7月16日「性感染症の動向」をテーマに講演会を、保健センター運営委員会主催、ハラスメント防止委員会、学生部委員会共催で開催しました。
危険な誘惑が増える夏休みを前に、県内の情報を踏まえ、緊急に開催が決定されましたが、ポスターはUNIPA配信で全学的に呼びかけ、大学講堂に、600人程の学生が参加しました。
若年者に急増する性感染症と、本日の講師、産婦人科医会がん対策委員、おざわ女性総合クリニック院長である小澤信義先生の自己紹介場面です。
女性は、左右の脳で考え、ストレスにあうとおしゃべりになり、男性は主に左脳を使い、空間認識はよいが、ストレスにあうと寡黙になるなどの男女の差についての話からはじまり、男女の出会いについて、10代の生殖器は未熟で、感染症に罹患しやすいことから、考えながら男女の生活を維持することへの願いを、タイミング、フィーリング、ハプニング、シンキングに要約されました。性感染症(STD)とはについての説明から、個別の疾患についての説明をされました。
淋病以外は女性の罹患者が多く、無症状で病気を悪化させてしまう疾患、生殖器以外にも感染が広がることなどのはなしと、医療機関で確認された全症例を保健所に届け出る疾患、梅毒が増加していることと、宮城県は全国第3位という症例の多さと、20代、30代女性に多いというデーターを示されました。
常には接することの無いデーター、映像に接し、学生からは騒然としたり、反応豊かな講演会でした。感染症は、知識を持って対応すれば未然に防げる疾患であり、急増する背景についてもお話しいただき、紛らわしい、魅惑的な言葉の裏についても学んだ講演会でした。