公開研究会「デンマークの森のようちえんボンサイ」を開催しました。

(1)公開研究会終了報告

2021年、11月4日(木)

公開研究会「デンマークの森のようちえんボンサイ」を開催しました。

本日、公開研究会「デンマーク森のようちえんボンサイ」では、デンマークの森のようちえんで園長先生をされているリッケ・ローセングレン先生をお招きして、デンマークの保育実践をご紹介いただきました。講師のリッケ・ローセングレン園長先生(ボンサイ幼稚園)は、デンマークでシュタイナー幼児教育(デンマーク森のようちえん)を長く実践されています。

講演の中で、なぜ野外での生活が子どもにとって大切なのか、驚きの感覚(The sense of wonder)が子どもを成長させること、それらを裏づけるエビデンスがあることについて説明いただきました。

特に、興味深かった点は、保育の中で危ない遊びを取り入れるという話でした。その裏付けとなる研究から、子どもが自然とのかかわりを通して高度な運動能力、リスク管理、ストレスマネジメントなどの課題解決能力を、野外での遊びを通して学ぶことができるということも納得できました。

なお、公開研究会のYoutube配信については、下記までお問い合わせください。

幼児教育専攻4年 梅本亜実  d-18111@st.mgu.ac.jp

         遠藤かすみ d-18114@st.mgu.ac.jp

・主催:宮城学院女子大学 教育学科 幼児教育専攻

・共催:宮城学院女子大学 地域子ども学研究センター

発達科学研究所、教育学会

・後援:宮城学院女子大学特別共同研究「子ども・若者の視点に立つ持続可能な地域コミュニティの構築」 、同教育学科幼児教育専攻「保育者・教育者の養成における海外研修の新たなプログラムに関する研究」

(文責:西浦和樹)