本日は、赤平りほこさん、山崎静流さん、コメンテーターは正木恭介先生、メインパーソナリティは今野真那でお送りします。
今日は「朝ごはんの定番は?」をテーマに自己紹介させていただきます。
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は「特殊研究」について語らいます。
1曲音楽をはさんで、番組後半は、泉区の食、健康にかかわる情報を紹介する「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナーとみなさんから頂いた疑問を私たちが何とか答える「解決!何でもアンサー」のコーナーをお届けします。
fmいずみのスタジオからお送りします。
どうぞ30分間お付き合いください。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は3年の赤平りほこさんに「特殊研究 ミツバチの科学」について紹介してもらいます。よろしくお願いします。
今回は、私が現在履修している授業「特殊研究 ミツバチの科学」で学んだミツバチ、はちみつについて紹介していきます。
ミツバチの科学は今年度から新しく開講した授業で、養蜂家の先生から養蜂について、ミツバチ、はちみつについて講義を受けたり、実際に学校で養蜂を行っているところへ行き、はちみつの採取方法について学んでいます。
養蜂とは養うに蜂と書き、はちみつをとるためにミツバチを飼育することを言います。
まずはミツバチについて紹介します。
ミツバチはハチ目、ミツバチ科、ミツバチ属に属する昆虫です。
ミツバチはいくつか種類がいるのですが、皆さん、全部で何種類いると思いますか。
実は9種類もいるんです。それぞれ、セイヨウミツバチ、トウヨウミツバチ、これは二ホンミツバチともいいます。オオミツバチ、コミツバチ、ヒマラヤオオミツバチ、クロコミツバチ、キナバルヤマミツバチ、サバミツバチ、クロオビミツバチと名称されています。
宮城学院女子大学では、この9種類の中から、セイヨウミツバチ、トウヨウミツバチを養蜂しています。
セイヨウミツバチは体が大きく、黄色いミツバチです。皆さんがミツバチと聞いて想像するのは、セイヨウミツバチではないでしょうか。世界的に養蜂に用いられており、私たちが口にするはちみつの多くが、セイヨウミツバチにより集められたはちみつです。
それに比べ、トウヨウミツバチは体が小さく、黒いミツバチです。トウヨウミツバチからとれるはちみつの量はセイヨウミツバチと比べて少ないため、市場では高価で売られています。
ここで豆知識を挟みたいと思います。皆さん、ミツバチと聞いたら刺されるのではないかと不安になりませんか。
実は、ミツバチはこちらからミツバチや巣に危害を与えない限り、刺してはきません。
実際、養蜂の見学の際周りにたくさんのミツバチが飛んでいましたが、一度も刺されることはありませんでした。
ミツバチは一度何かを刺すと、その時点で命が尽きてしまいます。つまり、ミツバチにとって「刺す」という行為は、仲間や巣を守るための文字通り、命がけの最終手段なのです。なので、こちらが何も危害を加えなければミツバチも刺してはこないのです。
以上、豆知識でした。
では続いてはちみつについて紹介します。
はちみつは、ミツバチが花の蜜を採取し、巣の中で貯蔵されているものをいいます。ミツバチは自分たちの食用としてはちみつを貯蔵していますが、私たちはそれらを分けてもらい、食べています。
また、はちみつはどの花からとってくるかにより、味、食感、色が変わります。
私が受けているミツバチの科学では、授業内で様々な花のはちみつの食べ比べも行っています。今回は、その中でも私が特に美味しいと思ったミカン、リンゴ、ソバのはちみつを紹介します。
ミカンのはちみつは、すこしサラサラしていて、黄色に近い色をしています。また、後味に、ミカンのような味がします。
リンゴのはちみつもサラサラしていますが、ミカンのはちみつよりは、粘り気を感じました。こちらは黄色とオレンジの中間のような色をしています。こちらも後味にリンゴの味がして、美味しいです。
ソバのはちみつは、2つとは違い、かなり粘り気があり、茶色に近い色をしています。ソバの味は感じませんでしたが、濃厚で美味しかったです。
ほかにもたくさんの種類があるので、皆さんもいろいろ食べてみて、お気に入りのはちみつを探してみてください。
【ところで皆さん、はちみつは食べ物だと思っていませんか。
実ははちみつは古代ギリシャ時代に薬として使われていました。また、クレオパトラは肌や髪の保湿など、美容のために用いていました。
このようにはちみつは、はるか昔から、人々の生活に貢献してきたのです。
気になる方は是非してみてください。】
この授業を通してミツバチについての知識を深めることができています。また、はちみつはたくさんの種類があり、奥が深いということを知りました。はちみつはとても身近なものなので、皆さんもこれはどのミツバチがとったのか、どの花のはちみつなのかを意識してみると面白いと思います。
ありがとうございました。以上、「私たちのキャンパスライフ」、今回は赤平りほこさんに「特殊研究 ミツバチの科学」について紹介してもらいました。
ここで一曲お届けします。
~♪~
さて、次は「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナーです。
第7回のレポーターは私、今野真那です。よろしくお願いします。
今回は、泉区紫山にある「宮城県図書館」をレポートいたします。
Q.さっそくですが、皆さんは宮城県図書館に行ったことはありますか?
私は初めてです。前からずっと行きたかったので、この度は行くことができてうれしかったです。リスナーの皆さんはもしかすると、図書館はお馴染みの場所かもしれませんね。
宮城県図書館は以前もこの番組で紹介したことがありましたが、今回は私が目指す管理栄養士にかかわる本がどのくらい充実しているのか調べてきました。
また、図書館の職員の方々に宮城県図書館の魅力や穴場スポットなどについて取材してきました。
はじめに、管理栄養士にかかわる本の紹介です。
3階の一般図書のフロアには、実用書と専門書があります。実用書は幅広い分野の本が揃っています。食や健康にかかわる本においても、栄養学から料理、病気や健康にかかわる本などが展開されています。
個人的に気になったのは、病気の疾患別のレシピ本です。腎臓病の方向けのたんぱく質を制限した料理のレシピ本が数種類ありました。他の図書館にはあまり置いていない本なので、食事作りの参考になりそうです。
専門書も幅広い分野の本が揃っています。たんぱく質について詳しく書かれた本など、管理栄養士の国家試験の対策に役立ちそうな本が充実していました。専門書はなかなか本屋さんで売っていないことがありますが、そういった本を気軽に手に取ることができました。
宮城県図書館は、「こんな本もあるんだ」と発見があるほど、栄養学や料理栄養学から料理、病気や健康にかかわるものなど、管理栄養士に関わる本が充実していました。
そして今回、図書館職員の方々に宮城県図書館の魅力や穴場スポットなどについて取材してきました。
はじめに、宮城県図書館の魅力をうかがいました。
魅力その1は、特徴的な建物と図書館周辺の環境です。
図書館は、宇宙船をイメージした特徴的な外観で、2015年には映画のロケ地にもなりました。館内も開放感に満ちた空間となっており、初めて図書館に入ると「ここは図書館か」と疑うほどです。
魅力その2は、各種サービス・ソフトの充実です。
地域新聞の記事や宮城県地域にまつわる文庫本や、東日本大震災に関する資料の提供を行っています。
また、今回は一般図書をメインに紹介しましたが、宮城県図書館はCDやDVDなどの視聴覚資料も充実しています。
さらに過去には、あるテーマの本を1カ所にまとめた企画展示があったそうです。
平成25年には「食育」をテーマにした本の展示、平成26年には「春の健康管理」をテーマにした本の展示がありました。
最後に、宮城県図書館の穴場スポットをうかがいました。
それは、「金ぴかトイレ」です。トイレといえば白色が一般的ですが、宮城県図書館には金色のトイレがあるそうです。皆さん、ぜひ探してみてください。
宮城県図書館は、火曜日から土曜日が午前9時から午後7時まで、日曜日・祝日・休日は午後9時から午後5時までです。月曜日は休館日で、月曜日が祝日・休日にあたるときは開館し、その翌日が休館日です。詳しくは宮城県図書館HP、開館カレンダーをご覧ください。
皆さまもぜひ、宮城県図書館に足を運んでみてはいかがでしょうか。
私も、夏休みなどにまた図書館へ行き、快適な環境で管理栄養士国家試験の勉強をしようかなと思っています。
最後になりますが、取材を快く引き受けてくださった図書館職員の皆さま、ありがとうございました。
以上、「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナーでした。
さて、続いては「解決!なんでもアンサー」のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は、3年の山崎静流さんに解決してもらいます。
今回はペンネーム「スイカ」さんから「女の人はいつまで女子?いつから女性?」という質問をいただきました。そこで今回は私、山崎静流がお答えします。 確かにいわれて見るといつからなのか疑問に思いますね。
みなさんはいつまで女子でいつから女性だと思いますか?
今回、デジタル大辞泉や広辞苑、インターネットを使い調べました。
では最初に女子と女性の定義からお話していきます。女子とは人間の性別で子供を生める器官を備えている方、若い未婚の女性とされています。一方で女性は成人に達した女、男性の反対語とされていました。
ちなみに女性という言葉が使われるようになったのは明治以降からです。それまでは女性と書いて「にょし」「にょしょう」と呼ばれていました。明治以降は男性と同等の社会的存在として女性と言われるようになりました。女性という言葉には地位の向上という意味も込められているのですね。
社会では一般的に20代、または大学生までが女子と言われる境界線と考えられています。これはまだ子供扱いしているという意味での女子です。そして、大学を卒業してからは社会人の1人として女性と呼ぶそうです。大学を卒業し就職するにしろ大学院に進学するにしろそこからは自分の力で生活しなくてはいけないため女子ではなくなるとの意見がありました。大学生でいる内は女子という言葉を使っても違和感はないということですね。ということは親元から離れ自立してからが女性になります。
また、男性20代から40代にインターネットでアンケート調査を行った結果がありました。それによると25歳までが女子と呼んでも違和感はないという意見もありました。それはだいだい22歳ころから働き出すと過程すると25歳までの3年は社会人としてはまだまだ発展途上、勉強中という意味で女子を使うそうです。
確かに女子体操、女子アナなど成人している方でも「女子」という言葉を使いますよね?ということは身体的な面でも能力面でも女子は未熟で成長しきっていない発展途上の状態を指すということになるのではないでしょうか。女性は仕事などである程度能力を獲得した人、自立した人ということになります。確かに立派な女性という言葉はよく聞きますが立派な女子とはあまり聞かない気がします。
「いつまで女子かいつから女性か」は年齢はあまり関係のないということですね。まだ成長過程にいるほうを女子と呼び自立したほうを女性と呼びます。単に性別を表すだけの言葉ではないということが分かりました。表現1つとっても意味合いがだいぶ変わってくるのですね。
そういえば私たちが通っている学校も宮城学院女子大学ですね。私達もまだまだ成長する段階にいるということでしょうか。 みなさん参考になりましたか?
以上、「解決!なんでもアンサー」今回は山崎静流さんに「女の人はいつまで女子?いつから女性?」について解決してもらいました。
さて、そろそろお別れの時間です。
本日は、赤平りほこさん、山崎静流さん、コメンテーターは正木恭介先生、メインパーソナリティは今野真那でお送りしました。
『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに』