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卒業生の様子を紹介します
 








 2012/12/19

REPORT
2012年度 音楽学会・就職情報交流会 合同企画 
「先輩に会おう!」 −音楽科学生の進路を共に考えるシリーズ−
第1回  テーマ 「音楽教室の先生になる――就活そして今」
講演者  鈴木 奈々  氏
 2007年 宮城学院女子大学学芸学部音楽科ピアノ専攻卒業。
 ヤマハシステム講師 仙台北センター(富谷)、栗生センター等の教室を担当

日時 2012年12月13日(木)11時50分〜12時20分
会場 音楽館E302教室
 

 音楽科学生の進路について、共に考えるシリーズ「先輩に会おう!」。2012年度第1回は、ヤマハシステム講師の鈴木奈々氏のお話を伺いました。

 音楽科学生にとって描きやすい将来像である「ピアノの先生」。でも、一口にピアノの先生といってもさまざまな形があります。楽器店系の音楽教室に就職するには、どんな準備が必要?実際のお仕事の内容は?ピアノの先生をめざす音楽科生が得たい情報を、具体的にわかりやすくお話しして下さいました。

 楽器店系列のピアノの先生をめざし、2年生の頃から講師採用試験の準備を始めたこと。「ピアノ」の先生といっても、伴奏づけ、編曲など、さまざまなスキルが必要なこと。就職試験には、音楽についての知識やスキル以外に、一般教養も含まれること。担当する生徒数も少なく、研修に追われ、大変だった就職1年目。生徒とはもちろん、生徒の親御さんとのコミュニケーション能力が求められること?? ピアノの先生の現実は、お話を伺った在校生にとって大きな刺激になったようです。「一番嬉しいのは、生徒の成長です」ときっぱり語る鈴木氏の笑顔は、後輩達への力強いエールになりました。

出席した学生の感想・・
■ 2年生から少しずつ準備を重ねていたと聞いて、私も漠然と考えているだけではもう駄目なのだと改めて思いました。授業を単位を取るために受ける、その場しのぎの勉強で終わらせるのではなく、就職やこれからの生活にすべて活かせるように一つ一つの授業を大切にしたいです。一般教養も、音楽知識も身につけなければならず、一度にしようとしても大変なので、今から少しずつやれることをしていこうと思います。(2年・ピアノ専攻)
■ ピアノの先生になりたいと思っていましたが、仕事内容の詳しい事もまったくわからなかったので、今日お話を聞くことができてとてもよかったです。お話を聞いて、今後自分が何に重点を置いて取り組んだら良いかが見えて気がするので、頑張っていきたいと思いました。(2年・ピアノ専攻)
■ 今、将来について色々と考えているので、とても参考になりました。「教える立場」というものが楽ではないということもよくわかりました。(2年・フルート専攻)
■ とてもわかりやすく丁寧にピアノの講師の仕事について説明していただいて、改めてピアノの先生の仕事のやりがいを感じ、自分も早く仕事がしたいな、と強く思いました。これから私も先輩と同じ職に就くので、今回、貴重なお話を聞くことができて、よかったです。(4年・ピアノ専攻)
  宮城学院女子大学音楽科
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