2020年度は新型ウィルス感染症の拡大により、英文学科生の海外活動の機会も奪われてしまいました。
しかし、そうであるからこそ英文学科では、従来とは違う国際交流の機会と方法を模索し、実施し続けました。
まず前期早々に、ESL(ネイティブの先生等と英会話できるラウンジ)をオンラインで開始し、学生とネイティヴの先生等がつながりました(詳細はこちら)。
例年、夏休みは閉室ですが、好評につきオンラインで実施しました。
またオフィス・アワーの遠隔システムも開始し、専任教員ともつながりました(詳細はこちら)。
海外の協定校派遣が中止となって出発できなくなった学生には、留学経験者とオンラインで情報交換等できるプラットフォーム「留学フォーラム」を開設しました。
例年の卒業生を迎えての就職講演会は、海外で活躍する先輩とオンラインでつなぎ、海外で働くこと、そのために必要なこと等のお話をしていただきました。その後は、ESLのメンバーとなって、今日にいたるまで海外からオンラインで個別相談や英会話指導などしてくださっています(詳細はこちら)。
春休みに入った2月からは、オンライン留学も開始しました。まずは、留学が決まっていながら出発できなくなった学生が「モニター」になって、本学協定校の一つであるハワイ大学の講座に参加してもらいました(詳細はこちら)。
同時に、留学計画中の学生にはTOEFL講座を開催し、協定校派遣再開に向けての準備も開始しました。
その他、コロナ禍でも受験できるよう「カレッジTOEIC」をオンラインで実施し、スコアアップのための「e-ラーニング」を開始しました。
上記どの企画も参加者の満足度は高く、2021年度も継続していくことになりました。
もちろんこれらは、従来の国際交流に取って代わるものではありませんが、それに加えて新たなチャンネルを構築していくことが21世紀の国際交流に求められていくことでしょう。
上記は、そのはじまりとなる活動であったと英文学科では位置付けています。