自主制作ラジオ放送 パワフル奮闘記 第21回 (2014.10.20) 

21回目を担当します今日のメインパーソナリティーは 4年の山田桃子です。
毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!
今日一緒に番組を担当するのはこの方々です!
正木ゼミ4年の高梨せいらです。同じく正木ゼミ4年の高橋春那です。
そして、番組のコメンテーターはわたしたちのゼミの先生、正木恭介先生です。
今日のオープニングトークは、「文化祭の思い出」がテーマです。
私は、高校の文化祭が一番思い出に残っています。所属していたサークルでタイ焼き屋さんを出店したのですが、そのときにみんなで巫女服のコスプレをしたことが強烈に残っています。若かったな~というかなんというか・・・いや、まだ若いと思いたいですけどね!
今日はこの4人でお送りします。

≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」です。
今回は、「就職活動2014」についてお伝えします。
去年の12月、まだ3年生だった私たちに訪れた大イベント(?)就職活動、通称就活!
今日はスタジオメンバーが全員4年生ということで、少し話しにくいところもあるかもしれませんが、就職活動について語り合います。
まず始めに、就職活動とはどのようなものかお話します。
私たち4年生は、去年の12月、つまり三年生の12月から就職活動が解禁となりました。
12月から本格的に活動をしているのは、一般企業志望の方がほとんどです。一般企業とは、メーカーや金融系など、いわゆる「会社」です。私たち食品栄養学科では、給食委託会社や食品メーカー、ドラッグストアを受けている人が多かったですね。
その後、8月あたりから病院や高齢者施設などの管理栄養士募集が少しずつ始まり、9月から10月には、公務員試験(保健所や保健センターで働く管理栄養士)や教員採用試験(栄養教諭や養護教諭)が行われました。
就職活動の流れに沿って、それぞれの思い出や、後輩へのアドバイスなどなど、自由に語り合っていこうと思います。
まず、就職活動では説明会があります。
次に、自分が気になった企業に対してESや履歴書を送ります。
そして、それが通っていよいよ面接です。
最終面接を通って、念願の内定となります。
就職活動と聞くと、とても辛いもののように聞こえます。確かに、私もたくさんの会社を受けて、たくさん落ちました。嫌なことが重なって落ち込んでいたときもあります。
でも、人間にも合う、合わないがあるように、自分と企業の間にも合う、合わないがあると思います。
真面目にやっていれば、必ず言い御縁に巡り合える!と、私は信じてやっていました!
自分で決めた道、不安もありますが、せっかく出会えた御縁を信じて、素敵な社会人になれるよう頑張りたいです。
以上「私たちのキャンパスライフ」今回は「就職活動」についてお送りしました。 

≪音楽タイム≫10分00秒~13分00秒
ここで一曲音楽をお届けします。
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今回は正木先生の選曲です。実はこのラジオが始まって以来、初!です!
先生紹介をお願いします。
それではお聞き下さい。
~♪~
お届けした曲は田原俊彦で「NINJIN娘」でした。
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!

≪コーナー2≫
さて、次のコーナーは、お野菜ワンポイントです。野菜の1日の摂取目標量は350gですが、日本人の野菜の摂取量はどの年齢でも目標量に達していません。そこで、毎週1種類、皆さんに旬な野菜をご紹介していき、野菜の魅力をお伝えします。今回は高梨せいらちゃんに紹介してもらいます。
今回は「にんじん」をご紹介します。
にんじんとはセリ科ニンジン属の根や葉を食用とする野菜で、一般的ににんじんと言えば根の方を指します。代表的な緑黄色野菜として知られていますね。
突然ですが、皆さんにんじんの旬はいつだと思いますか?
にんじんは一年中当たり前のように手に入る野菜の代表的なものですが、にんじんの旬は秋から冬です。春から夏にかけては徳島県、千葉県、青森県や長崎県で多く収穫され、秋は主に北海道で収穫されています。また、冬には千葉県をはじめ長崎県や愛知県で収穫されています。しかし、秋から冬にかけての物が、甘味や栄養成分から見ると最もおいしい時期だといえるようです。
続いて原産地についてです。ニンジンの原産は中東のアフガニスタンといわれています。そこからヨーロッパに伝わった西洋系と中国などアジアに伝わった東洋系とに分かれました。今日本で栽培されている主なものは西洋系の5寸人参や東洋系の金時人参があります。
次は栄養についてです。ニンジンには多くのカロテンが含まれています。β-カロテンは強い抗酸化作用を持っているので身体全般の老化防止や、肌・髪・爪を健康に保つといった効果があるといわれています。

皆さんはにんじんをどのようにして食べますか?
生のにんじんにはアスコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素が含まれています。アスコルビナーゼは、にんじん自身のビタミンCのみならず、いっしょに調理した他の野菜のビタミンCをも破壊します。しかし、アスコルビナーゼは熱と酸に弱い性質があり、ゆでたり、炒めたり、酢を少し加えることでビタミンCの破壊作用はなくなります。また、油との相性がよく、揚げ物や油炒め、バターソテーなどのように、油と共に摂取することでビタミンAの効果が増すそうです。
明日の、野菜は、にんじんで 決まり~!!
以上『お野菜ワンポイント』、今回は高梨せいらちゃんに「にんじん」を紹介してもらいました。

≪コーナー3≫
さて、続いては『解決!なんでもアンサー』のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回の担当は高橋春那ちゃんです。
はい、今回は正木ゼミ4年生の熊谷恵実さんからいただきました。
「秋はどうして食欲の秋と言われるの?」という疑問です。
いつからか秋は「食欲の秋」と言われていて、秋はおいしいものがたくさんあるから「食欲の秋」と言われているのかなと私は思っていたのですが、皆さんはどうですか?
「食欲の秋」と言われるようになった由来はさまざまあるようですが、今回は、そのなかから二つ紹介したいと思います。
一つ目は、「秋になると糖質(でんぷん)が多くエネルギー源になる米、いも類、栗などが実りを迎えるから」ということです。日本には春夏秋冬、美しい四季があり、食べ物にもそれぞれの旬があります。現在は、年間を通していろいろな野菜が手に入りますが、私達人間も植物と同じ気候風土、季節の中で生きています。そのため、野菜は季節のものを食べるのが最も自然です。秋の味覚である米、いも類、栗などは糖質(でんぷん)が多くエネルギー源になります。動物は本能的に冬を越えるための準備として体に多くの栄養分を取り込もうとする性質があります。つまり、「食欲の秋」というのは「冬の寒さに備えてしっかり食べてエネルギーを蓄えましょう」ということのようです。
二つ目は、「涼しくなった秋には、夏バテした体の調子を取り戻すために自然と食欲が増す」と考えられるからです。
わたしは、一年中食欲があって夏に食べられないということはないのですが、皆さんは夏バテで食欲がなくなりますか?
涼しくなった秋には食欲が回復するということですが、秋には食欲がありますか?
このように、「食欲の秋」とは季節や気候などにかんけいがあるようですね。
質問してくれた正木ゼミ4年生の熊谷恵実さん、参考になったでしょうか。ラジオをお聴きの皆さんも秋はおいしいものをたくさん食べて食欲の秋を満喫してくださいね!
以上、解決!なんでもアンサーのコーナー、今日は高橋春那ちゃんに、「秋はどうして食欲の秋と言われるの?」について紹介してもらいました。

『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』