地域子ども学研究センターでは、「学習支援」「食育」「子どもの居場所」の支援を最重要課題として取り組んでいます。
「食育」支援では、主に子育て中の保護者や子どもの教育に携わる方に対して、食に関するニーズを調査し、食育プログラムの検討を行っています。
今回完成した可動式キッチンは、本学初代校長であるE.R.プールボーにちなんで「プールボー・キッチン」と名付けられました。
可動式キッチンの整備にあたっては、東日本大震災の経験を糧に、水・ガス・電気などライフラインが途絶えた場合にも使用できるような設計とし、災害時でも加熱や水を使用して食事を摂ることができる調理台兼テーブルを具現化しました。
分割して小さなテーブルとしても使用できたり、テーブルの高さを変えられたり、多機能で使いやすい工夫を随所に施しています。
この「プールボー・キッチン」は、今後の「食育」支援イベントで実際に活用していく予定です。