食品栄養学科自主制作ラジオ放送 201201004 第18回
「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」~!
こんにちは! この番組、今日で18回目となります。
宮城学院女子大学 食品栄養学科で管理栄養士を目指す私たちが、栄養と食べることの魅力を熱く語っていく番組です。
先輩たちから引き継ぎ、今年で4年目の番組です。
私たちのキャンパスライフや、大衡村で行っている教育ファームの様子、ご当地自慢なども紹介していきます。
とにかく食べることと東北地方が大好きな私たちの想いが、皆様に届きますように!一生懸命頑張ります!
毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!
今日のメインパーソナリティーは3年生の山田梨花でお送りします。
そして週替わりで登場するメンバー、今週はこの二人~(さゆこちゃん、みくちゃん)
そして番組のコメンテーターは私たちの大学の先生の正木恭介先生です。先生のご専門は栄養学です。先生よろしくお願いします。
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「わたしたちのキャンパスライフ」のコーナーです。今日は“大学3年生後半の目標・やりたいこと”について語ります。
1曲音楽をはさみまして、番組後半は、私たちの出身地の名物などを紹介する「ご当地自慢」のコーナーと、今日からすぐに役に立つ豆知識「栄養ワンポイント」のコーナーをお届けします。
FMいずみのスタジオからお送りします。どうぞ、30分間ランチタイムのBGMとしてお付き合いください。
≪コーナー1 わたしたちのキャンパスライフ≫
最 初のコーナーは「わたしたちのキャンパスライフ」のコーナーです。今回は、“大学3年生後半の目標・やりたいこと”についてです。なぜこのテーマにしたか といいますと、長い夏休みも終わりまして大学3年生後半が始まり、就職活動も本格的になってきます。将来について考えたり、自己アピールについて考えたり する時間が増えてきます。そこで、これまでの大学生活を振り返り、頑張ってきたことや、これから挑戦したいことなどをラジオをお聞きのみなさんにお話した り宣言して気合いを入れたいと思いこのテーマにしました。また、人生の先輩である正木先生はどのような大学生活を送っていたかや、就職活動や将来の進路に ついてのアドバイスを頂きたいと思います!
以上、わたしたちのキャンパスライフのコーナーでした。
≪音楽タイム≫
ここでリスナーの皆さんに心の栄養源をお届けします。
音楽を聴くと心が癒されたり、元気になりますよね。
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介します。
今週ご紹介する曲は、私、山田梨花の選曲で、SMAPの「さかさまの空」です。私はこの曲を聴くとゆっくりと落ち着いた気持ちになれます。それではお聞き下さい。SMAPで「さかさまの空」
~♪~
お届けした曲はSMAPで「さかさまの空」でした。
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
≪コーナー2 ご当地自慢≫
さて、次のコーナーは、ご当地自慢のコーナーです。このコーナーでは、私たちの大好きな地元の魅力を皆さんにご紹介していきます。
今回は、私山田梨花が塩釜の藻塩についてご紹介します。
私の地元の塩釜市は、太平洋岸に面した宮城県のほぼ中央に位置したところにあります。
生マグロの水揚げ、かまぼこなど魚肉練り製品の生産は日本一の水産業が盛んな町です。
塩 には海水からとれる塩(海水塩)、山からとれる塩(岩塩)、湖からとれる塩(湖塩)がありますが、今回ご紹介する藻塩とは、ホンダワラと呼ばれる海藻から 作った塩のことで平安時代から伝わる作り方と言われています。藻塩は淡いベージュ色をしており、海水と海藻のうま味が凝縮したまろやかな口当たりが特徴で す。カルシウム、カリウム、マグネシウムなど海藻に溶け込んだミネラルを豊富に含んでいます。塩釜ではいつごろから始まったか不明ですが毎年7月に藻塩焼 神事という海水から藻塩をつくりお供えする神事が行われています。塩釜の歴史と文化を受け継ぎ、街おこしとして合同会社で藻塩を使ったようかん、まんじゅ う、飴、クッキー、マカロン、ラーメンなど様々な藻塩商品が開発されています。塩釜市内のお店や県内の生協で取り扱われています。塩釜の歴史ある方法で作 られた藻塩や藻塩スイーツ、見かけたらぜひ食べてみてください。
以上、「ご当地自慢」のコーナーでした。
≪コーナー3 栄養ワンポイント≫
さて、続いては『栄養ワンポイント』のコーナーです。
このコーナーでは、栄養についてクイズ形式でご紹介していきます。管理栄養士を目指す私たちが栄養について知っておきたい知識、また、生活にすぐに役立つ豆知識を問題形式でリスナーの皆さんにご紹介します。みんなで考えて理解を深めていきましょう。
それではさっそく問題です。
お弁当やおにぎりに入れるとご飯が腐りにくいと言われるものは次のうちどれでしょう。
1. こんぶ
2. 鮭
3. 梅干し
答 えは、3の梅干しです。食べ物を腐らせるのは、細菌や微生物のせいなのですが、ご飯を腐らせるのは枯草菌という菌です。枯草菌の性質は、熱に強いが酸に対 しては非常に弱く、梅に含まれるクエン酸などの有機酸に触れると死滅してしまいます。なので、お弁当やおにぎりに梅干しを入れるとご飯が腐りにくくなりま す。
つづいての問題です。
タコを調理する前に一緒に漬けたり、もみ洗いするとタコが柔らかくなるものとは何でしょう?
1. しょうが
2. 大根
3. レモン
答 えは、2の大根です。タコは加熱すると筋肉組織のたんぱく質の収縮によって硬くなってしまいます。そこでタコを調理する前に、大根おろしに漬け、もみ洗い をすると大根のたんぱく質分解酵素・プロテアーゼの効果で柔らかくなります。また、大根には、タコと一緒にゆでると色をきれいにする効果もあると言われて います。
それではもう一問、問題です。
マヨネーズは冷蔵庫ではなく常温で保存するほうがよい。○か×か?
答え は、○で常温で保存するほうがよいです。なぜかといいますと、水と油が溶け合っている乳化状態は、10~30℃くらいの温室が一番安定しているからです。 それ以上温度が高くても低くても、分離しやすくなってしまいます。マヨネーズは酢と油を卵黄のレシチンが結び付けています。この3つが分離しない限り腐る 心配はないので、常温での保存がいいということです。
来週もみんなでクイズを楽しみながら勉強していきましょう。
以上、栄養ワンポイントのコーナーでした。
また、ブログもやっていますのでぜひチェックしてみてください。
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『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』