6月9日(木)、DataRobot Japanのデータサイエンスディレクター、小川幹雄氏を講師にお迎えして、「デザイン思考」に関するワークショップをオンライン形式で開催しました。
デザイン思考は、絵や衣服、建造物などいわゆる「デザインそのもの」を考えることではありません。その過程、すなわちデザイナーがデザインを考案する際に用いるプロセスを、ビジネス上の課題解決のために活用する考え方のことです。現在、デザイン思考はGoogleやIBMをはじめとして、様々な場面で活用されているデジタル時代の問題解決手法です。
今回のワークショップでは、ゼミ生たちは普段取り組んでいる「食品ロス対策」「地域活性化」や「健康促進」などのプロジェクトテーマに基づき、デザイン思考を行う上で大事な2つの要素である「ペルソナ」と「ユーザーシナリオ」について理解を深めました。
プロジェクトにおけるメインターゲットの具体像である「ペルソナ」が、どのような流れで自分たちの考案したモノ・サービスを体験するかを描く「ユーザーシナリオ」の作成では、イラストを活用したストーリーボードがたくさん出来上がりました。また、それに基づいたプレゼンテーションをしっかりと行うことができました。
最後に、「デザイン思考はあくまで”思考の型”の一つ。これからも大学や社会で様々なことを学び、ぜひ自分に合った”思考の型”を身に付けてください」と小川氏からエールをもらい、ワークショップを終えました。今回のワークショップでの気づきを活かしながら、ゼミ生たちはこれからも活動に取り組んでいきます!