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 2010/11/5

REPORT

中学高校の音楽教師。音楽科生があこがれる仕事の代表格です。大学の教職科目を履修すれば教員免許はとれますが、そこから正式の「教諭」として教壇に立つまでには、どんなことが必要なのか。また教育現場での日々の生活はどのようなものなのか。鈴木麻由子氏は、教員を目指す学生が知りたいと思っている情報を、ユーモアをまじえ、わかりやすくお話ししてくださいました。

 

教員をしながら、声楽家としての演奏活動も続けていること、さらに結婚し、母親としての生活もスタートさせたこと、中学校の常勤講師から始まって、正式の教諭となり、教育の中でも未知の世界だった特別支援教育に携わっていること。つぎつぎに目の前に現れる課題にチャレンジしながら、パワフルに道を拓いている鈴木氏の姿は、私もこうなりたい!という、素敵な、そしてとても具体的な理想像。

 
日々の積み重ねが必要な演奏実技の力は、学生のうちにしっかりつけておこう。社会に出たらわからないことだらけ。わからないことは自分からたずねて身につけていくことが大事。そのためにはコミュニケーション力! すてきだと思う人をモデルにして、まねしながら近づく努力をする。ひとりの人間として、女性としてのプライドをもって生きよう。教育も育児も、未来を育てる仕事。そして、教師になったことで、音楽の見方は一層広く、深くなった、などなど。ご自身の経験をふまえた助言は、学生たちの胸に強く響き、明日へ踏み出す大きな力になりました。

出席した学生の感想・・
今、将来について迷っているときだったので、すごく勉強になりました。鈴木先生が「教師」という職業一本だけではなく、演奏活動や子育てなど、様々な経験をされていることを伺って、やっぱり視野、可能性を広げることは大事なんだと思いました。先生が大切なポイントとして強調されていた人とのつながりを大切にして生活していきたいです。。(3年・ピアノ専攻)

私も将来教員になりたいと思っているので、お話をうかがうことができ、とても勉強になりました。具体的な授業の話や採用試験の話も聞くことができ、良かったです。「女性のプライドを持つ」ことが大切、とおっしゃっていたことがとても印象に残りました。今日からまた少し違った気持で音楽に向かいます。(1年・声楽専攻)

とても為になることばかりでした。学生時代から今までのことを詳しくお話してくださって、今後の進路に向けての参考になりました。1年なので、まだ将来のことは漠然としているのですが、教師という職業もすてきだな、と感じました。それから、実技の力をつけておくと、教師になった時、他のたくさんの仕事をこなしながら、授業の準備をするのにとても助かる、というお話を聞き、実技は今しっかり頑張ろうと心に決めました。
(1年・声楽専攻

■とても気さくにお話していただき、ありがとうございました。楽しかったです。貴重な体験を聞かせていただいて参考になりました。教える立場になって音楽に対する考え方が変わったというのが、印象に残りました。私も今、進路について考えている最中ですが、少しずつ自分の気持ちを形にしていけたらいいと思いました。ありがとうございました。(3年 声楽専攻)
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