23回目を担当します今日のメインパーソナリティーは 3年の 平賀小百合 です。今日の自己紹介テーマは「ありがとうを伝えたい人」です。明日でちょうど震災から丸三年がたちましたが、今でも仮設住宅で生活している方がいます。
今ある生活を当たり前と思わず、感謝の気持ちを忘れないでいたいですね。わたしがありがとうを伝えたい人は、お母さんです。最近母が誕生日だったので、お友達と一緒にバースデイソングを電話越しに歌いました。
毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間はこの方です!
3年生の浪岡彩織です。2年生の古内晴菜です。
そして、番組のコメンテーターは私たちの大学の先生である正木恭介先生です。先生よろしくお願いします。本日はこの4人でお送りします。よろしくお願いします。
それでは今日の番組内容です。最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は、大学学科内の組織「食品栄養学会」について語らいます。1曲音楽をはさんで、番組後半は、魚の魅力をさぐる「お魚ワンポイント」のコーナーと、皆さんから頂いた疑問を私たちが何とか答える「解決!なんでもアンサー」のコーナーをお届けします。今日は消費税アップへの備え方は?という質問をいただいたので、調べてきました。
≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は、食品栄養学科である先生も私も本日のゲストのお二人も所属している食品栄養学会について語っていきたいと思います。
まず、食品栄養学会とはどのような学会なのでしょうか。
さおりちゃん、教えてください。
・食品栄養学科に属している学生および専任の教職員全員で構成されている組織
なるほどー。具体的にはどのような活動をしているんですか?
学外への見学会や、大学祭での展示、実は以前私も参加させていただきました。
食品栄養学科以外の人は、なかなか大量調理を目にしたり、給食の歴史を知る機会ってないと思います。そのような機会を作るのって大切ですよね。
大学祭の展示では、展示だけでなく給食の試食を配ったり、来ていただいた方に好きだった給食のメニューを書いて壁にはってもらっていました。
みなさん、自分が食べていた給食を思い出して、懐かしんでいるようでした。
・お便り紹介
ちなみにわたしはココア揚げパンと書いたのですが、みなさんは給食のメニュー何がすきでしたか?
先生方や先輩・後輩、普段教室ではなかなか話せない方との交流や学内・学外の活動は意義のあるものですね。来年の活動が楽しみです。
以上「私たちのキャンパスライフ」今回は「食品栄養学会」についてお送りしました。
≪音楽タイム≫
ここで一曲音楽をお届けします。音楽を聴くと心が癒されたり、元気になりますよね。
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、パスピエの「名前のない鳥」です。この曲は、待っているだけじゃなく、自分から行動してみようと思わせてくれる曲です。それでは、お聴きください。
~♪~来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
≪コーナー2≫
お魚ワンポイントのコーナーです。
今回、今回ご紹介する魚は少し範囲を広げさせていただいて魚介類から選んでみました。「ほたて」です。
さおりちゃん、ほたてってどうかくかわかりますか?正解は、ヨットの帆(幅の左側に凡庸のぼん)に、立つ、とかきます!
このようにかく由来は、貝殻の一片を帆のように開いて立て、風を受けて水の上を移動する帆掛舟(ほかけぶね)のように海中や海上を移動するからだと言われています。
そのほか、殻の形からそれを扇に見立てた海扇(うみおうぎ)との呼び方もあります。
殻径は20cmほどになる大きな二枚貝です。貝殻はふくらみが強い殻と弱い殻とが合わさっていますが、どちらが右側でしょう?
正解は、ふくらみが強い方が右殻です。貝柱は肉厚で淡白ですがほぐれやすく、舌触りと風味がよいです。刺身や煮込み、バター焼き、スープなど様々な料理で使用されます。また、乾燥して干貝(干貝柱)にも加工し、一部は日本から輸出もされ、具材や調味料として利用されます。また、俗にヒモ(貝ヒモ)と呼ばれる部分も燻製や塩辛などにして食べられます。
貝殻以外はほとんどの部位が食べられますが、「ウロ」と呼ばれる中腸腺は食べても美味しくない上、健康に影響を与える可能性があるので、食べない方がよいです。ウロは黒緑色で目立つため、手で簡単に取り除くことができます
みなさんはホタテを使った料理、何が好きですか?
ホタテが旬な季節は秋から冬にかけてで3月頃のホタテは肉厚で美味しいといわれています。ホタテは110g(1個可食部(むき身))で79kcalであり、低カロリー高たんぱく食品です。
1個食べれば、1日に必要なタウリン、ビタミンB12、葉酸、亜鉛をすべて賄うことができます。ホタテのタウリン含有量は1こあたり約1000mgです。成人男性で1日500mg摂取すればいいと言われているので、十分に摂取できますね。
なぜ海にすむ魚介類でタウリンが多いかというと、タウリンには浸透圧調整機能があるらしく、海水の中で暮らすには大切だそうです。
タウリンは、生体内で重要な働きを示す分子です。タウリンには身体や細胞を正常な状態に戻そうとする作用があります。
たとえば、血圧が高いと下げ、肝臓の働きが鈍っていると高めます。また、うっ血によるむくみ、息切れを改善します。赤ちゃんの場合、不足すると発育不全を起こすこともあります。
現代の死亡原因の7割を占めると言われる生活習慣病の”ガン・心臓病・高血圧・糖尿病”に特に有効と言われています。
☆メモ:魚介類におけるタウリン含有量は他の食材よりもかなり多いです。植物にはこのタウリンがほとんどありません(作り出されていません)。
鶏卵にもまったくありません。(ネコにとってタウリンは必須の栄養素であり、ネコが魚介類を好むのもタウリンを多く摂取するためと言われています。)
☆メモ:近年、青森県の八戸工業大学の研究により、貝殻を粉末にして特殊な熱処理を施すと殺菌、消臭、除菌等の様々な機能があることがわかってきており、幅広い応用が期待されている。現在でもシックハウスの対策として、壁および床材として日本国内で販売されており、水虫薬としてはアメリカでもIRBの承認を受けて "MOIYA" と名称で販売されている。この水虫薬は水虫の本場であるアメリカの新薬の治験でも、市販されている他製品に比べ7割以上の患者が、良いとの高い評価を下しており、日本でも個人販売で購入することができる。マニキュアにも利用される。
栄養価の高いほたて、みなさん、食べたくなってきたのではないでしょうか。
明日の おかずは ほたてで 決まり!
以上『お魚ワンポイント』 今回は「ほたて」を紹介しました。
≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
さて、続いては『解決!なんでもアンサー』のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していくコーナーです。今日の疑問は、ゲストとして来てくれている3年の浪岡彩織さんからいただきました。「消費税アップへの備え方って?」という疑問です。もうそろそろ4月になり、消費税が8%になりますね。私も気になっていたので、調べてみました。
1.消費税アップ前にすべきことは?
消費税アップの前に買っておくべきものは何でしょうか。
・家、土地は本当に増税前が買い時か?
・車はいつ買うのがいいのでしょう?
・教育費にも消費税がかかる?
・いま買っておくべきものってある?
など、一般的にはこんなものが挙げられていますが、私たち女子大生は家や土地は買わないので…今日は私たち女子大生の備え方について語らっていきたいと思います。
今買っておいたほうがいいものは?
→電車やバスの定期券、レジャー施設の年間パスポートなどは一般的には買っておいた方がいいといわれていますが、企業ごとに変わってきます。
服や靴も、企業によっては値段を上げないで販売するところも多いようです。自分の買う定期券やお洋服のブランドをチェックしてみましょう。プリクラは、3%分、量が減らされるようです。
教科書は3月中に買った方がよいでしょう。8%だと頭で計算するには大変なので、電卓が必要になってきますね。
カードのポイントは、チリもつもれば山となるといいますので、どんどん貯めていきましょう。獲得ポイントで一番差が出るのが「クレジットカード」です。まず、支払いを現金ではなく、クレジットカードで支払うことを意識します。?さらに、「自分にあったポイントがたくさん貯まるカード」を使いこなせればもっとお得です。
増税を機に、節約しましょう。
2.「つい買いすぎてしまう・・・」その理由に、「言い訳消費」があった!
入り口でカゴを2つ取ってしまったり、店内をジグザグと歩き回るのは、たくさん物を買いやすい状況を作り出すということでした。
さらにたくさん買いすぎる原因となるのは、「言い訳消費」です。「言い訳消費」をしやすい行動パターンが複数あり、メーカーや店もその心理を分かった売り方をしている、といいます。
3.レシートを見直すだけでムダ買いがなくなる!
一週間ほど買い物のレシートをためてもらい、それに○△×をつけて買い物を振り返って、買い物の価値を見直してみます。
○→必要だったもの
△→必要だがもっと安く買えたもの
×→不要だったもの
中でも×がついたものに関して、お店や時間帯、曜日などの共通性、傾向が出ることも多く、それを知ることで、ムダ買いを防ぐことができるといいます。
4.自分流の家計簿で楽しく節約!
なかなか続かない家計簿、自分流のルールを作ってみましょう。
<家計簿のポイント>
・1か月を「33日で計算」する。→12月の生活費が丸々貯金に回せるスゴ技です。
・予算を設定し、「残金」をしっかり把握する。
以上、解決!なんでもアンサーのコーナーでした。
本日のコメンテーターは正木恭介先生、ゲストは浪岡彩織さん、古内晴菜さん、メインパーソナリティーは3年平賀小百合でお送りしました。
『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』