児童教育専攻の前身である「児童教育学科」を卒業し、現在、幼保連携型認定こども園みどりの森に勤務する大江文さんがこの度ゼミの担当教員であった磯部裕子教授(教育学科幼児教育専攻)と共著を出版されました。
本著は、大江さんが現在勤務する園の姉妹園である幼保連携型認定こども園やかまし村で年長児を担任していた時の実践事例をまとめたもので、大江さん自身が子どもたちと共に試行錯誤しながら、探究し、園の近くの用水路にホタルを呼び戻すまでの1年間の実践が記されています。
事例を読むと、子どもたちが力強く生活を作り出し、学びを深めていく様子がよくわかります。わくわくする5歳児の事例をぜひ読んでみてください。
なお、このシリーズは、磯部先生がこれまで出会い、実践者と共に検証し続けてきた実践事例をシリーズで発刊するもので、このあとも、豊かな事例が紹介されるとのことです。
磯部 裕子編著/大江 文著
『「学び」が深まる実践へ2 用水路にホタルを戻したい!―5歳児のSDGsへの挑戦』ななみ書房2023.8
大江文さん (2012年3月卒業)