みなさん、こんにちは!現代ビジネス学科の渡部美紀子です。
簿記と財務会計などの授業を担当しています。みなさん、「簿記」とか「会計」と聞くと、なんか数字がたくさん出てきそうだし、数学はちょっと…と思う方もいるかもしれません。でも心配はいりません。出てくるのは加減乗除、といってもほとんど足し算と引き算ですし、計算は電卓がやってくれますから。もちろん、数字に強い方には面白い学問です。
「会計、IT、英語」は、「ビジネス界の三種の神器」とも言われています。ビジネスの世界での必需品とか、マストアイテムと思っていただいていいでしょう。ですから簿記や会計は、分からないまま放っておいていいものではないし、分かるに越したことはない。分かれば楽しいし、世の中のことも見えてきます。そして、一度学んだら、決してゼロからのスタートにはなりません。社会人として仕事を続けていく以上、年数を重ねていけば、必ず経営的な立場に近づいていきます。その時に初めて自学で勉強するのは、なかなか大変なことです。是非、学生時代に簿記や会計の基礎を身に付けてほしいと思います。
簿記Ⅱ授業の様子
簿記の仕訳に使う勘定科目は英語のアルファベットや基本的な単語と同じです。ある程度覚えないと先に進めません。そして、これに慣れるとその先がとても楽しくなります。「帳尻があう」とか、「貸借が合う」という、すっきりとした感覚を、実際に問題を解くことによって味わってみてほしいと思っています。
実践研究Idの様子 プレゼンの練習風景
学外に出ての活動も行っています。今年は、実践研究Ⅰという研究室単位の授業の中で、みやぎ生協の「古今東北」というブランドの商品企画を宮原育子先生の研究室と合同で行っています。また、㈱天童木工の協力を得て、工場見学や、プレゼンする機会をいただいています。皆さんも是非、宮城学院女子大学に入って、ビジネスの基礎を勉強してみませんか?
㈱天童木工にて