「気仙沼と世界を繋ぐ未来への道つくり」において気仙沼とインドネシア人移住者の地域間交流についてお話しをうかがいました【多文化社会とビジネス(永田貴聖准教授)】

11月2日、現代ビジネス学科の2年生開講「多文化とビジネス」(永田貴聖准教授担当クラス)において、建設業を中心に多角的な企業活動を実現している株式会社 菅原工業(本社所在 宮城県気仙沼市)の代表取締役である菅原渉氏によるゲスト講義「気仙沼と世界を繋ぐ未来への道つくり」を実施しました。

菅原工業は「企業・地域の課題を海外と繋がる事で解決し、地域の当たり前の日常を提供し未来への道をつくってる企業」を目的として、日常生活に不可欠な道路整備を中心とする地域におけるインフラの充実を担っています。また、人口減少という地域全体の課題にも取り組み、気仙沼市がインドネシア人との交流が盛んであることに着目し、インドネシアからの技能実習生の受け入れ、さらに交流を活かし、インドネシア現地との合弁事業による再生アスファルト生産の事業を拡大しています。海外に目を向けるだけではなく他の地元企業にさきがけて、国内向けのUターンI ターンによる他地域からの新たな人材を受け入れるため新卒採用活動にも熱心取り組んでいます。もちろん、女性の採用にも力を入れています。

菅原渉氏の説明を熱心に聞く受講生たち

菅原渉氏の説明を熱心に聞く受講生たち

菅原工業の人との交流をビジネス活動に活かした挑戦的な試みのお話しをうかがい、受講生からも多くの質問がありました。講義をご担当いただいた菅原渉氏に感謝を申し上げます。