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各方面で活躍する
卒業生の様子を紹介します
 








 2010/7/2

REPORT
今回のレクチュアは、新即物主義とそこに至る前のあまりにも自由な演奏、そして現代の傾向、と、まるでミニ演奏史のような前置きで始まり、「演奏と解釈」を考える上で大きな手助けとるお話を伺うことができました。
古典派とロマン派の作品において絶えず自分の感性を働かせること、考えることの大切さを再認識させられました。
テンポ、音色の作り方など、エピソードを交えながらのレクチュアはわかりやすく、同時に奥深い内容でした。
演奏した学生も、先生の指摘によくこたえていました。
長いキャリアを持つ先生ならではのお話がいろいろ伺えて、とても充実したひと時でした。

出席した学生の感想・・
ショパンのバラードの解説だけではなく、演奏する上で大切なこと、文法的なこと、基本となるものなど、たくさんためになることを教えていただきました。バラード3番は、以前弾いたことがあるのですが、もっといろいろな知識を得たうえで、弾けばよかったと思いました。ただ、当時は自分の弾きたいように、ある程度弾かせてもらっていたので、その点はよかったと思います。これから先、色々な曲に触れていくと思いますが、知識、感性、理性など、たくさんのことをふまえて曲と向き合っていきたいです。(2年・ピアノ専攻)
前期試験で、ロマン派の作品を演奏するので、とても勉強になりました。今年は特にレッスンでも「自分はどう弾きたいか」を考えながら勉強を進めるよう、指導を受けてきました。いつも、「どう弾きたいか」と言われて、何をどこまですればいいのかわからなくなって困っていたのですが、今日、先生のお話を聞いてとても参考になりました。(3年・ピアノ専攻)
先生のお話をたくさん聞くことができて、とても勉強になりました。音楽にある文法のようなものを感じること、自分で考えて読み取るということの大切さを感じました。歌を歌うときにも参考になるようお話だったので、自分の勉強にも生かしていきたいです。(3年・声楽専攻)
ロマン派の作品を勉強していたのですが、最近、古典派の曲を勉強し始めました。ロマン派の雰囲気がなかなか抜けなくて、苦労していました。「こう弾きたい」と思っていても、「それは違う」と直される毎日で、自分の感覚がずれているのか、と考えたりしています。今日の公開レッスンを聞いて、前より違う「考え」が浮かびそうです。今後、自分の曲に対する考えをもっと深められたら、と思います。(2年・ピアノ専攻)
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