8月29日から9月11日まで、約2週間の日程で人間文化学科のドイツフィールド実習が行われました。学生11名、教員2名が参加し、たくさんのドイツの都市を巡りました。今回は3回に分けて報告する第二回目です。
9月2日は、アイゼナハにエクスカーションに行きました。アイゼナハは何といっても世界遺産・ヴァルトブルク城があります。駅から約30分、バスで山を登ると、壮大で美しい中世そのものの城に着きました。様々な伝説がある城ですが、ここは何と言ってもルターが新約聖書をドイツ語訳した部屋が一番の見どころです。翌日はエルフルト市内を回りました。大聖堂、ヨーロッパ最古のシナゴーグ、シュタージ博物館などを見学しましたが、この町の魅力はオリジナルで残っている美しい木組みの家々とその町並みです。ここから列車でローテンブルクに移動しました。
9月5日はローテンブルクからニュルンベルクに行きました。郊外にあるナチスの博物館を見た後、中世の街並みが復元された市内を見学しました。翌6日はヴュルツブルクです。世界遺産・レジデンツと、マリエンベルク要塞を巡りました。司教都市でカトリックの町なので今までとは少し違う印象を皆さん抱いたようです。さて、この日はローテンブルクに戻り、夜は「帝国自由都市祭り」の前夜祭参加です。この模様は第三弾で紹介いたします。