2024年03月08日放送 26回
「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」～♪
第26回を担当します今日のメインパーソナリティは正木ゼミ3年の藤崎真実です。出身高校は宮城県石巻高校です。
なんと、今年度のラジオ収録は今回で終わりのようですね。そこで、振り返りの意味もこめて、今回は「印象に残ったラジオの放送回、またはラジオ収録での思い出」をテーマに自己紹介させていただきます。
そして、今日一緒に番組を担当する仲間はこの方々です。
伊藤夏希さん、長嶋凜さんです。
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は「4年生に向けた準備」について語らいます。
１曲音楽をはさんで、番組後半は、世界各国の朝ごはんを紹介し、朝食の重要性を考える「世界の素敵な朝ごはん」のコーナーです。
ｆｍいずみのスタジオからお送りします。 どうぞ３０分間お付き合いください。
世界の朝ごはんレシピ公開します。下のリンクを閲覧してください。
第26回世界のすてきな朝ごはんレシピ
今日紹介するのはモンゴルの料理、ノゴートイシュルです。
最近、男子バスケットボールのアジアカップ予選が始まり、日本と同じ予選グループにモンゴルもいて、興味を持ったのでモンゴルを選びました。
みなさんはモンゴルと聞いて何を思い浮かべますか？
モンゴル料理は「赤い食べ物」と呼ばれる肉料理と「白い食べ物」と呼ばれる乳製品の２つに分けられ、季節ごとに食べるのが特徴です。夏は気温が高く、肉の保存が困難になるため、乳製品を中心に食事をし、気温が低くなる冬は肉の保存もしやすくなるため、肉料理を食べることが多くなります。
また、モンゴルは遊牧民族が多く暮らしているため、肉を主食のように食べるそうで、特に羊肉がよく食べられています。
今回紹介するノゴートイシュルはノゴーが野菜、シュルがスープという意味で、直訳すると野菜入りスープです。モンゴルの特徴である羊肉も使われている料理です。
それでは、ノゴートイシュルの作り方を紹介します。
４人分の材料は、羊もも肉：200g、じゃがいも：2個、にんじん：1/2本、玉ねぎ：1/2個、キャベツ：1/4個、にんにく：1片、フェンネル：４つまみ、塩・コショウ：適量、水：3カップです。
次に、作り方を紹介します。
羊肉、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、キャベツは食べやすい大きさにきり、にんにくはスライスします。
鍋にサラダ油をひき、キャベツ以外の野菜を入れて玉ねぎがしんなりするまで炒めたら、羊肉とキャベツを加え、さらに炒めます。
そこに、フェンネル、塩、コショウを加えて、肉の色が全体的に変わったら水を加えます。
沸騰したら弱火にし、野菜に火が通るまで煮込みます。
最後に、足りないようだったら塩、コショウで味を整えて、完成です。
作るときのポイントは、肉が硬くなってしまうので、火を通しすぎないように気を付けることです。今回は羊肉を使いましたが、牛もも肉でも代用可能なので、羊肉が苦手な方は牛肉で試してみてください。
実際に作って食べてみたところ、シンプルな味付けなので野菜の甘みや肉のうまみをとても感じられておいしかったです。にんにくやフェンネルといったスパイスが使われているため、羊肉の臭みがなく、食べやすかったです。さらに、野菜や肉がたくさん入っているので、十分な満足感を感じました。
今回紹介した料理で使われている羊肉には、たんぱく質はもちろんのこと、ビタミンB1やビタミンB２、ビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンB1は、糖質の代謝を助け、エネルギーを生産させやすくする働きがあります。ビタミンB2には、タンパク質の合成に関わり、細胞の再生や皮膚・毛髪などを作りだすため、成長の促進や粘膜の健康を維持する効果があります。ビタミンEには、抗酸化作用があり、動脈硬化予防の効果があります。
ノゴートイシュルは、切った野菜と肉を煮込むだけで簡単に作ることができます。温かいスープで下がった体温を上げることもできるので、ぜひみなさんの朝食に取り入れてみてください。
今回は私、伊藤夏希が山崎製パン「世界の朝食」、わかさ生活のホームページ、マカロニホームページなどを参考に、モンゴルの朝ごはんノゴートイシュルを紹介しました。
以上「世界のすてきな朝ごはん」のコーナーでした。
参考
１、世界の朝食 – ヤマザキッチン – 山崎製パンhttps://recipe.yamazakipan.co.jp/world-b/
２、わかさの秘密 https://himitsu.wakasa.jp/contents/mutton/
３、遊牧民の食文化が残る「モンゴル料理」9選 https://macaro-ni.jp/76912
