児童教育専攻の科目には、災害リスクの想定に関する基礎的知識をもとに、将来起こり得る様々な災害に対応できる学校教員としての力の育成を目的とした「防災教育論」という科目があります。この科目では、学内での講義だけでなく、東日本大震災で大きな被害を受けた震災遺構の見学・研修を行います。
5月31日に震災遺構仙台市立荒浜小学校、6月21日に石巻市震災遺構大川小学校の見学を行い、教員としてどうすれば子供たちの命を守れるかについて話し合いました。これらの研修に参加した学生達は、教員として立場でのリスクマネジメントの在り方についての考えを深めました。
今回の研修にご協力いただいた語り部の皆様に、この場を借りて心から感謝申し上げます。