2012年度自主制作ラジオ放送 20120802 第09回
≪オープニング≫
「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」~!
こんにちは! この番組、今日で9回目となります。
宮城学院女子大学 食品栄養学科で管理栄養士を目指す私たちが、栄養と食べることの魅力を熱く語っていく番組です。
先輩たちから引き継ぎ、今年で4年目の番組です。
私たちのキャンパスライフや、大衡村で行っている教育ファームの様子、ご当地自慢なども紹介していきます。
とにかく食べることと東北地方が大好きな私たちの想いが、皆様に届きますように!一生懸命頑張ります!
毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!
今日のメインパーソナリティーは3年生の山田梨花でお送りします。
そして番組のコメンテーターは私たちの大学の先生の正木恭介先生です。先生よろしくお願いします。
続いて今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間は~
3年生の坂本紗季子と同じく3年の佐々木香奈です。
それでは今日の番組内容です。
最 初のコーナーは「わたしたちのキャンパスライフ」のコーナーです。今日は先月7月に行った大衡村での教育ファーム現場リポートについてお伝えします。1曲 音楽をはさみまして、番組後半は、私たちの出身地の名物などを紹介する「ご当地自慢」のコーナーと、今日からすぐに役に立つ豆知識「栄養ワンポイント」の コーナーをお届けします。
FMいずみのスタジオからお送りします。
どうぞ、30分間ランチタイムのBGMとしてお付き合いください。
≪コーナー1 わたしたちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは「わたしたちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は、教育ファーム現地リポート第二弾といたしまして、
先月7月1日に行われた教育ファーム第二回目の活動の様子をお伝えしていきます。
教 育ファームとは、作物の栽培から収穫までを体験し、農業や食べること、自然とのふれあいを深める活動のことです。私たち正木ゼミでは、大衡村の高橋賢一さ んにご指導いただきながら、毎年この活動を行っています。7月1日この日に行われた活動では、午前中に5月に植えた稲とひまわりの成長観察、レタスやじゃ がいも、大根の収穫、午後からはカブトムシの幼虫採集を行いました。
紗季子ちゃんが植えた稲の成長はどうでしたか?
また、教育 ファームの活動は私たち大学生だけではなく小学生のお子さんがいる9組のご家族もお招きして活動しています。当日お子さんたちにインタビューをした音源が あります。今回は小学6年生のよもぎだゆうき君、2年生のはせがわこうせい君と1年生のいわさりく君、4年生のなかのしょうた君です。稲の観察と昼食づく りについてお話をきいたので、まずはこちらをお聞きください。
前回自分が植えた稲やひまわりの成長が目に見えて、みんな嬉しそうでしたね。
さらに午後からのカブトムシの幼虫採集は、たくさん幼虫が見つかってみんな大喜びでしたよね。
今回の稲の観察や畑での野菜収穫など子供たちを見守っていてどうでしたかどんなことを感じましたか、香奈ちゃん?
次回も稲やひまわりの成長が楽しみですね。みなさん1日お疲れさまでした!
以上、わたしたちのキャンパスライフ 今回は教育ファーム現地リポート第二弾 をお伝えしました。
≪音楽タイム≫
ここでリスナーの皆さんに心の栄養源をお届けします。
音楽を聴くと心が癒されたり、元気になりますよね。
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介します。
今週ご紹介する曲は、私、山田梨花の選曲で、AAAの「JAMBOREE!!」です。
この曲はアップテンポでリズミカルな音楽と明るい歌声で、聴くと楽しい気持ちになります。JAMBOREEにはお祭り騒ぎという意味があります。夏祭りや花火大会など楽しいことがたくさんある夏にぴったりだと思い、この曲を選びました。
それではお聞き下さい。AAAで「JAMBOREE!!」
~♪~ (都合により音楽は割愛しています)
お届けした曲はAAAで「JAMBOREE!!」でした。来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
≪コーナー2 ご当地自慢≫
さて、次のコーナーは、ご当地自慢のコーナーです。このコーナーでは、私たちの大好きな地元の魅力を皆さんにご紹介していきます。有名なものはもちろん、出身者しか知らない裏話も聞けるかもしれません!
今回は、佐々木香奈ちゃんが紹介してくれます。香奈ちゃんお願いします。
先日、大学の企画に参加し大崎市鹿島台の農場(農場でいいかしら?)デリシャスファームでとても美味しいものに出会いました。何だと思いますか?ご存知の方も多いと思いますが、今回は「デリシャストマト」について紹介したいと思いします。
デ リシャスとまとは“幻の種”と呼ばれる「玉光デリシャス」という品種です。育成育てるのが難しく、種蒔きから摘み取りまでは約およそ180日、生育状況を 毎日チェックし、それでも出荷できるのは10個のうち5個か6個程。土の栄養、水の旨み、太陽の甘酸っぱさ総てが、この一個に凝縮されています。
私はデリシャスファームに行って初めてこのトマトを食べました。 何も付けずにそのまま食べてみると甘くて、肉厚でフルーツのようで本当においしいかったです。(私が今まで食べた中で一番おいしい)
デリシャストマトはそのままでもおいしいのですが、このトマトを使った商品がデリシャスファームにはたくさんありました。トマトソース、ケチャップ、ドライトマト、パウンドケーキなどなどありますが…
私 がおすすめするのは2つあります。一つ目はトマトジュースです。このトマトジュースは、癖がなくすっきりしていて、不思議な味です。(トマトが苦手な方で も飲めると思います!) 二つ目はトマトのソフトクリームです。トマトとソフトクリームという意外な組み合わせですが、本当においしいです。砂糖を入れず にトマトの甘さだけで作っているそうで、驚きました。
また、デリシャスファームには、カフェもあり、獲れたばかりのトマトで作ったお料理を楽しめます。
カフェは行かなかったので、機会があれば次回行ったときに行きたいと思います。
デリシャストマト、皆さんも是非食べてみてください。
以上、「ご当地自慢」のコーナーでした。
≪コーナー3 栄養ワンポイント≫
さて、続いては『栄養ワンポイント』のコーナーです。
こ のコーナーでは、栄養についてクイズ形式でご紹介していきます。管理栄養士を目指す私たちが栄養について知っておきたい知識、また、生活にすぐに役立つ豆 知識を問題形式でリスナーの皆さんにご紹介します。みんなで考えて理解を深めていきましょう。紗季子ちゃんお願いします。
問題です。
昔、夏バテ防止の栄養ドリンクとして飲まれていたものは次のうちどれでしょう。
①抹茶
②甘酒
③柑橘系の果物の果汁
正解は、②の甘酒です。
甘 酒には、ブドウ糖が20%以上含まれ、人間が生きていくために不可欠はビタミン類が豊富に含まれています。麹菌が繁殖するときに、ビタミンB1、B2、 B6、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなど、すべて天然型ビタミン吸収群を作って米麹に蓄積させ、それが甘酒に溶出していきます。甘酒は、まさに総 合ビタミンドリンクなのです。
また、甘酒は天然の必須アミノ酸を最も多く含む飲料です。米の表面はたんぱく質が多く、そこに麹菌が増殖すると、た んぱく質分解酵素を出して分解し、アミノ酸に変えてしまいます。病院でよく行われる点滴は、ブドウ糖溶液とビタミン溶液とアミノ酸溶液を血管から補給する ものなので、甘酒は点滴と同様の効果が得られるということです。
また、「甘酒」とはいいますが、これは米麹を発酵させたもので、でんぷん質を糖化させているため甘い飲み物になり、アルコール分は含まれていません。日本酒と原料が同じで、長時間発酵させると日本酒になるので、「甘酒」という名前がついたと言われています。
しかし、甘酒は冬の飲み物だと思っている方も多いのではないでしょうか?
私 も甘酒は、寒い冬に飲んで温まるための飲み物だと思っていました。ところが、甘酒は江戸時代には 夏の飲み物として売られていました。俳句の季語を調べて みると、甘酒は今でも夏の季語となっています。最近は冷たい缶の甘酒も売られているようで、大学の購買に売られているのも見かけましたよ!氷を浮かべて冷 たーくいただく、あるいは暑い時こそ温めていただくのもいいですよね。
来週もみんなでクイズを楽しみながら勉強していきましょう。
以上、栄養ワンポイントのコーナーでした。
『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』