中学高校の音楽教師。音楽科生があこがれる仕事の代表格です。大学の教職科目を履修すれば教員免許はとれますが、そこから正式の「教諭」として教壇に立つまでには、どんなことが必要なのか。また教育現場での日々の生活はどのようなものなのか。鈴木麻由子氏は、教員を目指す学生が知りたいと思っている情報を、ユーモアをまじえ、わかりやすくお話ししてくださいました。
教員をしながら、声楽家としての演奏活動も続けていること、さらに結婚し、母親としての生活もスタートさせたこと、中学校の常勤講師から始まって、正式の教諭となり、教育の中でも未知の世界だった特別支援教育に携わっていること。つぎつぎに目の前に現れる課題にチャレンジしながら、パワフルに道を拓いている鈴木氏の姿は、私もこうなりたい!という、素敵な、そしてとても具体的な理想像。