「港町のしょうゆ屋プロジェクト」商品発表会を開催【ビジネス研究演習(石原ゼミ)】

2月24日(金)、現代ビジネス学科石原ゼミナールの学生たちが宮城県と福島県で醤油を製造する7事業者と連携して進めてきた「港町のしょうゆ屋プロジェクト」の商品発表会を本学で開催しました。
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プロジェクト代表の渡辺和夫氏(合資会社山形屋商店)と本学の末光眞希学長にご挨拶いただいた後、石原ゼミの学生たちが本プロジェクトの趣旨について説明。東北地方の水産都市で事業を営む蔵元が、地元で水揚げされる魚に合わせて醤油を製造していることを紹介しました。また、プロジェクトで開発した7種類の商品について紹介するとともに、「地魚には地醤油を・・・」というキャッチコピーをもとに、各醤油を地場産品として位置づけながらマーケティングを展開していく構想について説明しました。

後半には試食会が開催され、宮城県と福島県の各地で水揚げされた魚と各醤油の相性について参加者の方々にご確認いただきました。ご試食いただいた方々からは、「甘めの醤油が魚によく合う」、「それぞれのメーカーが仕上げた醤油に個性を感じた」といった感想が寄せられました。

今回の発表会で紹介された「港町のしょうゆ屋プロジェクト」の商品は、次のとおりです。
・「カツオに合うこいくちしょうゆ」(株式会社平野本店/宮城県気仙沼市)
・「イカに合う昆布醤油」(有限会社金華山醸造/宮城県石巻市)
・「サバに合う甘口醤油」(株式会社山形屋商店/宮城県石巻市)
・「マグロに合う丸大豆醤油」(太田與八郎商店/宮城県塩竈市)
・「カレイに合ううまくちしょうゆ」(永田醸造株式会社/宮城県亘理町)
・「ヒラメに合ううまさを引き出すしょうゆ」(合資会社山形屋商店/福島県相馬市)
・「メヒカリに合う濃厚だししょうゆ」(山田屋醸造/福島県いわき市)
各商品は、東日本大震災から12年の歳月が経過する3月11日より宮城県と福島県内で販売されます。

<参考サイト>
福島民報の記事(2023年2月24日)

福島民友の記事(2023年2月24日)

河北新報の記事(2023年3月1日)

石巻かほくの記事(2023年3月7日)