2024年度第1回宮城学院女子大学附属人文社会科学研究所新所員研究会を下記の通り開催いたします。
参加費無料。テーマに関心のある方は、どなたでも参加できます。
「モータースポーツ界におけるセクシュアルマイノリティ〜テリ・オコーネルとヴィオレット・モリス」
◆報告 石田依子【本学一般教育部教授】
◆概要 スポーツでは、男女間の身体的差異が競技に大きな影響を与えることが一般的です。身体を用いてパフォーマンスを発揮するスポーツは「身体文化」とも称されますが、モータースポーツはその中でも男女のグループ分けが存在しない数少ない種目の一つです。本発表では、欧米のモータースポーツ界におけるセクシュアルマイノリティのドライバーに焦点を当て、業界の意識や受容体制について考察します。具体的には、テリ・オコーネルとヴィオレット・モリスの二人を事例として取り上げます。テリ・オコーネルは1964年にインターセックスとして生まれ、1990年にNASCARのトップシリーズである「GM Goodwrench 500」に参戦した経験を持つレーシングドライバーです。一方、ヴィオレット・モリスは20世紀初頭のフランスで、自動車競技の黎明期に活躍した多才なスポーツ選手として知られています。これらの人物を通して、欧米のモータースポーツ界におけるセクシュアルマイノリティやジェンダー規範の受容の歴史を振り返り、現在も残る課題について考察します。
◆日時 2025年1月21日(火)16時30分~18時
◆会場 本学講義館3階C301◆申込 参加費無料。要事前申込。
テーマに関心のある方は、どなたでも参加できます。
定員50名になりましたら申込を締切ます。
下記フォームチラシのQRコードより、氏名、連絡先、 駐車場の有無を明記しお送りください。
駐車場には限りがありますので、その点はご了承ください。
/forms.gle/WXxjAt9NQq7zpJVZA
◆問合せ先 人文社会科学研究所
Email: jinsha(アットマーク)mgu.ac.jp
※(アットマーク)を@に置き換えてください。
TEL/FAX:022-277-6210