自主制作ラジオ放送 パワフル奮闘記 第16回 (2014.09.17) 

16回目を担当します今日のメインパーソナリティーは、4年の平賀小百合です。
今日の自己紹介テーマは「最近買ったもの」です。
毎週週替わりで私たちの仲間が登場します! 今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間は、この方です!
宮田盟子さん,河原木仁美さん自己紹介
そして、今日の番組のコメンテーターは丹野なな子さんです。
今日はこの4人でお送りします。

最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は、宮田盟子が「栄養教諭実習」についてお伝えします。
私たちが所属する食品栄養学科では、教職課程をとっている4年生が、栄養教諭の資格を得るために、
1週間実習に行きます。
栄養教諭とは、児童・生徒の栄養の指導及び管理をつかさどる教員のことです。
児童・生徒の発育において、栄養状態の管理や、栄養教育の推進をめざして2005年に新たにつくられました。学校の食育の推進において重要な役割を担います。
主に、給食の献立作成、給食業務、給食便りの作成、教壇に立っての指導、給食委員会のサポートなどを行います。
栄養教諭の配置が進むことにより、各学校において、栄養教諭を中心として食に関する指導の全体計画が作成されること、また、先生方と連携した食育の学校全体の取組が期待されています。
今回は、7月に栄養教諭実習にいってきた、正木ゼミ4年生の平賀小百合さんにお話を聞いていきます。
小百合さんの実習先は、どのようなところだったのですか?
母校である岩手県の小学校で、全校児童数は約200人でした。
実習では、どのようなことをしたのですか?
一週間という短い時間の中で、児童と積極的に関わりながら、学校における栄養教諭の役割を学んできました。実習の後半には、研究授業と言って、他の先生方が見学にいらっしゃっている中で、実際に45分間授業を行います。
担当学年が決められており、基本的に毎日担当教室で児童と一緒に給食を食べます。
研究授業も、担当学年で行います。
栄養教諭の役割を学ぶために、具体的にどのようなことをしましたか?
座学の他に、調理室見学、業者さんから食材を受け取る作業の手伝い、他の先生方の授業見学、児童と一緒に給食を食べる、研究授業の準備などを行いました。
他の先生方の授業を見学し、自分の研究授業に活かします。給食を食べる際には、その日の給食に使われている食材の話をしたり、食べている様子の観察、残食状況の確認などをします。
毎日一緒に給食を食べることで、児童の食の実際の状況がわかるだけでなく、日に日に児童と打ち解けていくのがわかりました。
児童が職員室にわざわざお話をしにきてくれたり、お手紙をくれたり、休み時間に遊びに誘われたりしたんですよ。無邪気でかわいいですよね。

小百合さんは研究授業で、児童が自分で栄養のバランスを考えて食事ができるように、赤、黄、緑の「3色の食品グループ」を取り上げたそうです。
ラジオをお聞きのみなさんも、聞いたことがあるのではないでしょうか。
もちろんスタジオのメンバーのひとみちゃんは、わかっていますよね?
まかせてください!赤は、体をつくるもとになる食品で、お肉、お魚、卵、牛乳、豆など。
黄色はエネルギーのもとになる食品で、ごはん、パン、麺類、いも類など。
緑は体の調子を整える食品で、野菜、果物、キノコ類など
ですよね。
そのとおり!さすがですね。
研究授業をしたあとは、給食時間に、児童から、給食に使われている食材について「先生、これは黄色のグループだよね」とか「これは何のグループなの?」という声がたくさんかかりました。
一生懸命授業に取り組んでいたんですね。伝えたいことがしっかり伝わっているとうれしいですよね
そうですよね~
実際に栄養教諭の先生の働きを見てどのようなことを感じましたか?
改めて、食に関する指導は栄養教諭一人が行うものではないということがわかりました。
食育は、学校全体で共通理解し、協力して行っていく必要があります。
アレルギーを持つ児童に対しては、児童が誤って食べてしまわないよう、担任の先生は特に注意しなくてはなりません。
協力できる体制を整えるために、先生方と積極的にコミュニケーションをとり、食に関する各学年の状況を把握したり、こちらから情報を発信したりすることが大切だと感じました。
私も、小百合さんのお話を聞いて、栄養教諭は、児童の食事の指導と栄養の管理をつかさどる、とても重要ですてきなお仕事だとわかりました。
ひとみさんはどうでしたか?
これを聞いてくれた方が、栄養教諭がどんなことをしているか知ってくれたり、興味を持ってくれたらうれしいです。
また、3年生はこれから実習にいくことになるので、参考になればいいな、と思います。どんな児童たちが待っているのかたのしみですね。
以上「私たちのキャンパスライフ」今回は「栄養教諭実習」についてお伝えしました。

≪音楽タイム≫
ここで一曲音楽をお届けします。
音楽って、気持ちを晴れやかにしてくれますよね。
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、わたし、平賀の選曲でりょーくんの「風待ちハローワールド」です。
この曲は、自分の感情と向き合って、ありのままの気持ちを受け入れる大切さを教えてくれる曲です。
それではお聞き下さい。
~♪~
お届けした曲はりょーくんで「風待ちハローワールド」でした。
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!

≪コーナー2≫
さて、次のコーナーは、お野菜ワンポイントのコーナーです。
野菜の1日の摂取目標量は350gですが、日本人の野菜の摂取量はどの年齢でも目標量に達していません。そこで、毎週1種類、皆さんに旬な野菜をご紹介していき、野菜の魅力をお伝えしていきたいと思います。
今回は私、河原木仁美が「パセリ」をご紹介します。
さっそくですが、みなさんはパセリに対して、どんなイメージを持っているでしょうか?
わたしも、パセリは彩りのために添えてある野菜や、食べない野菜というイメージがあります。
なぜそんなパセリを取り上げたかというと、先日、Twitterで、パセリの話題が挙がっていたからです。
その内容は、TV取材で「出荷されるパセリのほとんどが残され捨てられている状況についてどう思われますか?」という質問に答えたパセリ農家のおじさんが「おいしくできたと思ったんですけどね…」といっていたのが忘れられない。というものでした。
そんなこと言われたら食べなきゃと思いますよね!ということで、もっとパセリを食べる人が増えてくれるように、パセリのいいところをたくさん紹介します!
まず、パセリの旬です。○○さん、いつだと思いますか?
パセリの旬は春の3月から5月頃までと秋の9月から11月頃で、今からがおいしい野菜です。
パセリの原産国は地中海沿岸で、紀元前から薬用や香味野菜として栽培されてきた歴史の古い野菜です。日本に入ってきたのは18世紀になってからで、オランダから長崎に持ち込まれたことから「オランダゼリ」と呼ばれていました。
つぎにパセリの驚くべき栄養を紹介します!
栄養価は極めて高く、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなど多くのビタミンを含み、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも多く含まれています。他にも食物繊維、カリウムなども含み、これら栄養素の含有量は、野菜の中でもトップクラスです!
また、パセリには食事の後にぴったりの、ある効果があります。
3択クイズです!みなさんも一緒に考えてみてください。①油を分解しやすくする②口臭を予防する③満腹感を維持させる。どれだと思いますか?※トーク
正解は、②口臭を予防する、です!
これは、パセリの香りに含まれるピネンやアピオールという成分によるもので、食後ガムのように1茎かむと、口臭を消してくれます。
知れば知るほど、わたしたちにとっていいこと尽くしのパセリ。ぜひ今日から、付け合せの一口を食べてみませんか?
明日の、野菜は、パセリで 決まり~!!
以上『お野菜ワンポイント』、今回は「パセリ」を紹介しました。

≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
さて、続いては『解決!なんでもアンサー』のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。
それでは今回の質問を紹介します。
正木ゼミ4年生の山田桃子さんから「眠れない夜はどうすればいいの?」という質問をいただきました。
眠りたいのに眠れないって、とってもつらいですよね。
「明日も早く起きなきゃいけないし寝なきゃ!」と思うと余計寝れなくなってしまって…なんて経験、私にもあります。
布団に入るとあれこれ考えてしまい、何回も時計を見るようになると、この時計を見るという行為が脳を働かせて体を活動状態にして、更に寝られない状態を作ってしまいます。
原因の多くは、精神的なストレスや悩みで常に体が緊張状態に置かれていることです。
ひとみさんも、眠れなかった時期は何かに悩んだりしていませんでしたか?
改善するには原因となったストレスや悩みを解決すればいいのですが、そう簡単にはいかないですよね。
一番肝心なことは、「寝れなくてもいいや」くらいの軽い気持ちでいることです。
「まあ、そのうち眠れるかな」と肩の力を抜いてなるべく軽い気持ちを持ってください。
睡眠そのものに過剰に固執しないことがとても重要です。
簡単にできる改善方法を5つ紹介します。
1、朝の太陽の光をしっかり浴びる
とにかく朝に体内時計を一度リセットすることが重要なので絶対に外、もしくはベランダへでて朝日を浴びることをオススメします。
朝日は体内時計をリセットさせるのに最も大切な要素だからです。
朝、この時間になれば起きなければいけないということを体に覚えさせるのが重要です。
※授業でサーガディアンリズムって習いましたよね!一般的には「体内時計」などと言われるもので、光や温度、食事など外界からの刺激によって修正されるんですよね。夜食は控えようと思いました…。
動物、植物、菌類、藻類などほとんどの生物に存在しているというのにも驚きました。
2、適度な運動
疲れすぎる・激しすぎる運動をしなくてもウォーキングなどでも大丈夫です。
できれば1日に5キロを目安に歩きたい所です。
※動物は体を動かす生き物と書いて動物ですもんね。
あまりにも運動しないのは体だけでなく心の病になる場合があるそうですよ。
3、カフェインを止める
朝一番と昼寝をする前のコーヒーはかまいませんが
夕方以降にコーヒー・緑茶・紅茶などを飲むのはやめましょう。
※夜眠れないとき、暖かいものが飲みたくなって紅茶を飲んでしまうことがありました。
実はけっこうカフェイン入っているんですよね。
4、お風呂は、めるめの温度で、ゆっくりと
全身浴半身浴どちらでも構いません。
眠る1時間半~1時間前の入浴がおすすめです。
体温が上がると人間は眠りやすくなるからです。
5、脳に刺激を与えない
就寝前の2~3時間くらい前から、目から脳に刺激を与えるもの
眠りを妨げるものを避けるようにしてください。
脳がドキドキしてしまいなかなか休もうとしてくれません。
質問してくれた桃子さん、参考になったでしょうか。
ラジオをお聴きの皆さんも、眠れない夜がある方は、取り組みやすいことを試してみてください。
良い睡眠をとり、元気に毎日を過ごしていただきたいです。
以上、解決!なんでもアンサーのコーナー、今日は「眠れない夜は」について紹介しました。

今日は宮田盟子さん、河原木仁美さん、コメンテーターは丹野なな子さん、メインパーソナリティーは平賀小百合でお送りしました。