2014年度・私のTOEIC勉強法①を掲載しました

 TOEICのスコアは企業が、社員・大学生の英語力を測るために現在、最も一般的に用いられています! 英文学科のカリキュラムには「TOEIC600」、「TOEIC730」、「TOEIC860」があり、それぞれのスコアを満たすと各4単位が認定されます。これらの単位を履修した学生の「私の勉強法」は英文学科の英文学会誌に公開されています。

日常生活と英語

1年 T.Y. さん

TOEICスコア:815

 私は、10月に開催されたTOEIC試験に挑戦しました。初めてTOEICを受験しましたが、800点を越えることができました。このような結果になったのは、毎日の基本的な英語の勉強と関係があると思います。多くの人が考えている勉強法は、参考書や単語帳を用いるような勉強でありますが、私は参考書や単語帳を使用しませんでした。「勉強」という方法でやるのではなく、「自然」に学べるようにしていました。「自然」に学ぶということは、日常生活で英語を用いるということです。英語を身につけるためには、英語を日常生活に用いることが最適であると思います。英語を生活に入れるためには、先ず、外国に住んでいる友達や英語を話せる友達と会話をするのがよいと考えます。私の場合、アメリカに何年も住んでいる姉がいるので、姉と会話をしていました。こうすることで、英会話の練習もでき、同時に、新しい英単語や新たな英語の表現などを学ぶことができました。姉は何年もアメリカに住んでいて、ネイティブスピーカーと同じぐらい英語が話せるようになっていたので、リスニングの練習にもなりました。

 もう一つの勉強方法として、外国のテレビドラマを観るということもしました。私は、日本のドラマよりも外国のドラマを観ることが好きでした。多くの外国のドラマで使われている英語は、アメリカン・イングリッシュだけではなく、ブリティッシュ・イングリッシュやアフリカン・イングリッシュなど、いろんな英語のアクセントが出てくるので、いろんな英語のアクセントに慣れることができました。

 リーディングに関しては、英語の雑誌やインターネットのニュースを読むようにしていました。たくさん英語を読むことで、多くの単語や英語の表現を何回も復習することができました。また、同じ文を一度読むだけではなく、英文を完全に理解するまで、何回も読み返すようにしていました。英語でニュースを読むことで、経済状況を知るだけではなく、英語の語彙力を上げることができました。

  英語力を上げるためには、自分にあった勉強法を探し、楽しんで勉強することが大切であると思います。これからも英語力を上げると同時に、TOEICだけではなく、TOEFLなど他の試験に挑戦したいと思います。