自主制作ラジオ放送 パワフル奮闘記 第17回 (2014.09.24) 

17回目を担当します今日のメインパーソナリティーは3年の清水佳南です。
今日一緒に番組を担当する、仲間はこの方々です!
戸野塚ゼミ3年の佐藤友里亜さんと正木ゼミ3年の豊田莉子です。
そして、番組のコメンテーターは私たちの大学の先生の、正木恭介先生です。
本日はこの4名でお送りします。

≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
今回は、「養護教諭に関する授業や実習」についてお伝えします。養護教諭とは、簡単に言うと保健室の先生です。私たちが所属する食品栄養学科では、希望者は養護教諭になるための授業も受けることができます。そして4年生で、無事に4週間の学外実習を終え、全ての授業の単位を修得すると、卒業と同時に養護教諭の免許が取得できるんです。実は、今日のゲスト友里亜ちゃんは、管理栄養士になるための勉強と、養護教諭になるための勉強の両方を頑張っているんですよね?そんな友里亜ちゃんにいろいろと話を聞いてみたいと思います!
養護教諭になるための授業について教えて下さい。
はい。まず、教職という授業をとらなきゃいけないのでそれは1,2年生のときは週に1,2回くらいですね。3年生からどんどん増えてきて専門的になり、難しくなりますが・・・少人数の授業なのでとても発言がしやすい場ですよ。特に看護実習という授業は、怪我の手当とか実際の保健室業務について学べるのですごく楽しいですよ!タンカに乗せられて校内を回ったり、車いすに乗って外に出てみたり、いろんな体験ができます!3年生の春休みには養護教諭になるための病院実習もあるのでまずはそのためにいろいろ学び中です!
実習内容を分かる範囲で教えてください。
はい。教育実習は小・中・高問わず、行きたい学校を決めてその学校に自分でお願いにいきます!でもだいたいはみんな母校を選んでますね!養護教諭の教育実習はだいたい1か月あるんですが、何をやるかはその学校によりますね。現役の養護教諭さんのお手伝いをしたり、身体測定時期とかぶっているときはそのお手伝い、時には生徒さんのお悩みを聞いてあげたりもします!模擬授業をやるかも学校によってですが、小・中学校のほうが可能性は高いと思います。
管理栄養士の勉強と両立するのは大変ですか?
はい。正直楽ではないですが、管理栄養士のための授業の内容が養護教諭で生きてくるときもありますよ!例えば、保健室に具合が悪いといってきた生徒にいろいろお話を聞いて、食と体調を結び付けてアドバイスしてあげたりとか!まあ今は大変だと思いますが、私は居酒屋で普通にバイトもしてますし、授業とは別で自主活動とかも、もちろん遊びもたくさんしてますよ!一緒に頑張る仲間がいればなんとかできます!!まあほんとこれからですけどね!
みなさんは保健室にまつわる思い出ってありますか?
友里亜ちゃんは戸野塚厚子先生のゼミに所属していますよね。戸野塚先生の専門は教育学で、海外の教育事情にもお詳しい先生です。とても素敵な先生だと、あちらこちらから噂を聞いているんですが、先生のことも含め、ゼミの活動について教えて下さい。
はい。3年生では保健教育に関する教科書を1人1人要約して、発表しています。そのとき、司会と書記も決めて基本的は学生で進めていく形です。討論をする中で戸野塚先生が毎回とっても深いお話をしてくれるので先生のお言葉を全て録音しておきたいくらいです!!先生はスウェーデンの研究もしているので北欧の教育についても聞けますよ!時には北欧のコーヒーや紅茶を飲みながらいろいろな話をします!ほんとに私たちは先生のお話が大好きで、一生ついていきます!って感じです!!(笑)とにかく楽しいゼミです!
今日は、養護教諭になるために奮闘中の友里亜ちゃんにたくさん教えてもらいました。もしリスナーの方で、養護教諭を目指している方がいましたら、今日の話を是非参考にして欲しいです。
以上「私たちのキャンパスライフ」今回は「養護教諭に関する授業と実習」についてお送りしました。

≪音楽タイム≫
ここで一曲音楽をお届けします。
音楽を聴くと心が癒されたり、元気になりますよね。
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は私、清水の選曲でthe royal conceptの「on our way」です。
背中を押してくれるような、勇気が出る曲です。
それではお聞き下さい。
~♪~
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!

≪コーナー2≫
さて次は、お野菜ワンポイントのコーナーです。
野菜の1日の摂取目標量は350gですが、日本人の野菜の摂取量はどの年齢でも目標量に達していません。そこで、毎週1種類、皆さんに旬な野菜をご紹介していき、野菜の魅力をお伝えします。
今回は私、清水佳南が「蓮根」をご紹介します。
突然ですが問題です!れんこんはなぜ穴があいているのでしょうか??
実はあの穴は、空気の通り道になっています。深い泥の中に沈んでいるレンコンは、空気に触れる事ができないため、あの穴が地上の「茎や葉」にある穴とつながっていて、空気の通り道として使われているわけです。この穴のおかげで、れんこんは見通しがきくなんて言われ、縁起物とされていますね。
因みに、れんこんを食べる国は日本、中国、インドなど、アジアの一部の国だけなんです。日本人は、発酵した物やら、内臓やら、根っこやら茎やら・・・なんでも食べますよね。食文化が本当に豊かなのだなぁと感じます。
れんこんが収穫量1位の都道府県は、茨城県です。全国の収穫量の約5割ちょっとも占めています。旬は晩秋から冬で、国産の価格は100gあたり150円前後です。
買う時のポイントは、4つあります。①全体が太くて、まっすぐなもの②節と節の間が長く、きれいな円柱のもの③穴の内側が黒くなっていないもの④茶褐色の皮のものを選ぶとおいしい蓮根が食べられますよ。
(スタジオ)蓮根ってすぐ黒くなっちゃいますけど、あれはなぜですか?
はい、あれは蓮根に含まれるポリフェノールの一種、タンニンが酸素と反応して、黒ずみを引き起こしてしまうからです。調理の際のポイントは、切り口は空気に触れるとすぐに黒ずみますので、皮をむいたらすぐに水に漬けます。酸味がじゃまにならない料理の時は、切ってすぐ酢水にさらすと、より白く仕上がります。
(スタジオ)みなさんは、れんこんをどのようにして食べていますか?
明日の、野菜は、蓮根で決まり~!!
以上『お野菜ワンポイント』、今回は「蓮根」を紹介しました。

≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
さて、続いては『解決!なんでもアンサー』のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。
今回、正木ゼミ3年の廣木さやかさんから「管理栄養士の国家試験対策をどのように進めたらよいのか」という質問をいただきました。
私、豊田莉子が、正木ゼミ4年の先輩お二人にどのように勉強を進めているのか聞いてきました。
突然ですが、清水さんや佐藤さんは国家試験対策をはじめていますか?
今回はコーナーの冒頭でお話ししたように、正木ゼミ4年の先輩、宮田盟子さんと平賀小百合さんからアドバイスをいただいてきました。
お二人は、大学4年生になる前の春休みや、大学4年生になったあたりから本格的に管理栄養士の国家試験対策を始めたそうです。
教材は主にクエスチョンバンクをお二人とも使用しているそうです。クエスチョンバンクとは過去問とイラスト付きのポイントが記載されていて、4700円で購入できます。私たちの大学の学生生協でも販売していますよね。
クエスチョンバンクの他に、小さな文庫本くらいの大きさのテキストや、インターネットで一問一答の問題をバスの移動時間や暇なときに見ているというのもお二人共通していました。
また、勉強は少しずつでもよいので毎日続けたほうが良いそうです。お二人は、模試の業者の方のガイダンスを聞いて「24時間以内に勉強を再開すること!」がポイントだと感じたそうです。この24時間以内に勉強を再開することによって、勉強することが習慣になるそうです。
管理栄養士国家試験の試験科目は、社会・環境と健康、人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、食べ物と健康、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論で、私たち3年生は大学4年生の3月、つまりあと約1年半後に受験予定です。
なるべく早く国試対策を始めるに越したことはないと思うので、リフレッシュしながら、モチベーションを保って頑張りたいですね。

以上、解決!なんでもアンサーのコーナーでした。
本日は佐藤友里亜さん、豊田莉子さん、コメンテーターは正木恭介先生、メインパーソナリティーは清水佳南でお送りしました。
『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!