授業紹介No.4「心理学基礎実験」

宮城学院女子大学の幼児教育専攻では、保育・幼児教育の授業の中に、心理学を深く学ぶことのできる授業を用意しています。その一つが「心理学基礎実験」です。人は環境を把握するために、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚といった感覚器官を使って環境を把握します。中でも、光から物を捉えるセンサーは視覚(目)です。

当たり前に見える目からの情報も、少し違った実験環境を与えると、不思議なものの見え方をします。「ミューラーリヤー錯視」と言われる実験を通して、錯視が起こる原因を考えていきます。

実際の授業では、

1.日常生活で見られる錯視を実際に作ってみよう。

2.錯視の実験をしてみよう。

3.レポートを書いてみよう。

という手順を踏んで、楽しみながら錯視図形を作って遊び、実験を行いました。

幼児教育専攻の授業では、心理学の大学院レベルの授業をわかりやすく、ていねいに手ほどきします。そのため、保育の資格を取得した上で、心理系の大学院を目指す人の入学もお待ちしております。