仙台市秋保で学外実習を実施しました【ビジネス研究演習・岩田ゼミ】

7月9日、現代ビジネス学科・岩田ゼミでは、仙台市太白区秋保で学外実習を実施しました。秋保(旧秋保町)は長い歴史をもつ温泉地であり、岩田ゼミの学生たちは現地で自然環境や産業、それらを活かす地域づくりと観光について学習を行ないました。 最初に、秋保の観光案内所が設置されている「秋保・里センター」を訪れ、来訪者向けの情報提供や展示について観察しました。その後、地域の人々が発信する観光について知るため、秋保で「観光まちづくり会社」として活動する株式会社アキウツーリズムファクトリーを訪問しました。代表取締役の千葉大貴様から、同社の設立経緯や事業環境、今後の地域づくり計画についてご講演いただきました。また、同社が温泉街の一角で運営する、古民家を店舗として活用したカフェレストラン「アキウ舎」と菓子工房「菓と土」における、建築の特徴や農業支援の実践についてもご説明いただきました。その上で、アキウ舎の料理について試食をご提供いただき、地元産食材の使用、住民とシェフの協働によるメニュー開発といった背景を踏まえることで、地域の文化への理解も深まりました。

次に、温泉以外の地域の魅力について知るため、温泉街のある地区とは別の地区に移動し、秋保神社、秋保大滝を訪れました。続いて、天守閣自然公園を訪れ、園内の小屋館跡庭園で秋保石の石組などを活かした造景を見学するとともに、足湯を体験しました。これらの場所を巡りながら、秋保の街道沿いで見られる風景や地形の特色を学びました。その後、秋保工芸の里を訪れ、佐藤こけし屋で伝統的こけしの様々な型や表情、絵付けの手順についてご説明いただき、実際に絵付けを体験しました。

   

そして、藩政期に湯守が営んだ宿屋としての歴史ももつ温泉旅館「伝承千年の宿 佐勘」を訪れ、昔ながらの主屋の一室と、歴史資料が展示されているギャラリーを見学しました。また、観光農業施設「秋保ヴィレッジ アグリエの森」を訪れて、農産物直売所やみやげもの販売コーナーを見学し、スタッフの方に購買状況について質問するなどして、観光を通した地域振興について学びました。

当日は天候にも恵まれ、たいへん有意義な学外実習となりました。ご協力いただきました皆様に心より感謝を申し上げます。