今年度第１回目の音楽学会企画　「先輩に会おう！」が開催されました。 講師は、非常勤講師の��橋　麻子先生です。
演奏家としての輝かしいプロフィール。でも、その背後には人知れぬ挫折やそれを乗り越えるための途方もない努力がありました。 大学受験と不本意入学という少しショックな告白から始まって、コンプレックスや挫折感に打ちのめされながら、けっして諦めず目標に向かい続け、本学の非常勤講師になられるまでの道を、留学中のさまざまなエピソードや写真、そしてコンクールでの演奏録音を交えてお話しくださいました。

出席した学生の感想・・ ■先生の学生時代のお話を聞いて、とても衝撃を受けました。先生のおっしゃる最大の努力を先生はどうして続けることができたのかと、疑問でしたが、諦めること、自分が何もせず後悔することが嫌いだと聞いて、私も努力することに上限を決めないで自分が納得できるまで努力しようと思いました。今までの自分の生活を振り返り、反省し、新しく気持ちを入れかえる良いきっかけとなりました。先生のお話を参考にこれからも努力していきたいと思います。ありがとうございました。（１年・ピアノ専攻） ■どんなことにもあきらめずに前に進む先生のパワーに驚きました。努力しても叶わないと思ってあきらめてしまうこともありますが、先生のようにあきらめずに前向きに頑張ろうと思います。（３年・ピアノ専攻） ■自分が努力してももう無理だとか、ムダだと思っていたことがすごくはずかしく思いました。ショックや挫折を知るのがこわくて逃げていたと思います。卒業まであと１年もありませんが、卒業までの数ヶ月、最大の努力をしていきたいです。先生の裏プロフィールを知ることができて、良かったです。（４年・ピアノ専攻） ■色々な演奏家のプロフィールを見ると、確かに"成功者"に感じてしまいますが、今日、麻子先生がおっしゃっていたように、挫折の繰り返しを乗り越えたからこそ、その「成功」があるのですね。自分も今ある環境に納得はしていませんし、コンプレックスを感じることもあります。しかし、これを原動力に変えられるかが、成功へのカギだと思いました。(３年・声楽専攻）

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