方のスタイル自体が仙台のお店から始まったそうです。
牛タン焼きの誕生は昭和20年代終戦直後、佐野啓四郎さんによって作られました。佐野啓四郎さんは当時焼き鳥屋さんを経営していたのですが、食糧難ということもあり、焼き鳥屋ですが鶏肉だけではなく、豚肉や牛肉など、様々な素材を焼き料理として出していました、そこで焼き料理の中で誰にも真似のできない自分だけのメニューを造りたいという佐野さんの強い思いから、同じく料理人で洋食屋を経営していた友人に相談したところ牛タンシチューを進められたのが佐野さんと牛タンの出会いとなり、佐野さんは洋食料理の中で使われていた素材「牛タン」の旨さのとりこになり和食職人ならではの塩味で寝かせて熟成させる方法を生み出し、そこからさらに適切な切り身の切り方や厚さ、塩味の加減、熟成期間、焼き方などを考え、試行錯誤のうえ今日皆さんが食べられている仙台の牛タン焼きが誕生したそうです。
牛タンが誕生したあとも家庭料理としても馴染みがなかったため世間には中々浸透することがなかったのですが、高度経済成長期になると仕事で仙台に単身赴任や出張に訪れる人が増え、県外から訪れるサラリーマンの間で評判となり徐々に有名になっていったといわれています。

牛タンはヘルシーであるとテレビなどで耳にしたことがありますが…

牛タンの成分を調べてみると100gあたり270kcalまた脂質が豊富に含まれているため、実はあまりヘルシーではないようです。が牛タンはビタミンB2やビタミンB12、またナイアシンなどを豊富に含み、特にビタミンB2とナイアシンは他の牛肉の部位と比べ含有量が多くビタミンB2とナイアシンは脂質の代謝を促す作用があるため、その分ヘルシーと言われているのかもしれません。それから個人の感想ですが歯ごたえがあって、満腹感を十分に感じられるので食べ過ぎも防いでくれるのではないでしょうか。

牛タン焼き定食では麦ごはんがついてくるイメージですよね
牛タンが誕生したころは食糧難だったため普通の白米よりも麦の方が手に入りやすくそれが定着したのではないかと言われております。麦ごはんは白米に比べてビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で血糖値の上昇を防いで一緒に食べた牛タンもしっかりと消化してくれます。両方を同時に食べることでおいしく栄養バランスも整えられるというメリットのある定食なのです。私も牛タンが大好きなのでぜひ多くの人に牛タン定食の魅力を知って欲しいなと思いました。
以上、「解決!なんでもアンサー!」今回は「」についてに中野佐知子さんがお伝えしました。

「管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに」