利府町役場にヘアアイロンを設置【ブレンダ・ハヤシゼミ】(実践研究報告No.1)

現代ビジネス学科のブレンダ・ハヤシ実践研究ゼミでは、昨年度から利府町の地域振興の活動にも取り組み、様々な提案をしてきました。その活動の一環として、町役場のパウダールームにヘアアイロンの設置することを提案し、町役場の方と実施方法について検討してきましたが、3月末に設置のご連絡をいただきました。

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利府町には、グランディ21にスタジアムとアリーナがあり、毎年、スポーツイベントやコンサートの開催に合わせて多くの人が訪れますが、この集客力をどのようにまちづくりにどのように活かしていくべきかということが課題の一つになっています。
そこで私たちは、自身の経験からアイドルのコンサート前などに身だしなみを整えたいと考える女性が多いのではないかと考え、利府町役場の設備が充実したパウダールームを活かし、ヘアアイロンを設置することによって利府町に対する満足度の向上を図ることができるのではないかと考えました。
費用を抑え、直接的な収益に繋がる企画を考えることは難しいですが、満足度や印象の向上は利府町のリピーターの確保に繋がる可能性があると考えられるほか、パウダールームにはヘアアイロンだけでなく、利府町のパンフレットやポスター、ふるさと納税のお知らせなどを掲示するため、新たな層に対して利府町のPRをすることができます。

なお、今回設置されたヘアアイロンは、2019年12月に森郷キャンプ場で実施した日台交流イベントの余剰金で購入されました。
今回のヘアアイロンの設置の計画には、盗難防止策など管理の問題もありましたが、利府町の職員の方が調整して、私たちの提案を形にしてくださり、大変感謝しております。

横江 里香(現代ビジネス学科3年)