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 2011/5/13

REPORT

5月1日、東日本大震災からの復興を願い、音楽科OGによるチャリティーコンサートが開かれました。

会場は、シュトラウスホール(常盤木学園高校)。地震によって、宮城県内のほとんどの音楽ホールが使えなくなった中、無傷だった数少ないホールです。たまたま同日にリサイタルを予定していたOGの高橋麻子さん(本学音楽科非常勤講師)の発案で、高塚美奈子さん(本学発達臨床学科非常勤講師)、声楽ユニットStella 代表千石史子さんを中心に企画されました。音楽科、宮城学院、そして、宮城学院女子大学LAC(リエゾン・アクション・センター)の災害学生ボランティア活動の後援・協力も得、たった2週間ほどの準備期間を熱い思いで駆け抜けました。

   
当日は、開場の1時間も前から待たれるお客さまの姿が。音楽による震災支援への関心の高さを感じました。 
   コンサートは、本学音楽科のなかにしあかね教授作曲の女声合唱組曲《今日もひとつ》から始まりました。現在フリーアナウンサーとして活躍する文化系卒業生沼倉真里子さんの司会で、フルート、ヴァイオリン、ピアノ、と、思いをひとつにするOGが次々に演奏を披露。最後に、OGさらに在学生合わせて130名以上が参加する合唱が、讃美歌とベネディクションを歌い上げました。
 
 
 
上は70代、下は新2年生からなる大合唱団の歌声は、なかにし先生とともに当日までの合唱指導をしてくださった音楽科元教授布田庸子先生の指揮に合わせ、失った親しい方への哀悼の思い、今なお震災の傷を深く負う方たちへの思いをのせ、ホールに響き渡りました。 
 

アンコールとして演奏された《花》《ふるさと》は、会場のお客さまもご一緒に。ホールがひとつになり、復興への祈りが音楽にのせて力強く共有された瞬間でした。

音楽科OGによるチャリティーコンサートは、この後も継続されます。第2回は7月10日(日)午後を予定しております。会場は宮城学院礼拝堂です。OGの皆様、ぜひご協力ください。

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  宮城学院女子大学音楽科
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