2020.10作成 2021.3改定
このガイドラインは、宮城学院女子大学活動制限指針レベル0.5の時の課外活動について定めています。レベル1以上の場合は、対面での課外活動は禁止です。
※「課外活動計画書兼施設使用申込書」と、「課外活動報告書」は書式が変更されています。最新のものを使用してください。
課外活動実施前
○少なくとも実施2週間前から本学所定の「健康観察記録シート」及び体調・行動記録(様式なし、チェック事項は以下の通り)をつけておく。課外活動実施日までの2週間において以下の項目すべてに該当することを確認する。
・37.5度を超える発熱がない。
・咳、のどの痛みなど風邪の症状がない。
・だるさ、息苦しさがない。
・嗅覚や味覚に異常がない。
・身体が重く感じる、疲れやすい等の症状がない。
・新型コロナで陽性とされたものとの濃厚接触がない。
・過去14日以内に政府から入国制限及び入国後の観察期間が必要とされる国・地域への渡航または該当在住者との濃厚接触がない。
・実施2週間前から、政府による緊急事態宣言の対象地域への不要不急の移動を避ける。なお、緊急事態宣言が解除された場合でも、人口100万人あたりの1週間の新規感染者数が100人を超える地域への不要不急の移動を避ける。
○学内での課外活動申請の仕方(学内団体)
当面の間、以下のとおりとする
・学外者(他大学、社会人含む)の入講は禁止するが、学外コーチはこの限りではない
・活動時間は平日、土日とも1日当たり2時間以内
・人数は利用施設の収容人数の1/2を下回る人数とする。
なお、大学体育館の1面当たり及び小ホールの施設利用人数は最大20名とする
1.課外活動計画届兼施設利用願を事前に顧問に提出する(メール添付可)
2.顧問は内容を確認し、必要に応じてコメントを記入の上、実施希望日の4日前(土日祝日一斉休暇を除く)までに管轄部署※に提出する(メール添付可)
※管轄部署
YWCA・ハンドベル・聖歌隊:キリスト教センター
学友会サークル:学生課
※申請された内容に関して、調整することがある
※活動実施後は、課外活動報告書を2日後までに提出すること(ユニパQA「課外活動関係」から添付提出可)
なお、自主活動団体については、MG-LACに活動計画書を届け出ること。詳細は「ボランティア活動、自主活動におけるガイドライン」を確認してください。
〇学外で課外活動を行いたい場合(学友会サークル)
・申請により、学長が許可したものの活動を認める。
・学外の他団体との接触を伴う活動、合宿を伴う活動は原則禁止とする。ただし、特段の事情がある場合は学長が許可できる。新規感染者数が多い都道府県への移動を伴う活動は許可しない。
1.課外活動計画届に加え、大会や行事等に参加の場合はその要項等、および主催者が定める感染対策等が記載された書類を事前に顧問に提出する(メール添付可)
2.顧問は内容を確認し、必要に応じてコメントを記入の上、実施希望日の7日前まで(土日祝日一斉休暇を除く)に管轄部署※に提出する(メール添付可)
※活動実施後は、課外活動報告書を2日後までに提出すること(ユニパQA「課外活動関係」から添付提出可)
課外活動当日
○家を出る前に
・体調チェック(検温し、37.5度未満か。風邪等の症状はないか)
活動日当日朝に37.5度以上の発熱、咳・のどの痛みなど風邪症状、だるさ、息苦しさ、嗅覚・味覚異常、身体が重く感じる、疲れやすい等の症状がいずれか一つでもある場合は登校しないでください。
・マスクの用意
○大学へは
・マスク着用
・できるだけ徒歩か自転車で
・公共交通機関を利用する場合は、乗客が少ない時間帯に利用する
・できるだけ少ない人数で行動
・小さな声で話を
○活動開始時は
・非接触型の体温計が所定の場所にあるので、活動前に測定する。37.5℃を超える場合は活動不可
・「キャンパス利用にあたっての衛生管理ガイドライン」を遵守
○活動に際して
・消毒液を用意
・マスクはつけたまま
・活動開始前、休憩時、終了後に石鹸で手洗い
・室内の活動は十分な換気を
・人との距離はできるだけ2m(最低1m)
・参加者の手が触れる場所をアルコールや次亜塩素酸ナトリウムを含有したもので拭き取りを定期的に
・話をするときは、同じ方向を向いて、周りに聞こえないように小声で
・体育系サークル及び体を動かす活動をする際は「特に体育系サークルへの注意事項」も参照
○休憩するときは
・水分補給マイボトルで
・タオルもマイタオル
・休憩でも距離を取って
○活動後は
・再度消毒
・終わったらまっすぐ帰る
○帰宅後は
・手洗い、うがい
・着替え
・引き続き体調チェック
新歓活動関係の注意事項
○ビラ配りについて
・屋外で実施
・「三つの密」(密閉・密集・密接)の回避
・物理的身体的距離確保(最低1メートル)
・マスク着用
・咳エチケットの徹底
・手洗い・手指消毒の励行
・日常健康管理(体温測定、健康状態チェック)
・大声を出さない
・受け取りを強要しない
○昼休み等に説明会を行う場合
・使用希望教室は通常のサークル活動と同じように申し込み、説明会等の活動も感染予防対策を講じて行う。
・飲食禁止。(お菓子(袋入り)等をふるまう場合、その場での飲食は固く禁ずる)
・計画届に参加する新入生の名前がわかっていれば書く、わからない場合は報告書に参加した新入生の学籍番号と氏名を記載する。(通常の課外活動時に自由見学・体験などを受付ける場合も同様)
・マスク着用はもちろん、真向かいに座らず、互い違いに座り2m以上距離を取って会話する。
○サークル紹介時
・マスク(スポーツ用あるいは合唱用を含む)を着用した状態で可能な演目を企画する。
・企画に際しては、可能な限り接触のない構成とする。ただし、演技上必要な接触行為(リフト等)についてはこれを認める。
・演技に際しては、出演者間で1メートルの間隔を確保可能な構成とすることが望ましい。ただし、演出上やむを得ない場合にはその制限を解除する。
・一人が連続して演技できる時間は10分程度とする。
・構成を考える際には、ステージ上で必要以上に多くの人員が同時多発的に演技を行わないようにローテーションを組むなど工夫する。
・来場者と接触するような演出(声援を惹起する、来場者をステージに上げる、ハイタッチをする等)は行わない。また、観客が大声による発声を行わないよう事前告知を徹底する。
・ステージと客席との間隔は最低5メートルを確保する。
・該当協会及び連盟が定めたガイドラインがあれば、それを十分に理解した上で演出構成等を企画する。
特に体育系サークルへの注意事項
自粛期間等でスポーツ活動が制限されていた環境は、けがなどでトレーニングができなかった環境に置き換えると想像しやすいでしょう。体脂肪量が増え、心肺機能や筋力も低下し、けがもしやすくなっています。
トレーニングの中断により、これまで向上した能力は低下します。これから7月にかけて気温が上昇してくるため、熱中症などの重篤なリスクが増大します。したがって、トレーニング負荷の調節だけでなく、暑熱順化等の環境変化への対策をする必要があります。安全にスポーツを行うため、以下の点を意識しましょう。
1、フィジカル面における注意事項
・体力の低下度合いは個々で大きく異なるため、個人差を考慮しましょう
・段階的にトレーニング負荷を高めていきましょう
・意識的にリカバリー(休息日、長い休憩時間)を長くとりましょう
・新しい活動は徐々に取り入れましょう
・ウォーミングアップの時間を確保しましょう
・急激な負荷を伴うものは特に徐々に回数を増やしましょう
2、メンタル面における注意事項
・高いモチベーションや意気込みを持っているかと思います。そのようなときは、気持ちだけが先走り、身体が思うようについていかないということが考えられ、けがにつながる可能性があります。最初は、焦らず、無理をせず、少しずつ行いましょう
・久しぶりにチームメイトに会い、練習・トレーニングを一緒に行うことは、とてもうれしいことだと思います。しかし、活動自粛期間中は、それぞれの活動量や質が違います。自粛中にできたこと/できなかったことには個人差がありますので、周りを見て焦ることは禁物です。他の人と比較するのは止め、自分のペースで行いましょう。
・チームメイトや指導者がやる気にみなぎっていても、自分は乗れないとか、おっくうだとか、普段とは違う気分の時があるかもしれません。そのような時に無理に行うとケガをするかもしれません。気分が乗らないとか、どちらかというと前を向いてなくて気になるときは、遠慮なく学生相談室(電話:022-277-6211)に連絡してください。守秘義務は遵守いたします。
実施にあたってはこれらをふまえ、次のことにも留意してください。
○練習計画を立てる
・事前に練習計画を決め、メンバーに通知。当日練習内容の説明は、なし
○更衣、シャワー
・使用は控える
・更衣は自宅で。どうしても着替える際は三密を避け、マスク着用
・ウェットティッシュやあらかじめ濡らしたタオルを持参
・運動後のシャワーは帰宅まで我慢
・汗を拭いたウェットティッシュやタオルはビニール袋に入れ、口をしばって自宅まで持ち帰る
○ウォーミングアップなどは
・円陣でなく、横並びで
・ランニングは前後の距離も空けて
・掛け声はなし
・練習中も人と人の距離を
・間隔を2m空ける工夫
○練習では
・人数を少なく
・ハイタッチの代わりにサムアップで
・待ち時間をなくそう
・それぞれが異なるメニュー
・常に、みんなが動ける練習の工夫を
・練習の効率化
・道具はなるべく共有しない
・アドバイスは距離を取って
※体育系の活動の際は、マスクの着用の必要はないが、人との間隔を十分確保するなど対策を十分実施すること。
※医療的ケアの必要な方及び基礎疾患のある方の場合や、学生・保護者から感染の不安により参加を控えたい旨の相談があった場合は、学生や保護者の意向を尊重すること。
○休憩するときは
・水分補給マイボトルで
・タオルもマイタオル
・休憩でも距離を取って
〇家に帰ったら
・手洗い、うがい
・着替え
・ストレッチ
・引き続き体調チェック
参考
• 社会体育施設の再開に向けた感染拡大予防ガイドライン,スポーツ庁, 2020.5.25
• URL:/www.mext.go.jp/sports/content/20200514-spt_sseisaku01-000007106_1.pdf
• 学校の体育の授業におけるマスク着用の必要性について,スポーツ庁, 2020.5.21
• URL:/www.mext.go.jp/sports/content/20200522-spt_sseisaku01-000007433-1.pdf
• 新型コロナウイルス感染症 (COVID COVID-19) 対策としてのスポーツ活動再開ガイドライン,独立行政法人日本スポーツ振興センター/ハイパフォーマンスセンター, 2020.5.20
• URL:/www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/katudousaikaiguideline.pdf
• 令和2年度熱中症予防行動,環境省/厚生労働省, 2020.5
• URL:/www.wbgt.env.go.jp/pdf/20200526_leaflet.pdf
環境省 熱中症予防情報サイト
• URL:/www.wbgt.env.go.jp/