宮城学院女子大学発達科学研究所では、子どもの育ちに寄り添う保育所での相談支援、保育ソーシャルワークに焦点をあてた公開研究会を開催いたします。このテーマに関心がある方ならどなたでもご参加いただけます。事前申し込み等は不要です。どうぞ、ふるってご参加ください。
◎テーマ:保育所・保育園がもつべき連携のあり方を探る~保育ソーシャルワークの視点から~
保育所・保育園に通う子どもたちを取り巻いて難しい問題が発生しています。
その解決には連携が必要です。この公開研究会では、保育ソーシャルワークの視点から保育所・保育園における連携のあり方を検討します。基調講演は、「保育者だからできるソーシャルワーク」という本を出版なさった倉内惠里子さんです。倉内さんは保育経験20 年の保育士です。
続くシンポジウムは、連携して取り組んだ事例を現場の方々からご報告いただき、保育所・保育園が持つべき連携のあり方と技術について考えます。多くの方のご来場をお待ちしています。
〇開催日時 12月16日(土)14:00~
〇開催場所 宮城学院女子大学
〇講 演 倉内惠理子氏「保育者だからできるソーシャルワーク」
ご紹介:倉内さんは、2017年4月1日に、ソーシャルワークの実践的な著書を多数出されている神奈川県立大学の川村隆彦先生との共同執筆で「保育者だからできるソーシャルワーク」という本を中央法規出版から出版されたばかりです。倉内さん自らの保育士としての経験をベースに書かれた本著はたいへんわかりやすく具体的に、保育所でのソーシャルワークのあり方・考え方が紹介されています。
〇日程
13:30 開会
13:40 講演「保育者だからできるソーシャルワーク」
15:20 シンポジウム「子どもと家族を支援する機関と保育所・保育園の連携のあり方を考える」
<シンポジスト>※登壇順
国見ケ丘せんだんの杜保育園 園長 金野 純恵氏(保育士)
多賀城市鶴ケ谷保育所 副主任 久道 ふぢの氏(保育士)
仙台市太白区家庭健康課 母子保健係 佐野 ゆり氏(保健師)
仙台市児童相談所 児童福祉司 黒須 沙織氏(社会福祉士・保育士・幼稚園教諭 )
<コメンテーター>
保育の視点から:柿崎典子氏(長命ヶ丘保育所所長)
ソーシャルワークの視点から:倉内惠里子氏
総括:熊坂聡(宮城学院女子大学)
16:15 シンポジウム終了、閉会(熊坂)
16:30 全体終了
〇主催 宮城学院女子大学発達科学研究所
〇後援 宮城県、仙台市、一般社団法人宮城県保育協議会