10月13日(木)に宮城学院総合防災訓練を実施しました。宮城学院では、8年前から全学院の園児、生徒、学生、教職員による総合的な防災訓練を実施してきましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、一昨年度、昨年度は設置学校単位の訓練や、教職員の防災研修などに切り換えてきました。今回、感染防止対策の徹底を図った上で、3年ぶりに全学院による総合防災訓練の実施となりました。
地震発生直後に自分の身を守る「シェイクアウト訓練」から始まり学内の全ての園児、生徒、学生、教職員が参加しました。また、今年度の訓練テーマである「コロナ禍における防災対応の再確認」のもとに、防災ワークショップ「避難所における新型コロナウイルス感染症対策」を実施。仙台市危機管理局防災・減災部減災推進課主査で仙台市防災・減災アドバイザーの折腹久直さんを講師に招き、帰宅困難者の避難所開設・運営にあたって、新型コロナウイルス感染症対策として実施すべき事項を教職員がワークショップ形式で学びました。この様子は学内の教室にも同時中継され、大学生らが映像を通して学ぶ機会となりました。
この他にも、青葉消防署・消防局警防部救急課・宮城野消防署の協力を得て、中学生141名が救命入門コースを受講、「救命入門コース参加証」が交付されるなど、全宮城学院が防災に対する意識を新たにする一日となりました。