7月15日、特別支援教育ゼミ(渡辺担当)で児童教育学科3年生14名が仙台市泉区南中山にある宮城県立光明支援学校を見学してきました。
この学校は特別支援学校では県内最大の規模で、小学部・中学部・高等部・訪問教育部があり、315名の知的障害のある子どもたちと教職員159名が楽しく学校生活を送っています。定員増に伴って宮城県立小松島支援学校が新設され、そちらに移った児童生徒もいますが、それでも定員増はなかなか解消されていないそうです。重度重複の児童生徒がいる棟は、自ら体温調節がうまくできないので、冷房が入って快適でした。昨年度の進路状況は、一般就労が2名、そのほかの多くは福祉就労のようです。
以下参加学生の感想(抜粋)を紹介します。
3年生Aさん
特別支援学校見学は初めてなので貴重な経験でした。教科書で教えるのとは違い、子どもにどうかかわって指導したらいいのか、その難しさを感じました。もっと身近な所にあるといいですね。
3年生Bさん
想像した以上に規模が大きく、環境が整っていました。最重度の子どものために教師自ら施設や家庭に出向いての訪問教育、看護士の常駐などがあることを初めて知りました。