自主制作ラジオ放送 パワフル奮闘記 第2回 (2013.10.14) 

「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」~!
ラジオをお聴きの皆さんこんばんは! 
「宮城学院女子大学 食品栄養学科」で管理栄養士を目指す私たちが、食べ物や健康に関する話題を取り上げ語り合うこの番組、先輩から引き継ぎ今年で5年目となります。今年は放送時間帯がお昼から夜に移り、気持ちを新たにして取り組んでいきます!

お米作りをはじめとする農作業体験での出来事や私たちのキャンパスライフも紹介していきます。
堅苦しくない、分かり易い女子大生がつくる教養番組を目指します。応援してください。
2回目を担当します今日のメインパーソナリティーは 4年の 庄司桃子 です。
よろしくお願いします。

毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!
今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間はこの方です!
そして、番組のコメンテーターは私たちの大学の先生の、ゴルフをこよなく愛する正木恭介先生です。先生よろしくお願いします。
本日はこの4人でお送りします。よろしくお願いします。それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は、「女子大生の夏休み」について語らいます。
1曲音楽をはさんで、番組後半は、魚の魅力をさぐる「お魚ワンポイント」のコーナーと、皆さんから頂いた疑問を私たちが何とか答える「解決!なんでもアンサー」のコーナーをお届けします。
FMいずみのスタジオからお送りします。どうぞ、30分間お付き合いください。

この番組は、食育関連事業を行っているNPO法人オリザネットの提供でお送りいたします。

≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は、「女子大生の夏休み」についてお伝えします。
私たちの学校、宮城学院女子大学の夏休みは8月5日から9月19日の46日間ありました。
大学生の夏休みは高校までとは違い、夏休みの宿題もなく、本当の意味で「休み」です。
例外として3年生と一部の4年生の看護も先行しているは臨地実習が夏休み中にありますが、一般的に強制してやらなければならないことは全くありません。
管理栄養士国家試験の勉強を進めるのも、何か資格を取得するのも、バイトをするのも、旅行にいくのも、ただ家でゴロゴロと過ごすのも、その人次第です。
さて、皆さんはこの長い休みをどう過ごしていたでしょうか?

これほど長い夏休みは、大学生にしかありません。何かを成し遂げるのには最適な時期でしたね。皆さんそれぞれが有意義に過ごせていたのではないでしょうか。
何もできなかったという人はこれからの秋、自分が何らかの成長が出来るような計画を立ててみてくださいね
以上「私たちのキャンパスライフ」今回は「女子大生の夏休み」についてお送りしました。

≪音楽タイム≫
ここで一曲音楽をお届けします。この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、私、庄司桃子の選曲で、CHRIS HARTのアルバムHeart Songから「home」です。それではお聞き下さい。
~♪~
お届けした曲はCHRIS HARTで「home」でした。
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!

≪コーナー2≫
さて、次のコーナーは、お魚ワンポイントのコーナーです。
現在、日本人の魚離れが問題となっています。魚食だった日本の食事ですが、摂取量は肉が魚を上回り、魚食が逆転した「肉食化」の傾向が拡大しています。肉を好む若者だけではなく高齢者でも魚離れが進んでいます。そこで、このコーナーでは、毎週一種類、魚をとりあげ皆さんにご紹介していき、魚離れを食い止められればと思います。
そして今日の担当は私、庄司桃子です。今回、ご紹介する魚は、「さんま」です。

さんまは、秋、刀、魚と書いてさんまと読みます。この名前の由来は体形からで、形も色も刀に似ているから秋に取れる刀のような魚ということから名前が付きました。今では、国民魚の一つで、秋の味覚の代表となったサンマですが、食用とされるようになったのは歴史には比較的新しいんです。一般的に食べられるようになったのは江戸時代になってからなんですよ。
それまでは、サンマは脂を取り、灯油として使用していたそうです。

この旬のサンマの美味しい食べ方は、やっぱりなんといっても塩焼きですね。独特の旨さがあって一番美味しいと思います。大根おろしを添えて食べるサンマの塩焼きは絶品です。
ここ宮城では、獲れたての新鮮なものを刺身にして、生姜や青シソとそえて食べます。生のままか、酢で軽く締めたものは鮨ネタにもなりますが、このときシソを添えると後味がさっぱりとしていて美味しいです。塩焼き以外には、竜田揚げや蒲焼にしたり、フライにもできますね。梅肉やしそと相性がよく、梅干しと一緒に煮たり、梅肉、しそを巻き込んで揚げると生臭みもとれて美味しです。洋風に料理するときはトマトソースで煮込むのも良いですね。

なぜ魚を食べないか?
水産物については、健康への効用や季節感が高く評価される一方で、買い置きが難しく生ゴミが出るなど、食材としての使い勝手が良くないこと、また、店舗で売られている商品が丸ごと可食部になる肉類と比べた割高感や骨があって食べにくいことがあげられます。

魚介類は、カルシウムやミネラル、ビタミン類といった栄養素の宝庫です。中でも、魚の脂質に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳や神経組織の発達に、EPA(エイコサペンタエン酸)は血栓の予防に効果があることが知られています。
このコーナーで少しでも魚の知識を付け摂取量が増加するといいですね。
以上『お魚ワンポイント』 今回は「サンマ」を紹介しました。

≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
さて、続いては『解決!なんでもアンサー』のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していくコーナーです。今日の疑問は「4年生の漆原由紀さん」からいただきました。「日本酒と焼酎の違いはなんですか?」です。
皆さん、お酒は飲みますか?
では、日本酒と焼酎の違いを説明できますか?
見た目はそっくりな日本酒と焼酎ですが、この二つは、全く違うお酒です。
大きな違いは主に「アルコール度数」、「原料」、「造り方」の3つにあります。
1つ目は、「アルコール度数」です。
日本酒は一般的に清酒を指します。清酒は、酒税法でアルコール度数の範囲が22度まで、と決められています。
2つ目、「原料」です。
日本酒の原料はもちろんお米ですね!一方、焼酎は麦、芋、米がメインです。
3つ目「造り方」
日本酒も焼酎も微生物による発酵でアルコールを造りだす点では同じです。
しかし、焼酎は、醸造したものをさらに加熱しアルコールを蒸発させ抽出する蒸留という方法によって生まれる、比較的アルコール度数の高いお酒です。
以上が主な3つの違いです!皆さん違いを理解できましたか?
このお酒の製造法の分類は、実は、管理栄養士国家試験にも出題される内容なのですよ。しっかりと押さえておきたいですね。

「醸造酒」
醸造とは、酵母の発酵作用によって製造する方法であり、
最も古くから使われている製造法です。
あまりアルコール度数は高くなく、飲み口の良いものが多いというのが特徴です。
醸造でつくられる代表的なお酒の種類を紹介します。
原料が糖類であるワインやシードル、原料が穀物であるビール、日本酒です。
「蒸留酒」
醸造したものをさらに蒸留することによって生まれる、比較的アルコール度数の高いお酒です。
この蒸留技術は、中世ヨーロッパの錬金術の副産物として発達した技術です。
蒸留に使われる主な原料は、醸造の場合と同じく、糖類(果実等)と穀物(大麦や米等)の大きく二つに分けられます。
この蒸留技術の発達により、醸造では出せない、キリっとした飲み口のものが製造可能になり、一気にバラエティが広がりました。
海外ではウイスキーやスピリッツなどが生まれ、日本では、焼酎や泡盛といったものが誕生したのです。
蒸留したものは、アルコール度数が高く、飲み口がキツイものが多いので、カクテルの主材料としても活躍しています。
原料が糖類のものはブランデー、ラム、キルシュ
原料が穀物のものはウイスキー、ウォッカ、ジン、焼酎が挙げられます。

まずビールと発泡酒の違いは、 ①麦芽使用率と②使用原料の二面から定められています。酒税法上「ビール」に分類されるためには、麦芽を原料の3分の2以上使用し、副原料においても政令によって使用できるものが限定されています。(麦芽や麦、ホップ、米、とうもろこし、でんぷん等)
一方、発泡酒は麦芽使用率が3分の2未満、ビールとしては使用できない原料を使用している場合で、麦芽、麦を原料の一部とした発泡性を有する酒類とされています。

今回は、日本酒と焼酎の違いをご紹介しました。
是非、今日の晩酌の場でウンチクとして披露して下さいね。
以上、解決!なんでもアンサーのコーナーでした。

≪エンディング≫
番組では、皆さんからのメッセージを募集しています。
番組を聴いての感想、音楽のリクエストなどどんなことでも構いません。また、ラジオをお聴きのそこのあなた『解決!なんでもアンサー』のコーナーへ疑問、質問をお待ちしています!精一杯お答えさせていただきます。
宛先は、FAX番号 375-7501メール mail@fm797.co.jp
fmいずみ「パワフル奮闘記」までです。
また、ブログもやっていますのでぜひチェックしてみてください。
こちらにも、コメントやメッセージをお寄せください。寄せて頂いたコメントやメッセージは、番組の中でご紹介していきたいと思います。
さて、そろそろお別れの時間です。
本日のゲストは3年生の山田桃子さん、4年生の漆原由紀さん、コメンテーターは正木恭介先生、メインパーソナリティーは4年庄司桃子でお送りしました。

『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』
この番組は、食育関連事業を行っているNPO法人オリザネットの提供でお送りいたします。