仙台市における地域活動について特別講義をしていただきました【文化社会基礎(現代ビジネス学科)】

「文化社会基礎」(専門基礎科目(必修・講義形式)・1年次、担当教員:成田凌)では、6月11日、仙台市市民局市民協働推進課の方をお招きし、地域活動に関する特別講義をおこなっていただきました。
この授業では普段、ビジネスを営む人びとの暮らし・文化や、それらが営まれる場としての(地域)社会を理解するための基礎的な内容について学んでいます。そのなかで今回は、地域住民・活動と行政の関係や、地域社会における住民組織・団体との関わりなどについて考えるために、仙台市が実施している事業・プロジェクトについてお話をうかがうことにいたしました。

前半は木村さまから、近年ますます求められるようになっている多様な主体の協働によるまちづくりや、ビジネス的手法を活用した地域活動・取り組みを支援する「地域づくりパートナープロジェクト推進助成事業」について、その制度や事例についてお話しいただきました。

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後半は髙橋さまから、学生や若手社会人が多いという仙台市の強みを活かしたまちづくりへ向けて取り組まれている「若者が活躍するまちづくり事業」(そのなかでもとくに、若者が自ら設定したテーマに沿ってワークショップやフィールドワークを重ねて、まちづくりへの関わり方を探求し、その成果を発信・共有する実践的なプログラムである「仙台まちづくり若者ラボ」)について、昨年度までの参加者の声などを交えつつご紹介いただきました。

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受講生からは「仙台市が実施しているこの事業も、助成を受けて実施されている地域団体・企業の取り組みも興味深いと思った」「助成事業の存在や申請方法についても知ることができてよかった」といった感想・コメントが多数よせられたとともに、講義終了後に直接質問したり本年度の「若者ラボ」に参加申込したりするなど、地域活性化やまちづくりなどの地域での実践的な活動に関心がある本学科の学生たちにとっても非常に刺激的な時間となったようです。

お話しいただいた仙台市市民協働推進課のみなさまに、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。