公開講演会の趣旨
教育・保育のスペシャリストを目指すために、どのような資質が必要でしょうか。日本では「生きる力」、北欧では「生きる力」の 源泉となる「生きる喜び」とそれを支える「起業家精神教育」が求められています。北欧スウェーデンとの交流を通して、アウトドアで子どもたちの体力向上だ けでなく、算数や言葉を教える「アウトドア教育」は、リンショーピング大学アウトドア教育センターで開発されました。
本講演会では、アウトドア 教育センターのテキスト『北欧スウェーデン発 森の教室-生きる知恵と喜びを生み出す未来の教室-(シェパンスキーら(著)西浦和樹・足立智昭(共訳)北 大路書房、2016年3月予定 ※当日、著者割引で販売いたします)』を通して、アクティブ・ラーニングへの示唆を得ることを目指します。
スケジュール
日 時 2016年3月26日(土)
場 所 宮城学院女子大学(C201)
対 象 アウトドア教育に関心のある方(無料)
司会 足立智昭(宮城学院女子大学 教授、 発達科学研究所所長)
13:00-13:20 開会と趣旨説明
西浦和樹(宮城学院女子大学 教授)
13:20-14:30 第一部 公開講演会
「なぜ今、北欧スウェーデンのアウトドア教育なのか:生きる知恵と喜びを生み出す未来の教室」
「スウェーデンのアウトドア教育:理論編(仮)」
アンディッシュ・シェパンスキー氏(リンショーピング大学)
「スウェーデンのアウトドア教育:実践編(仮)」
ボエル・ヤンソン氏(クノップベーゲン・プリスクール教諭)
14:30-15:30 第二部 「アウトドア教育の可能性」
通訳兼ナビゲーター:川崎一彦氏(東海大学名誉教授)
アンディッシュ・シェパンスキー氏の略歴
スウェーデン王立リンショーピング大学アウトドア教育センター所長として、スウェーデン国内外の教員研修などを実施。アウトドア教育の第一人者として、中国やシンガポールでもアウトドア教育の研修会を多数実施。具体的なエビデンスに基づいたアウトドア教育を実践し、多くの成果を得ている。
主催:宮城学院女子大学 発達科学研究所(問い合わせ:西浦和樹 nishiura@mgu.ac.jp)
共催:日本創造学会(SIG活動「アクティブ・ラーニング」)
後援:宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、河北新報社、NHK仙台放送局、KHB東日本放送、スウェーデン社会研究所、宮城県保育協議会、宮城県私立幼稚園連合会