3年前期で開講している「理科教育法」と理科ゼミで「ネイチャーゲーム」を行いました。「ネイチャーゲーム」はジョセフ・コーネル氏によって開発されたもので、人間自らのさまざまな感覚を通して自然を再確認し、自然との一体感を得るという活動です。
今回学生達が行ったのは、「わたしの木」や「カモフラージュ」というアクティビティです。
「わたしの木」は木を1つの個性をもった生命体と捉え、木への親しみを深める取り組みであり,「カモフラージュ」は道のわきに目立たないように置かれた人工物を注意深く探すという活動を通しての保護色・擬態といった様々な生物の工夫を体感する活動です。
宮城学院女子大学の敷地はたくさんの緑が溢れていて,自然環境に恵まれたキャンパスです。参加した学生達は、目をつぶった状態で木の感触を触って確かめたり、逆に注意深く植物の間を観察したりして、自然に対する感性を高めていました。
今、幼稚園と小学校では、豊かな心を育てる教育を行うことのできる教員が求められています。このような活動も将来役立つと良いですね。