石巻香煎プロジェクト商品発表会【現代ビジネス学科(石原ゼミ)】

8月24日(水)、現代ビジネス学科石原ゼミナールの学生たちが「石巻発香煎プロジェクト」の商品発表会を道の駅「上品の郷」において開催しました。香煎(こうせん)は、六条大麦の粉を焙煎したもので、昔から砂糖と混ぜて食べられてきました。しかし、現代ではその存在を知る人は少なく、石原ゼミが2021年12月に実施した消費者調査では約7割の方々が「知らない」と回答しました。
宮城県は、大麦の生産が盛んな地域であり、生産量は東北地方の約9割を占めています。また、石巻市は、宮城県の生産量の約5割を占めており、大麦の主要な産地として位置づけられています。
石原ゼミは、昨年度より香煎を石巻の地域資源として位置づけ、石巻市で生産されている香煎を使用した商品の開発を産学連携体制で推進してきました。そして、このたび、9月3日(土)より次の商品を正式に発売することになりました。
IMG_2093のコピー

・石巻発香煎うどん(商品版) 連携企業:(有)島金商店・(株)山形屋商店・(農)舟形アグリ
石巻産の香煎を宮城県産小麦「夏黄金」に配合し、コシの強いうどんに仕上げました。スープは、香煎の風味をご堪能いただけるように開発した鯖だしのオリジナルタイプです。道の駅「上品の郷」のほか、石巻地域の小売店などで販売される予定です。

・石巻発香煎せいろうどん 提供店:食事処こばやし(道の駅「上品の郷」内)
石巻香煎うどんを「もりそば」のようにお召し上がりいただきます(そば粉は一切使用していません)。つゆは、食事処こばやしの店主がこだわった4種のだしを組み合わせたものです。

・石巻発香煎まぜそば 提供店:ダイニングたまり場(道の駅「上品の郷」内)
石巻産香煎を配合したまぜそば専用の麺を、仙台味噌ベースの濃厚なタレに具材と混ぜてお召し上がりいただきます。

このほか、道の駅「上品の郷」農産物直売所では、「香煎ロールケーキ」や「香煎マドレーヌ」などのスイーツも販売されています。石巻市にお越しの際は、ぜひお召し上がりください。