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各方面で活躍する
卒業生の様子を紹介します
 








 2014/1/9

Vol.1
「第17回 秋田県青少年音楽コンクール」
鎌田 名津美さん(音楽科4年・声楽専攻)が、
声楽部門(大学生・一般の部)で金賞、最優秀賞を受賞しました。(2013年11月23日開催)
安井 恵美さん(音楽科3年・ピアノ専攻)が、
ピアノ部門(大学生・一般の部)で銀賞を受賞しました。(2013年10月19日開催)
 鎌田さんのコメント ・・ 
 安井さんのコメント ・・
 
 鎌田 名津美さん(音楽科4年)
 
音楽科コンサートで声楽ソロを歌う鎌田さん

私は、もともと歌うことが好きで、大勢の人の前で歌うことにも憧れていました。けれども、高校に入学するまでは周囲に歌に詳しい人もいなくて、専門の勉強は何もしていませんでした。高校に入学後、2年の時に合唱部に入部し、合唱を指導してくださる外部の先生からピアノで大学を受験するために先生を紹介していただきました。この紹介していただいた先生がたまたま声楽の先生でした。合唱部に入部し、自信を持ちはじめたところだったので、高校3年の時に思い切って前々から興味があった声楽を本格的に勉強してみることにしました。

 

大学入学後、3年になってから様々なコンクールを受けるようになりましたが、なかなか予選を通過できずにいました。大学4年になり、東京国際芸術協会主催のコンクールでようやく予選を通過し、大きなホールで歌わせていただくことができました。また、地元秋田の恩師の先生方のお力添えで、ソロで演奏する機会をいただくことも多くなりました。

 

「秋田県青少年音楽コンクール」について

このコンクールに声楽部門があることを知ったのは昨年でしたが、申込期間が過ぎていたので、出場することはできませんでした。せっかく大学で声楽を専門に勉強させてもらっているので、何か結果を残したいと思っていましたし、両親にも真面目に勉強に取り組んでいる姿勢を見せたいと思いました。また、地元秋田での開催だったので、卒業後、秋田で活動していくためにも、ぜひこのコンクールで上位入賞したいと思いました。

そのため、慎重に課題曲の選曲をしようと思い、自分がきちんと歌える曲、得意な曲を選びました。コンクールの前には、大学の「音楽科コンサート」でのソリストに選ばれていましたし、また、12月の卒業演奏試験の準備もしなければならなかったので、準備期間はあまりなく、なかなか練習時間をとることができませんでした。

 

コンクール当日の様子

客席には秋田県の音楽関係者の方がたくさんいらして、また、お客様も大勢だったのでとても緊張しました。会場は天井が高く、響きやすいホールでした。

本番では響きを感じ取れず、自分では納得いかない演奏をしてしまいました。けれども最後まであきらめず、役を演じきろう、と全力で歌いました。

演奏後に審査員の先生方の講評を聞き、結果発表で「金賞」をいただき、まさか最優秀賞をいただけるとは思っていませんでしたので、とても驚きました。地元秋田でこのような成績を残せて、とてもうれしかったですし、今後の活動にもつながると思います。

今後の抱負

12月の卒業演奏試験では、今まで勉強してきたこと、コンクールや演奏会で培った経験、関わって応援してくれている人たちの想いを大切に全力で演奏しました。3月の卒業演奏会の出演者に選ばれたので、4年間の集大成となるような演奏をしたいと思います。

卒業後は、学生のときのように1日に何時間も音楽に向き合うことは難しいかもしれませんが、これからも勉強を続けていきたいです。また、いただいたチャンスを活かし、人との出会いを大切にしながら、ひとつひとつ大切にこなしていきたいです。

 安井 恵美さん(音楽科3年)
私は、3歳からピアノを習い始め、地元の秋田でピアノの先生について勉強していました。子供の頃から続けてきたピアノを更に深く勉強したいと思い、宮城学院女子大学への進学を決めました。

 

このコンクールは、毎年開催されていて、会場のアトリオン音楽ホールはとても響きのよいホールだったので、ぜひそこで演奏してみたいと思っていました。ちょうど、前期の実技試験のために、大好きなシューベルトの「即興曲」に取り組んでいて、仙台国際音楽コンクール審査員のブルーノ・カニーノ先生のレッスンを受講するチャンスもあったので、ぜひこの曲でコンクールに挑戦してみようと思い、担当の先生にご指導いただきながら、練習を重ねました。

 

当日は、思うように演奏できなかったところもあったのですが、最後まで集中して演奏することができました。ホールの響きを感じながら、楽しく演奏できたので、とてもよい経験になりました。

 

今後は、聴いてくださる方々に感動を与える演奏ができるよう、練習に励みたいと思います。大きなホールで演奏する経験を重ねることで、響きを考えた演奏ができるようになりたいと思っています。



  宮城学院女子大学音楽科
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